前作の「ローグ・ワン」が良かったので、期待を膨らませていたのですが、それを超えるのは難しかったです。勝手ではあるんですがね。
多くの方が仰っている様に、目新しさが全く無く、アラばかり目立ってしまう設定はSFとしては致命的とも言える大きなマイナスだと思います。劇中10年かけて開発するのはアレでは無いはず。
全体のテーマは「ブレードランナー」や「火の鳥復活編」SF古典から進んでいないと感じました😭
しかし、それでも観る価値が全く無いかと言えばそうでも無くて、良かったと思えた所を挙げていくと、
・ローグ・ワンでも見えた、ベトナム戦争とSFの融合。SFのファンタジーさを保ったまま、より身近な物語として感じる事ができました。
・序盤のヘリ移動中にかかる、あの🇬🇧バンドのオルタナロックを代表するあの「曲」。全体の雰囲気を表すのにピッタリだったと思います。（あそこが1番あがった瞬間でした）
・子役のマデリン・ユナ・ボイルズ、ジョン・デビッド・ワシントンをはじめ、俳優さん達皆良かったのです。
ギャレス・エドワード監督新作は、雰囲気や期待値が良かっただけに「残念」な感じでしたが、次作も楽しみにしたいです。
