とりこ

我が人生最悪の時のとりこのレビュー・感想・評価

我が人生最悪の時(1994年製作の映画)
4.0
物語も音楽も設定もギミック台詞もケレン味、遊び心がたのしい。暴力はちゃんと痛々しく現実の残酷さもある一方、家族でも他人でも思いやる心が通じ合う世界観がいい。猥雑で生命力に満ちた下町

同じハードボイルドなやさしさという面で言うと、松田優作の「探偵物語」は生い立ちは一切なし、街の中の人間関係だったけれども、濱マイクの方は家族の愛着、しがらみに思い切り絡め取られて行くのも両者それぞれの世界

若い頃映画館で観た作品。WOWOWにて視聴
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