このレビューはネタバレを含みます
かっこよすぎる。
みんなそれぞれ違う人間で、パターンなんかなくて。
隣にいたから、そこにいたから、ただそれだけの人に対して、自分のしたいように接することの厚かましさとあたたかさ。よかった。
20…
障害を扱った作品なのに、なんだろう、観賞後のこの心の幸福感は?
上白石さんと松村さんの恋愛感情とは違う互いを気遣う思いやりの気持ち。そして彼らを優しく見守る、光石さんや渋川さんをはじめとする心に傷を…
ぼんやりと遠くから見える誰かにも、近づいてみれば、見えていなかった何かを抱えていることを知る。ひとや物事へ向ける倍率を変えることで、きっと新たな景色が目に映る。それはまるで望遠鏡で星を覗いた時のよう…
>>続きを読むPMSに悩む女性と、パニック障害を持つ男性が、同僚となりお互いが歩み寄り症状を理解して助け合う姿がほっとする映画だった。
ミニシアターでみたら、感動するのかもと思って見ていた。
女性しかわからない…
うまくいかないこともたくさんあって、その度に落ち込んで、心が弱っていく。そんな日にはただ、隣に立っていてくれるだけでいい。この映画はそんな、ただ隣に居てくれて見守ってくれるような優しさで包まれてまし…
>>続きを読む三宅唱監督の作品は、どうしてこうも日常が美しく見えるのだろう。普段見ている場所や、街並みなど、すべてが愛おしく見えてくる。ストーリーももちろんだが、映像の美しさを超える監督はなかなかいないだろう。そ…
>>続きを読む沁みる。沁みた。沁みている。
ほんと嘘くささやくどさがなくどこまでも真摯な眼差しに脱帽。
場所の捉え方が良すぎるし、光石研が光石研史上最も光石研してる。
去るものと残るものの対比におけるシンプルな演…
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音についてのメモ:上白石は松村が炭酸のペットボトルを開ける音を聞いて苛立つ。歩いて行ける範囲が世界の全てと書かれたパニック障害についてのブログを読んだ翌日に、洗い物をしていた上白石が窓の外から聞こえ…
>>続きを読む2024年劇場鑑賞8本目。
PMSもパニック障害も、当事者にしか分からない苦しみを抱えている。この作品を通じて、認知が広がればと願いました。
互いの病気を分かるのではなく思いやる二人の距離感が心地…
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会