パレスチナのガザに留学したイタリア人医学生のドキュメンタリー。
先日「娘は戦場で生まれた」を見たばかりだったから、「見るに耐えない場面が出たら…」と思ってたがそこまでキツくはなく
舞台となってる場所が場所だけに、戦争の影はあるけども、一人の学生の青春としても見れて、それがパレスチナに対しての色眼鏡をとっくれたような気がする。
たとえば、報道で知るガザは爆撃をうけた場所ばかりだったから、「娘は戦場で生まれた」に出てきたアレッポのような廃墟と化してるのかと思ったら、
道を車が往来しててキレイなマーケットもあったりで、ちょっと衝撃を受けた。
(2024年5月現在がどうなってるかはわからないけど…。)
留学先の大学病院に飾られてる写真の中にハマスの設立者がいて、「ハマスが行政もやってるてニュースでやってたな」と思ったり。
壁の外にでる手段がろくに無いパレスチナの若者が、国外に行くための許可申請を待ち望む一方で、
祖国のために何とかしたいという気持ちをヒシヒシ感じる。
避難してる最中ちょっと悪ふざけしながらしてるところに年相応の若さが見えた直後に大きな爆撃がおきてシーンとした瞬間に胸がギュウとなった。