あー!とかうー!とか、てんでばらばらで、めんどうくさくて、きもちわるくて、それでも両腕を伸ばしてあなた達を抱き締めることが出来るのは何だかとても尊い
自分に突き刺さる映画は大抵5分見ればその予感を察知し、10分も見ればそれは確信に変わる
色んな人のレビューを見て、ホモ・サピエンスはストーリー理解が得意な生物であり、逆に言えば意味が無い(前後関係が無>>続きを読む
どう見てもキュートなベン・アフレックのタレ目だけど、後半になるつれ凄みを増していて流石だなと思った。ストーリーはよくあるやつ
テーマが『鬼滅の刃』と共通していた。度々出てくる主人公が“部屋でひとり”のカットが良い
このレビューはネタバレを含みます
有名な映画なので観てみたが、あまりに楽しめなかったので自分なりに原因を考えてみた
・主要キャラクターの一元的な性格
・苦労を何でもかんでもポップに描く
・Victorが空港職員に愛されるまでの経緯が希>>続きを読む
無機物との友情にどういうわけか共感して泣いてしまうのは、『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』のバギーちゃん由来な気する
観るというより、ラジオのように聴いてしまった
浮気チックなことしておいて、まぁまぁと諌める男の姿が父と重なってすごいムカついた
テーマが一貫していて良い。美術はきゃりーぱみゅぱみゅが活躍していた2011年代という感じがして特に目新しさがない
思い出深い作品なので、原作のイメージそのままのキャスト、美術、画面構成が素直にうれしい。何も思い通りにいかなった幼い自分と他者との泥のような日々が今ではちょっと懐かしいよ
若さに固執せずとも生きていけるのだということ!家族でも分かり合えないことは多分にあるので、所々で冷たいママの態度がリアルで良かった
コテコテのアメリカ映画、で、超好みのハチャメチャ加減でたまげた!『Buffalo '66』のビリーと同じくらいイカれた愛おしいヒーロー!
喜劇という位置付けらしいけど、登場する成人男性と成人女性全員しっかりしろ!と張り倒したくなった
“Belong”という英単語が頭に浮かぶ。鼻歌を歌う元気さえあれば、いつか全て大丈夫になると信じたい
人に勧められて観た。わたしはこの映画を好きにはならなかったけど、この映画を勧めてくれた人のことはちょっと好きになった
どうか悪いことが起きませんように、と祈りながら観ていた。ラストはとある“正解”に誘導したいのかと誤読したが、『燃ゆる女の肖像』を撮った人がそんなことするはずないと思って、インタビューを読み漁った。以下>>続きを読む
彼女たちにもわたし達と同様に時の流れがあることに安心したし、だからこそ社会人になっても高校時代の友人とキャンプしている姿に奇跡を感じて胸が熱くなりました
主観と客観の差異を見せつけられるたび、この映画の登場人物が言うことは何一つ信用出来ないと思った。だからこそ、主要シーンで見る彼らの表情だけが、わたしが受け取れる最大のメッセージだと思った。でも、最後の>>続きを読む
トマス・ヴィンターベアはいつも自国の闇を暴くような作品を作っていて、底知れない胆力を感じるね
原作が面白かったので、続け様に映画も観てみた。滔々と語る上戸彩のナレーションが聞いていて心地良い。狙ったトリッキーなシーンに野暮ったい印象を受けるけど、2000年代初頭の雰囲気がぷんぷんしてて逆にイカ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
戸惑いが瞬きの数に顕れるトニー・レオンのあの演技を見た瞬間、身震いがした
タクシーとトイレのすれ違いのシークエンスがすき
81分あたりで出てくるパスポートはウィンのものだと思うので、ファイはちゃんとパ>>続きを読む
主演の2人は勿論だけど、エミリーの両親の絡みが可愛らしかった。“See, I should’ve brushed my teeth.” “I like it.”のやり取りとかね
男、女という尺度だけではなく、社会的動物としてのリーダーの資質を問う話だったと思う
聖書の内容も絡んでいるのだろうけど、そこまで深掘りしようという気にはならなかった、、、
自分を愛して他者を愛す、という一連のストーリーが隠喩的あるいは寓話的に描かれており、大人になって改めて観た時に幼少期には分からなかったそれらを発見する歓びがある
呪いの伝染性というのはわりと鉄板ネタではあるものの、飽きることなく最後まで楽しく観れた。友達と観れば面白さ増し増し
どうせドンデン返しで全部大丈夫になると分かっているから、なんだか気抜けて観てしまうな
なんだか過激なシーンを継接ぎしたパッチワークみたいな映画。おもしろいとは思わないが、荒唐無稽なストーリーを最後まで観させるパワーは感じる
ウニが学校、家庭、塾でそれぞれ見せる顔が違うということを当たり前のように体現出来ていて見事だった。この世界に蔓延る理不尽はきっと減ることはなくて、それに打ち当たる度にどう対処していくかと考えることが少>>続きを読む