挿入歌の使い方がすごく素敵だった。
使われるほとんどが「偶然酒場で流れてきた音楽」なのだけど、それが猫のようにするりと私たちの心の隙間に入ってきて座り込む。
時に主人公と観客の心に静かな波紋を生み…
もはや昔話的。
引用があざとすぎて辟易。
犬登場からがこの映画。
女性二人の男性決別バンドの楽曲。
女性二人のバンドの歌詞「私は囚人 墓の周りもフェンスで囲まれている 地中深くに埋めてほしい」という…
このレビューはネタバレを含みます
※2,200字になりました。
フィンランド、ヘルシンキに暮らす、もう若くはない男女が少しずつ近づいていく姿を描く。
お恥ずかしいのですが、私はアキ・カウリスマキ監督作品を観るのは本作が初めて…
© Sputnik Photo: Malla Hukkanen