アー君

ダークグラスのアー君のレビュー・感想・評価

ダークグラス(2021年製作の映画)
3.1
ダリオ・アルジェントの最新作。
前にみた「サスペリア・テルザ・・」が微妙だったので、今回はどうかなとは思ったがそれほど悪くはなかった。巨匠が撮った映画という事を頭に入れず、テレビドラマの拡大版であれば評価としては平均ぐらいである。

オープニングの皆既日食は、主人公の将来を暗示をさせるあたりは凝った撮り方をしているとは思うが、その後の不利な状況に機転を利かして、犯人からどのように立ち向かうかというシーンが見当たらず、サスペンスホラーとして少し消化不良であった。

ストーカー殺人鬼の正体も誰なのかは伏線があったため予想がついてしまったので、そうであれば最初から顔バレでも良かったとは思う。

音楽はゴブリンが演奏をしてはいないが「サスペリア」を意識しているような旋律でノスタルジーとしてみれば深みはあった。

[イオンシネマ板橋 20:50]
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