イル・ポスティーノの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 79ページ目

マッシモ・トロイージが撮影後すぐに亡くなったという作品。それをなしにしてもいい映画ではないでしょうか。

宗教も政治も詩も思想のひとつ、とか、考えたら止まらないくらいメッセージがある気がする
なにより最初から最後まで言葉も映像も美しい

イタリア映画。イタリアの小さな漁村に亡命してきた世界的詩人と、郵便配達員の交流を描いた作品。
人間愛と自然が美しい。ちょっぴり切ない展開には不思議な気持ちになる。分かり合えてたはずなのに…

海辺に自転車。青春映画の定番ですね。詩人の思想は青臭く感じるのにラストまで臭わない。

「映画を撮ることは世界を愛することである。いま君のいる場所を、よく見つめてごらん」映画の中の郵便屋さんからそんな言葉を届けてもらった気がする。

知人に勧めたら、何でこの映画を勧めたのと聞かれた。何でだろう。凄く良いからです。

言葉にできない良さがあります。友情や愛が築かれていくのがなんかいいです。

イタリア男は惚れた女は意地でも落とす。小説家のおじさん結局最後まで他人事っぽかったね。