ポスタービジュアルは最高だけども期待し過ぎたようだ。畳み掛けるメタという構造は面白いですが、““映画““の魅力としては映像と噛み合っている気がイマイチせず…
夢邪鬼のキャラデザインが好みじゃないというのもあります。ギャグセンスが少し、、(原作4巻に夢邪気自体は登場するのですが、映画では更に好きじゃない方にデフォルメ・マイナーチェンジされてる感があります。好みの違いとは思いますが、)
やはりどうしてもオリジナルと比べてしまうのですが高橋留美子氏原作マンガのキャラクター性、内面性の掘り下げ、間、センス、異世界への感受性等々あまりに圧倒的で逆に新しい試みが古く感じてしまうのですね時間の経過と共にきっと
タイムリープものの先駆的評価がよくなされますが、そもそも日常の中の非日常、その理由も分からないながらゾッと感じる説得力という感性は高橋留美子氏の世界なのであって、ビューティフルドリーマー自体の独立した個性とも言えないのでは。その非日常への洞察についても及ばずの感が拭えませんでした。頭でっかちな印象です
好きな場面は、面倒の送迎車のライトが照らす迷路のような夜道と4階建てになった友引高校で上下左右エッシャーのような堂々巡り(でもこれももっと面白い作画ができそうな気がしてしまって、、)
声優さんたちは素晴らしかったと思います。さくら先生大好きです
タイトルも美しいです。““ビューティフル・ドリーマー““