『One For The Road』
『ブエノスアイレス』みたいなゲイの映画だと思って鑑賞したら、全然違った。
優しい響きのタイ語、やっぱり大好き。
あぁなんて温もりのある言語なんだろう。
タイ語訛りの英語も◎
バンコク、コラート、サムットソンクラーム、チェンマイ、パタヤ、そしてN.Y.
バー、お酒、恋愛
バンコクの街並みを象徴する鉄格子のシャッター
カセットデッキ付きの車
ちゃんとキーを差し込んでセルを回す車
オレンジ色のベストを着たバイタク
好きな要素しかない！
過去の恋人たちに会いに行く旅✕ロードムービーみたいなジャンルの映画それなりの数あるし、なんとなく観ちゃうけど、実際は悪趣味だしいい迷惑。元恋人が自分の職場に来るとか寒気がする。感傷に浸るのは自分の心の中だけにして。勝手な偏見だけど、過去の恋人たちに会いに行く旅ムービーの主人公はほぼ男性だよね。女性はこんなバカなこと絶対しない。でもそんなバカな男たちがとてもかわいくて愛おしく思えたりするんだな〜。
創作料理というか創作カクテルとかってたいていあまり美味しくないんだよね…。作り手の心意気は感じるけど結局クラシックなカクテルが一番美味しい。私にはダイキリ(バーで飲む用)とモヒート(リゾート用)さえあればそれで十分。でもほんとは甘いお酒は好みじゃない。お酒そのものの味はいうまでもなく、誰とどこでどんな時間帯にどんな会話をして味わうのかが一番重要。ビーチで飲むフレッシュフルーツとパラソル付きのピニャ・コラーダは最高に美味しい。天国の味。
あぁそうかそういうことか。これは恋愛映画なのか。
でも、失った数年間(10数年？)の空白はそんな簡単には埋られない。大きすぎる損失だよ。
