映画は忙しい現代人に優しい芸術

グリーンブックの映画は忙しい現代人に優しい芸術のレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
3.7
実話&黒人差別話とさわりと結末だけ知ってましたが、見るのにちょっと勇気いるなーと避けてました……

本当に流れるように泣かされてしまった


お涙頂戴系は興醒めするが、これは実話という強みもあるせいか、主人公が持っていた差別的思想がどんどん変わっていく様がみていて気持ちよい

黒人専用ホテルに、バーで飲めない、道ゆく人に軽視され、人権はないに等しい扱い…

一つの行動かもしれないが、受けている側は複数受けている。


何事にも冷静かつ品位で立ち向かい、一つの信念と揺るがない軸を持ったドクが本当にかっこいい

誰かが死んだり、急展開はないが、非常に分かりやすく人のあるべき姿でした


自慢したくなる最高の友人が出来るのはマジで最高!いいバディものでした〜




ただ、ドクの食らったパンチを後ろで食らってる主人公って感じの衝撃の少なさなので、物足りなかった
非常にいい話で、見やすい