りょう

古畑任三郎スペシャル しばしのお別れのりょうのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

山口智子スペシャル回。

伏線回収がかなり気持ちいい脚本でした。特に一番初めに古畑が二葉鳳翠の楽屋を訪れた時のスタミナドリンクから疑ってたなんて。自販機が壊れてたとか、今泉の下らないダジャレなど、一見伏線に思えないようなことが後々効いてくる。三谷幸喜おそるべし。

殺した二葉鳳水の通夜のシーン良かった。古畑と今泉もやらされるのがウケました。

表現の考え方に決定的な違いがある上、弟子以上の関係を求めようとした師匠。古畑に全てを見破られた後、むしろ清々しい顔をした二葉鳳翠。しばしのお別れ、また這い上がって戻ってきてやるって意志が感じられました。山口智子お見事。

調べてみたら、この放送が1996年3月27日、翌4月15日からロングバケーションが始まってるってことは、山口智子全盛期って感じか。今もなおあんまり変わらなくておきれいですが。
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