約60分の、どうにも映画的としか言い様のない、非常に純度の高い映画に出会ってしまった。
本作は、なんていうか、ロメールとかホン・サンス的な感覚があるんだよね。
いわゆる大手シネコン向きなエン…
ど頭の、吊り革の手から手→車窓の景色→隣に立った男の読んでいる本を覗いている様
というバス内のシーンで既に心を掴まれたし最後まで撮影、映像表現がかなり決まっていた。
決まった方向に流れる運動をする…
朝子リターンズで激アツだった
最初の手→顔ショットからもうやばすぎ
唐田えりかは、その存在感から逆算して話を紡いだ時に滅茶苦茶輝く
「寝ても覚めても」では天才東出との血みどろの戦いの末、最果てに…
めちゃくちゃ好きだった
寝ても覚めてもでもそうだったけど
浮世離れした女を唐田えりかが演じたら
どれも一級品だな
バスで隣の男の本を盗み見る時なんて無機質すぎて、人の形をした別の何かにしか見えなか…
面白かった人もつまらなかった人も語ろうぜ系映画。
序盤こそ初対面でなんだこの喋り方は!とツッコミつつ気付いたら夢中になっていて観賞後感は堪らなく余韻を残す。
自分の感性が鈍かったり単純に頭が悪いこと…
なんとなーく観てみたら
「当たり」でした。
舞台をみているような、
日本版「ビフォアシリーズ」のような、
そんな文学的で棘のある会話劇。
エッジの効いた会話劇が割と好みなので、
好きな作品がまたひ…
ファーストカットのつり革につかまる手のアップから、ラストショットまで映画的魅力に満ち満ちた傑作。少々浮世離れした初対面の男女が時間を共有するある1日を描くが、終始2人は画面に留まらず、付かず離れずの…
>>続きを読む車内での長尺の会話、橋の上での長回し、本読みのような感情を抑えた口調など濱口竜介ライクな作品で好み。
ぜひ竹馬監督にはこれからも作品を作り続けていっていただきたい。
最後に、やはり唐田えりかは天才…
絶対好きなやつと思ったところ、やはり!
1カット目つり革を持つ手で確信できた。
ほんとに唐田えりかは現実を放棄した人が合う。わたしは、の方は、直線の行き来だけでなくもっと放射線状に伸びている感じがし…
ワオ!引き込まれたー
偶然と想像よりとっつきやすかったなぁ
この虚構の世界にすんなり入れたし唐田えりかさんが素晴らしすぎる。
現実とたまたまリンクした内容も奇跡だけど、まぁそんなことは映画を楽しむ上…