頭の中と時間に余裕がないと見れない映画だと思った。と言うのも、この映画は主人公の日常を淡々と映したものだから。余裕のなかった私にとっては前半の動きのない毎日には早くここから出してくれ〜と発狂寸前だっ…
>>続きを読むルーティーンを大切にした慎ましい生活。いろいろ辛酸も嘗めてきた老いていく人生の中で、人の気持ちもそれなりにわかっているからこそ、人を邪険に扱えない。
そんな人の、人生いろいろなラストの表情変化。その…
広告代理店のインバウンド戦略とヴェンダースのオリエンタリズムが良くも悪くも合致している(クールジャパン版東京画?)。
役所広司演ずる平山のルーティンの中で出会った人たちが訳ありな振る舞いをし、それに…
ダイワマン圧巻でした。
タイムリープくらい同じ日々を繰り返している様に見えるがひとつとして同じ日、同じ時間はない。
それをカットや表情で表現されていてすごい作品であった。
没入感こそ無いもののすー…
このレビューはネタバレを含みます
沢山の賞を受賞されているが、内容としてはかなりなだらかに、役所広司さんのセリフも少なす、映像が流れていくような作品。
だが、賞を取ったのも納得の、役所広司さんのセリフのない演技、表情、瞳、息遣い、ど…
この作品に日本の俳優を起用して現代の東京の風景で撮影したことに価値は感じた。
ただそうなると"足るを知る" という精神性や、もう少し深い部分での泥臭さや生き方の部分だけ描いてくれたほうが説得力あった…
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