たーぼー

2300年未来への旅のたーぼーのレビュー・感想・評価

2300年未来への旅(1976年製作の映画)
4.8
ゴールデン洋画劇場で初見
その後DVDやU-NEXTで幾度となく見てる((*゚Д゚)ゞデシ!

今思うとB級SFだけど中々デストピア映画まっしぐらデツ
(´ー`*)ウンウン

人口増加と消費と環境汚染の為全ての人々が地下ドームに住んでいる。人々は遺伝子操作されて試験管から産まれてくる
そして既に名前は決まっていて○○○○の後に数字がつく例えばローガン1とか
人口統制(所謂口減らし姥捨山とかみたいなものか?)の為年齢制限が設けられている
年齢制限は30歳各々手に埋め込まれたクリスタルが30歳になると点滅
そうなると強制的に粛清される
円形闘技場みたいなステージに
白装束フードを取るとジェイソンみたいなマスク(キ、キ、マ、マ、藁)
会場からは拍手喝采そして声援
ちゃんと生まれ変われよ〜
(マザーコンピュータに生まれ変わりを刷り込まれている)そして乗っている台が回転しだし宙に舞う。
さながらメリーゴーランド(いつしかメリーゴーランドと呼ばれるように)そして1人ずつ消滅していく
その市民の中で特殊な職種がある。
それがサンドマンで儀式に全ての市民が喜んで参加する訳では無い
やはり長く生きたいと思っている者もおり、脱走する
それを捕まえ処理するするのが役目
この時も監視室から脱走したと無線で通報があり同僚のフランシスと共に追撃するローガン
脱走した男を🔫で撃ちエントランスから落ち男は死亡
これで生まれ変わりはないな
逃げなければ生まれ変わったのに
(このセリフ意外と怖い((((;゜Д゜))))
その後処理班のホバークラフトがやって来てその死体に薬を散布
見る見る内に溶け始め跡形もなく無くなる(一体どんな薬だ?)
🏠に戻ったローガン(🏠と言うより各々の部屋だよな( -ω-゛)σ一戸建てとかマンションやアパートじゃないデシな)フランシスと
デートマシーンでマッチングした
女性陣と大騒ぎ
何かシッポリしたいと新たに探しマッチングしたのがジェシカ
そのジェシカが部屋にテレポーティングされる
夜を共にしよう
そんな気分じゃないのごめんなさい
なぜ?そういうつもりできたんじゃないのか?
いいえさっき私の友達が生まれ変わりの儀式に参加して今辛くて
なんとなく来たの
辛い?生まれ変わりするんだぞ?
こんないい事ないだろ
あなたサンドマンねサンドマンに
私達の気持ちが分かるわけが無いわ
そうは言っても儀式は参加しないと殺されるぞ
生まれ変わりもないんだ
あなた本気で信じてるの?
そりゃそうさ生まれ変わるんだから
ただ殺されるだけじゃない
生まれ変わりなんてないわ
そして立ち去るジェシカ
ローガンはなんか気になる
そして先程殺処分した男のポケットからアンク(古代エジプトの象形文字をかたどった物)
をマザーコンピュータに提出
そしてマザーコンピュータから極秘任務を言い渡される

ランナー(逃亡者)のサンクチュアリに潜入して抹殺しろ
ローガンはでもクリスタルがこのままではバレますし受け入れてくれませんよ?信用してくれないだろうし
そう言い終わった途端マザーコンピュータから光が
するとクリスタルは点滅状態の赤になる
酷いまだ赤になるまでまだ先があったのに
任務が終わったら元に戻してくれるんですよね❓
マザーコンピュータは無言のまま
仕方なくローガンはジェシカに会う
訳を話したローガンをジェシカは
まず顔を変える為整形外科に行く
よう勧める
2人は整形外科医の元に実はこの整形外科医も助手もジェシカと同じランナーの仲間で逃亡の手助けをしていた

そして極秘任務を遂行するべく
ローガンはサンクチュアリにジェシカと共に向かう

そしてそのサンクチュアリはドームの外にある事が分かる
だがローガンの行動を怪しんだフランシスが後から追いかけて来たのだった

派手さはないけど地味ながらストーリーが面白く
後半部分に出てくるぶっ壊れた精肉工場のロボットBOXがインパクト大
このロボット顔の表情が豊か
BOX演じていた俳優は
ロスコー・リー・ブラウン
ベイブとベイブ都会へ行く
のナレーション(吹替は橋爪功)

そしてドームの外に出会った老人はピーターユスティノフ
ジョン・ギラーミンのナイル殺人事件のポワロ役
ローガンはマイケル・ヨーク(三銃士四銃士オリエント急行殺人事件)
ジェシカはジェニー・アガター(狼男アメリカン)
フランシスはリチャードジョーダン(リンチ版砂の惑星のダンカン)

今見直してこの状況が遠い未来ではなく近い未来のような気がしてならない((*゚Д゚)ゞデシ!