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バカ塗りの娘のプライアのネタバレレビュー・内容・結末

バカ塗りの娘(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

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真由は両親が離婚し、漆塗りの父と住んで、少し手伝ってた。
本当は漆塗りを継ぎたいが、スーパーで働いてた。
やりたい仕事ではなかったからか、ヘマばかり。

ある日、兄が恋人とロンドンに行って同性婚すると言い出す。
よって漆塗りは継がないと、喧嘩同然で出て行った。

そんな折に真由は廃校になった母校に忍び込み、ピアノを発見。
それに漆で装飾することを思いつき、役場で許可を得て実施。

するとそれが好評になり、ヨーロッパに招かれることに。
ということで空港で父との別れのシーンでジ・エンド。
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バカ塗りというのは、バカ丁寧に何十回も塗り直す津軽塗りのこと。

うーん・・・評価がいいので見てみたが、今イチに感じたなあ。
真由がそもそも引っ込み思案で口下手で、あまり自分の意志がない。

その人が急にピアノを装飾しようと思った経緯が、よく分からず。
わざわざ役場まで行って、許可を求めるなんて相当な意志やで?
ましてや、不法侵入を咎められる可能性だってあるのに。

その作品を作るに当たって、過労で倒れるシーンは確かにあった。
でも大変さが伝わるのはそこくらいで、意欲も苦労も今一つ分からん。
でその最初の作品がいきなり世界に認められました~・・・って!

大ベテランの父でさえ漆だけで食ってくのが難しいから、
家計を支えるためにパートで働いてた真由が簡単に成功・・・・。
うーん、それでいいのか?って思ってしまったな。
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