ギフトを巡る権力争いドラマ。
うだつの上がらない病理医藤巻(反町隆史)が見つけた未知の殺人球菌「ギフト」。それは完全犯罪を可能にする球菌だった。藤巻は「ギフト」を巡る争いに巻き込まれてしまう…。
令和のヒットメーカー黒岩勉オリジナル脚本。黒岩勉なので期待して見ていましたが、正直期待値は超えず。
途中から慣れるものの、あまりに弱い藤巻先生の役に反町隆史はミスキャスティングとしか思えない。他にも波瑠の魅力が十分発揮されたとは思えない。本坊事務長の筒井道隆と白鳥理事長の佐々木蔵之介、郡司先生の津田健次郎は良かったですけどね。
権力を得るために「ギフト」を使い、人殺しをするというのは医者としてあるまじき行為。唯一医者として揺るがなかったのは藤巻先生だけという悲しき病院。権力が人を変えるというのはよくあるけど、医者が権力を欲したら負けでしょ。
続編あるっぽいけど、もういいかな。