映画は忙しい現代人に優しい芸術

ある閉ざされた雪の山荘での映画は忙しい現代人に優しい芸術のネタバレレビュー・内容・結末

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

アマプラ落ちしたので…
3ヶ月前の作品落ちるのすごぉ

キャスト良いのですが、これは無名だらけのが良かったと個人的な感想です。
本未読ですが、東野作品にしてはライトというかヘビーな設定ではあるけど、まぁうんですよねって感じの軽い印象


可もなく不可もない薄い謎解きと薄い人間心情……見る意味ある?ってくらいには薄い薄い映画ではありました。

ただ間宮くんの台詞はよく、他の役者も頑張ってはいたけど、もうそういう人間関係系は、リアルの方が色濃く生身過ぎるのと擦られ過ぎて刺激不足で…役者がいいぶんどうにか出来なかったのかなぁ

濃い映画見過ぎてるせいか、物足りなく…

ではどうすれば面白くなったのか。




んー原作からになるかもですが、アガサクリスティのそして誰もいなくなったを出すなら、誰もいなくなるシチュにして、最後森川葵が誰もいなくなり、完全復讐を果たすが味方であった間宮くんが自害し、大切なものも何もかも失い、車椅子も失い、電波もなく電話もなく這ってしか動けず孤島に残されて…っていう状態にして、

復讐は馬鹿げており、人を孤独にし、堕ち切った先には絶望しかないというテーマの元、間宮劇であったという種明かしのが良かったのでは?

関係なかった重岡もいなくなり、逆に森川葵は焦り絶望。
もしくは、重岡だけが残されて、実は重岡は森川葵や劇団に恨みを持っており、1人づつ実は殺してたとか…


何か綺麗なお話にしてたけど、そう簡単に変わるわけもないと思ってしまうので、もう少し衝撃が必要だったと思うのです。


役者がいいぶん勿体ない印象…