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すべては大丈夫の作品紹介

すべては大丈夫のあらすじ

カリスマ的なイノシシの将軍に率いられた動物たちが人間たちを奴隷として支配するディストピアの世界。カンボジアの大虐殺から、近年は一般的な専制政治や虐殺をテーマにしつつあるリティ・パンの最新作。ベルリン映画祭で銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞。

すべては大丈夫の監督

原題
Everything Will Be Ok
製作年
2022年
製作国
フランスカンボジア
上映時間
98分
ジャンル
ドキュメンタリーファンタジー

『すべては大丈夫』に投稿された感想・評価

たむ

たむの感想・評価

3.6
リティパン監督最新作でベルリン国際映画祭でも受賞して、気になっていた作品がフィルメックスで上映です。
新作はフィルメックスで上映してもらえるので、非常にありがたいです。
久々の土人形を使った作品で、ある意味『猿の惑星』です。
動物が人間を支配して、人間の蛮行を映写して観る、という特殊な手法での映画なので、パン監督のこれまでの作品同様とっつきやすい映画ではないです。
パン監督のこれまでの人生が人生なので、今回のような蛮行をテーマにした作品には、独特の感情が溢れています。
土人形を使う事で、客観的な時もあれば、ファンタジーになっていく時もあれば、不思議な感覚です。
人間のろくでもない行為の数々が、そのマネをしていく動物達もろくでもない存在にしてしまう。
記録映像を使う点ではソクーロフ監督の『フェアリーテイル』を思い出させますが、この手法は流行っていくのでしょうか。
全体主義の恐ろしさが描かれますね。
[リティ・パンはお怒りのようです] 0点

2022年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。リティ・パンは前作『照射された者たち』以来二本目ということで、初の人形劇となったわけだが、内容は前作とほぼ同じだった。今回はもう冒頭での『カメラを持った男』のOP→モノリス登場でイノシシ集合という分かりやすすぎる映画史タダ乗りに閉口。その後は取り敢えず見えるもの全てに怒りをぶつけまくり、森林破壊、独裁政治、核実験、強制労働、監視社会などにとにかくキレ散らかすのを、抽象的すぎて全く心に引っ掛からないお説教ナレーションで紡いでいく。今回は六分割画面という、前作のトリプル・エクランを倍増させた画面が登場するのだが、ヒトラーやレーニンの映像を市松模様に配置するだけでひたすらサムい。ただ、パン本人が作ってるらしい人形だけはとても良かった。全く活かせてないのが残念でならない。あと90分短かったら傑作だった可能性もあるが。西欧の映画祭ディレクターはアジア映画とかディグるの面倒だから昔に発掘した人をチヤホヤし続けてるだけなのでは?
どど丼

どど丼の感想・評価

4.0
今年の東京フィルメックスのクロージング作品は、ベルリン銀熊案件。動物たちが人間を全体主義体制によって支配するディストピア世界を、木彫りの人形と実際の記録映像を用いて描く怪作。ド直球な風刺映画で、かなりドギツイ映像も。

映像・イメージを通して統一的なイデオロギーを大衆に植え付けたり、革命心を持つ人々が現れるのはオーウェル「1984」を彷彿とさせるが、本作はヒトラーやスターリンら過去の独裁者から家畜を嬲り殺す映像まで実際のアーカイブを引用している以上、かなり現実に即した作品である事がよく分かる。コロナ禍のロックダウンやトランプの存在が制作の契機にあるというのはとても納得。

動物たちを模した人形をあれだけシリアスに、それでいてアーティスティックに映し出す手法と力量に驚く。なかなかの衝撃映像だったが、非常に意欲的な映画芸術を観た。

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