Takashi

すずめの戸締まりのTakashiのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.9
私は2回映画を観に行きました。そしてその後、劇場で受け取れる無料の限定特別本「新海本」を読んでいました。

感動する映画であることは間違いないです。音楽もかなりのこだわりがあります。ここでは、「新海本」の話と音楽について書いていきたいと思います。



「災害等で寂しい場所が増えてきている。それを考えるきっかけになる映画」
新海監督がこの映画のコンセプトについて考えたのと同じことを私も考えていたことがありました。
多くの災害が頻繁に来ている日本に住んでいても、日本人は先祖が作ったことをもっと丁寧に考慮していないと思います。
それは経済が優先事項になったり、理由は様々あると思います。

彼の他の作品「君の名。」「天気の子」も同じようなことを主軸にしているのだと思います。
日本に住んでいる限り、私たちにとって重要なことは永遠の存在であるべきであることに思います。

日本の各地の現状を考えさせられる映画でもあると思います。


また映画音楽についてですが、
映画制作発表ぎりぎりまで、映画音楽の調整をしていたことはとても素晴らしく、確かに、携帯のアラートの異質さを際立たせています。

また、新海監督の優しさからか、この映画は、あるすずめと草太が取り組む危険なシーンを音楽で、恐ろしくもできると思いますが、途中で、音楽に聴き入るシーンをわざと挿入しているような気がしました。
その効果か音楽からも、一般のみなさんがそれに気にしていない感じが出ていて、とても良かったです。

色々楽しめる映画だと思います。
Takashi

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