課長(以下課):テレ朝のドラマで好評だったシリーズの映画化ということだが、何だろうなこの「微妙にスベってる」感じは。
ヒロシ(以下ヒ):ミステリー物として見ても、コメディとして見ても微妙ですが、まぁたぶんコメディとしてこのユルい感じを楽しむのが正しい見方ですかねー(笑)
課:プロットはよくあるやつだから、キャラクターの存在感がキモになると思うし、そのためのキャスティングもうまくいってると思うんだけどな。
ヒ:七人の秘書は木村文乃さん、大島優子さん、菜々緒さん、広瀬アリスさん、シム・ウンギョンさん、室井滋さん&江口洋介さんですから、決して手を抜いていないというかむしろ豪華キャストですが、全体的に演出がまずいのか、それぞれのセリフや行動が「かなりイタイ」感じになってます。
課:シム・ウンギョンなんか『新聞記者』を観たらもっと輝く演出があると思うけどなー。今回は「調子の悪いイモトアヤコ」みたいだったな。
ヒ:笑笑、それぞれのカッコいいパートがあってこそ、コメディパートも生きると思うんですけどねー。
課:まぁそんな「カッコ悪い」主人公グループに合わせてか、悪役のキャラクターは「かなりゲス」に設定されていて、その点は幸か不幸か成功している感じだったな。
ヒ:笑福亭鶴瓶さんと岸部一徳さんは「マジで気持ち悪い」お二人でしたからね。このへんは見どころといっていいんじゃないでしょうか(笑)
ストーリー 3
キャラクター2
世界観 2
演出・演技 2
音楽 2
雪山でそれは寒いって!度99