このレビューはネタバレを含みます
エクソシストが活躍しないエクソシスト。
悪魔を信じるのか、神を信じるのか、娘を信じるのか。
悪魔祓いの儀式シーンは正直盛り上がりに欠ける。
冗長に感じる。
ずっといったりきたり、進展がない。
なんか宗教感、宗教観が強すぎて、いまいち感情移入できない。
子役のメイクと演技はすごい!
それだけとも言える。
もっと動きが欲しかった。
人の動きではあり得ない動きとか。
父親に対する頭突き一発では物足りない。
あのくらいの拘束では抑えられないで欲しかった。
神父は瞬殺したのになぁ。
導入部分もやや長く、子どもたちが戻ってきてから、悪魔祓いの儀式に入るまでが一番楽しめたかもしれない。
1作目の母親のところへ向かうシーンでエクソシストのテーマ曲が流れたのは良かった。
終わり方としては悪魔の言うことに従った方の娘キャサリンが犠牲に…。
キャサリンは可哀想。
ただ、もう一方の娘であるアンジェラの母に会いたいという思いに降霊術を持ちかけたのはキャサリン。
それ自体が悪魔の囁きとも言える。
だからキャサリンが殺されたのか。
結局悪魔は祓えてはいない。
むしろ契約したとも言える。
続くらしいが、まだアンジェラの中に悪魔はいるのかな。