このレビューはネタバレを含みます
これは、変な先入観なく見てほしい作品だな。
見るまでは、悲痛な話なのかなと思ってたら
色んな感情を行ったり来たりさせられて、最後にビンタされて帰されるというか…。
基本ゆったり進み間がある作品だけど
でも不思議と退屈せず見れた。
上流の人間がしっかりしないと下流の人間に大きな影響があるという川の話は、
そのまま組織についても言えるなと思った。
主人公がセリフをあまりに淡々とそのまま喋るので、本心が見えず
都会から来た二人に親切そうにするので「話の分かる良い人」と思ったら、
最後にあんな事するもんで「えぇ!?」てあ然とさせられた。
「都会の人はストレスを捨てにここに来る」というセリフは都会住まいの自分には身をつまされた。
音楽が良かった…。サントラは今後も聞きそう。