1923年ロンドン郊外リッチモンド、作家ヴァージニア・ウルフは新作『ダロウェイ夫人』の書き出しに悩んでいる。1999年ニューヨークではクラリッサが死期の近い昔の恋人リチャードの文学賞受賞パーティーの…
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原作未読、映画未見のうえにオペラにも詳しくない状態で見ました せめてダロウェイ夫人読んで行くべきだった
歌唱や演技もすごいけどコーラス、ダンサーの人たちによる演出がすごかったです インタビューでも言…
オペラ自体初見だったので、まず歌唱に驚いた。あんなに力まずに話すように歌うことが出来るんだ。
第一幕終盤の合唱も素晴らしいし、
後半時代を超えてめぐりあう女性たち3人の歌声が織り重なるシーンもとて…
こんな素敵なディーヴァが3人も揃うことってある?!ずっと心待ちにしていたので嬉しい!
アカデミー賞を受賞した映画作品があまりにも有名なので、小説、映画とどのように切り分けられるかがポイントだった…
映画版ファンならにっこりしたくなる映画版へのオマージュもちりばめられながら全然別物の新作オペラに、そしてきっと最高傑作
演出でみせるヴァージニアのメンタルが大変すぎる執筆シーン、ノイズとコーラスとモ…
#16
よくこの小説をオペラ化したものだと感心した。
まさに三つの時代を同時に描くことは、音楽でないとできないことで(あの映画版でも、女優3人は一度も顔を合わせていない)、特にラストは感動的だった。…
(c)Paola Kudacki/Metropolitan Opera