クリーム

春画先生のクリームのレビュー・感想・評価

春画先生(2023年製作の映画)
3.7
春画の世界が少し覗けて面白かったです。内容は、チープなエロティックコメディなので、そんなにハマらなかったけど、有名な春画が無修正で映し出されるのは感動でした。勿論、一瞬なので一時停止必須ですが…。主演の北香那さんは、AVの方なのかと思う脱ぎっぷり。そこそこ、楽しめる作品でした。

江戸文化の裏の華で“笑い絵”とも言われた春画。その研究者である芳賀一郎は、変わり者として知られていた。彼に偶然出会った弓子は、春画の世界の奥深さにすっかり魅せられ、芳賀に恋心を抱くようになるのですが…。



ネタバレ↓



喫茶店のバイト中、客として現れた芳賀が見ていた春画に心を奪われた弓子は、彼の元を訪れ、春画の世界と芳賀に魅了され、性に翻弄されて行きます。
ある日、辻村と言う編集者の男が芳賀を訪ねて来て、弓子と共に芳賀が出禁になっている大学の図書館に出かけます。そこで、大学秘蔵の春画を見せて貰った帰り、バーで辻村から先生の亡くなった妻の話を聞かされ、酔って辻村とやってしまった。
そして、それは辻村が芳賀から弓子の喘ぎ声が聞きたいと頼まれ、スマホで全てを実況していたと言う。芳賀に確認を取るとホントだった…。
ショックを受けた弓子は芳賀の家に行くのをやめます。しかし芳賀が戻って来て欲しいと懇願するので戻ります。そして、芳賀と辻村と共に春画を集める旅に同行します。
そこで、芳賀の亡き妻の双子の姉、一葉と出会う。芳賀はその日から、暫く弓子の前に現れません。
ようやく電話がかかって来て、駆けつけた弓子に欲しい春画の為にある人と一晩過ごして欲しいと言われ、承諾し出かけた弓子。勿論、相手は一葉。しかもSM嬢姿でムチを振り回す。ベッドのしたから芳賀が出て来て、一葉が消え、2人はSMにふけり、伝説の1週間、お篭りで、ずっと愛し合うを決行しました。

ラストにSMの話だったのは、意外と言うか呆れる展開。もう勝手にしてくれ!だったけど、沢山の春画が観れたのは良かったです。ちゃんとイチモツが描かれてる春画もありました。この内容に相応しくない名画達な気がしたが、こう言う映画から春画の世界を覗けるのは敷居が低くて良かったです。柄本佑がイケメンぶってて、笑ってしまった。変わった作品でしたが、なんだかんだ楽しかったです。
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