弱いことは恥ずかしくない。
子どもは固まる前のセメント。
女の〇〇という言葉はおじさんが作った言葉。
本当にその通りで、名言ばかりなのに、説教臭く感じないのはキャラに合っているから。
言う場面が合っているから。
そして作品自体が面白いから。
女の〇〇という部分は少し時代感が前の気もするが、言っていたのがおじいちゃんだったし、まあいい。
これだけ色々な媒体で言われているのに、未だに何も変わっていないんだから、何度でも言い続けよう。
メッセージ的なんだけど、あくまで話が面白いから観てしまう。
スッと入ってくる。
そして菅田将暉さんが演じる整の話し方もその一因。
犯人自体は序盤でわかるし、整じゃなくても違和感に気づく。
まあ多分そこが見せたいところではない。
それでもゾワゾワするし、先が観たくなる。
松下洸平をカラマーゾフの兄弟で知った身としては犯人役の松下洸平が好きなのて良かった。
皆、整みたいな価値観ならいいのになあ。
でもそれはそれでめんどくさいか。
皆、整なら整みたいな価値観は生まれないかもしれないが。
私もこの今の常識や社会には違和感ばかりで、常々考えていることがたくさんあります。
心のなかに小さな整くんが生きる人が増えたらなと思います。
映画館の中でポップコーンを「音を立てて」食べる人に言っています。
ドラマの続編映画は映画でやる意味あるか問題ありますが、ドラマの続編だから言ってますよねー。
ドラマの続編でなければ、こういう映画けっこうあると思うのですが。
まあドラマの続編だから観た感はあるにしろ。
少しでも楽しかったり、泣いたり、心が動くものがあるなら、観て良かったのだと思います。
だから観て良かった!