一口に部落問題と言えども、それぞれの立場や距離感などに依るところも大きく、各人各様というかその内容は色々である、という事を(目撃して)実感する為に成程納得の分量。非常に意義のある長さ。
"実態は様々…
映画として秀作かどうかというより、
私個人が興味を持っている題材と、
後世に遺していくべき資料映像という意味でこの点数という感じ。
パンフレットは買った。
来週の舞台挨拶、仕事で行けないのが心残りだ…
力作。
これだけ触れ描くにはこれだけの尺必要ですよね。
登場する方々の話す内容、その語り口の迫力。
手持ち鼎談や監督自身の体験に記憶喚起され新たな気付きに驚かされ。
若い世代が今も体験されていること…
「部落」の当事者、研究者、差別する側の人々、とさまざまな角度からの語りを記録した映画で、近所に住む人の人生を横で頷きながら聞かせてもらうような、もっと聞いていたいと思うようなふしぎな感覚だった。
よ…
タブー視されている素材を集めて映画にし、公開にまでこぎつけたことは素直に称賛したい。
私は無知は罪だと考える人間なので多くの人に観て欲しいドキュメンタリーだとも思っています。
ただ、やはり3時間…
面白かった。「面白い」という表現は不適切かもだけど、シンプルに面白い映画だった。205分という上映時間にはちょっと躊躇したけど、観て良かったと思う。
「部落差別」とか「被差別部落」という言葉をいつ…
猫が出ない映画
映画としては凡作。ドキュメンタリー映画であっても映画であるべきで、訴えたいストーリーがあって、それに沿った大筋が無いと見てられない。この作品は撮ったインタビュ映像を余すことなく使っ…
当事者の記憶や感情の襞へ分け入る手つきの繊細さ、
画作りに偏見が加わるリスクへの慎重さ。
極めて出色のドキュメンタリー。よくぞここまで切り詰めたと感心しきりの205分で、“部落”を巡る諸相への見晴…
(C)『私のはなし 部落のはなし』製作委員会