とりこ

パラダイスの夕暮れのとりこのレビュー・感想・評価

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)
4.3
貧しさ、つつましさ、ユーモア、ハードボイルド。「理由なんて贅沢なもの俺にはない」という台詞が最高に良い。
感触はやさしいけれども、作品を通した価値観は飛び抜けて洗練されていると思う。小さき者たちの矜持。(同じく小津安二郎リスペクトであっても小綺麗なヴィム・ヴェンダース「PERFECT DAYS」とはまるでかけ離れている)

アキ・カウリスマキ労働三部作第1作。ザ・シネマ メンバーズにて視聴。
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