仮面の大使

義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャルの仮面の大使のレビュー・感想・評価

4.0
 愛の物語の完結編。

 13年間、支え合って生きてきたみゆき(上白石萌歌)と亜希子(綾瀬はるか)。ついにみゆきが亜希子の手から離れる時が来る…という話。

 2018年の連ドラから楽しみに見ていた『義母と娘のブルース』が終わってしまいました。最終回である今回も笑いあり、涙ありで良かったです。

 みゆきの結婚問題をメインに持ってきているんだけど、みゆきの相手の大樹(井之脇海)の母親(松下由樹)が反対する。その反対理由に涙し、みゆきから亜希子への手紙やそれを受けての亜希子さんの言葉でも泣いた。まぁ、過去シーンが流れるだけで結構ウルッとしました。
 
 笑いのシーンの大半を担っているのが、ベーカリー麦田の店長(佐藤健)。個人的には佐藤健で一番好きな役はこの役なんですよね。愛すべき馬鹿といった感じですごく好きです。今作でも多くの笑いを届けてくれました。ずっと亜希子さんからのご連絡を待ち続ける姿が良かった。

 今回、中々ハッとした言葉があって、「子供に死ぬ背中を見せるのが親のミッション」という言葉。すごく考えさせられる言葉でした。なら、子どものミッションは親が死ぬまでに親がいなくても生きていける姿を見せ、安心させることでしょうか?

 主題歌の『アイノカタチ』も最高だし、やっぱりこのドラマ好きだということを再確認しました。また、1から見たい。
仮面の大使

仮面の大使