レインウォッチャー

ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界からのレインウォッチャーのレビュー・感想・評価

3.0
うーんなぜだか観るのにやたら時間とカロリーがかかったな…
今回みたいに90分×3話って出されるのと仮に45分×6話って出されるの、トータルは同じでも腰の重さがかなり違う感じがした。なかなか集中力が続かなくて、多くの割合をスイカゲームのBGVとして果たしてた。ダブルスイカはできなかった。

内容はNYコンチネンタルの支配人ウィンストンの若かりし頃を描くいわゆる前日譚もの。
まあ順当とは理解するものの、他にも『ジョン・ウィック2』や『3』で一回出てきてそれきり、みたいな気になるキャラクターが沢山いたので、タテに遡るよりヨコに広げたスピンオフが見たかったとは思ってる。そのへんは今後の展開に期待だろうか。

よかったところは、より若くて無茶に動ける演者陣を集めたからか本編より漫画度が加速したアクションと、60s〜70sのロック/ソウル使いつるべ打ち。結構な大ネタ中ネタ曲を、イントロだけ、とか背景でフェード気味に、とか贅沢な使い方をしてて、ははぁんこれは大分と儲かってはりますな、と思ったり。

その中の一曲、エース・フレーリー(KISSのギタリストですね)の『New York Groove』は、同じく今年配信のネトフリドラマ『アッシャー家の崩壊』でも印象的に使われてた。流行ってるのだろうか。