このレビューはネタバレを含みます
舞台から映画へ
ぽーんぽーんと時間が飛び、パンフレットチラ見したので市子年表が載っており親切な制作人だなーと思い拝見
杉咲花?!
えー、ちょっとー監督が凄いのか、カメラマンが凄いのか、杉咲花が凄いのか…若葉はいつでも凄いんですが…
これは妖艶な女感あり、彼女の周りの男たちが彼女に惚れるのわっかっるわぁ
杉咲花でそれはないと思ってたら、これはヤラレタ
でも私はキキちゃんを推すよ、底抜けハッピーは誰かを照らすよ
市子を巡るミステリー
かなりキツいドラマで、あー、そうかーそうなるかーとなる
私もちょっーと素性を隠さなきゃ生きてけない小ネタがあり、隠して生きていく事の大変さはとてもよく分かる
素性知ってる奴はとりあえず、二度と顔出さないか、消えてくれ
例えちょっと好きになっていても
なので、若葉。
君は報われないだろう。
どうだろう。
で、ここからは映画というよりも題材の方をちょろっと
無戸籍一万人以上問題、女性の貧困、無知の罪。
海外のように発信して周りが助けてくれる世の中が当たり前だったらもう少し変わったかもしれないし、母親がもう少し賢かったり頼れる人がいれば良かったし、市子がダークサイドに落ちずに戸籍取得の為に動ければ良かったのに…
映画、舞台なので、ドラマチックにしなければ見てもらえないけど、市子が大人や制度の犠牲になりあーやって生きるしかなくなったのは、無戸籍でも懸命に取得する方法を模索する人達には残酷過ぎたのではないのかなんて
ただこの映画は、本当にいる人を描いており、ドラマチックで、市子という人が幸せになって欲しいと願わずにはいられない
悲しい世の中だが、誰かの希望になれなくてもちょっとだけ幸せに出来るように生きていこう自分とその周りくらいは。