味噌のカツオ

コンクリート・ユートピアの味噌のカツオのレビュー・感想・評価

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)
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ディザスタームービーかと思わせるのは出だしのわずかな部分だけで。
メインのテーマは極限での人間の本質に迫るようなものだったり、このアパート一帯が世界の縮図であるかのような描き方になっていて。

ですが、終盤は902号室のヨンタクとは いったい何者なんだ? というサスペンス的な部分がメインになっていく構成で。
こんな状況になってしまいながら、住民たちに希望の光が差す…というようなラストではないんですね。

映画の軸としてヒューマニズムにアレコレ思いを巡らせつつ、最後の着地点は ちょっと こじんまりとした印象になってしまうトコもあったかな。
まぁエンタメ映画というのはそういうもんかな。

あとエレベーターが使えないと上層階は大変よ。
味噌のカツオ

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