家の内見に行っただけのカップルが、亜空間のような新興住宅地に閉じ込められ、人のようで人でない生き物を育てさせられるとんでもなく理不尽な話。
基本的にほとんどのシーンが静かに進行するのだが、住宅販売のセ>>続きを読む
「死者の書」を見つけてから、その力が発動して徐々に周囲の人間が死霊(?)化して主人公を追い詰める展開はフォーマットなのだろう。人が死んでいく細かい様子は異なるものの、大まかな流れが分かってしまっている>>続きを読む
もっと高速で激しい真剣での殺陣がたくさんあると思っていたのだが、かなり期待していたものと違い映画館で見なくて良かったというのが見終わったあとの感想。
制作側がカッコいいと思われる要素を詰め込んだ感じで>>続きを読む
視聴者投稿映像がとにかく長すぎる。もっと短くてもいいだろうと思いつつも、怪しい母娘の家がペットボトルで囲まれていたり、ミミズを食べていたり、母が精神を病んでいたりする描写はヒトコワ寄りでかなり怖くて今>>続きを読む
前作で別の世界線になったからか、それまでの取材活動はある程度踏まえつつも、何事もなかったかのように『超コワすぎ』と改題だけして、普通に怪奇現象の取材を進めるいつもの3人。お互いの記憶がなくなるはずだが>>続きを読む
前作で工藤と市川が異次元に取り込まれてしまったため、8割方田代と江野の理不尽なゲームを見ることになるというこれまでとはかなり趣が異なる。工藤の無茶苦茶が見たい自分としては物足りなさを感じつつも、これま>>続きを読む
このシリーズはそれなりに楽しみつつも、無茶苦茶な登場人物やコテコテのチープさを感じることもあり、スコアを3より高くつけることに躊躇してきた。ただ、本作については、過去作でぶん投げられて終わったと思って>>続きを読む
前作で霊能力者の先生が死んでしまうの衝撃の最後から、工藤達が懲りずに世の中の怪奇を追い続ける活動を再開という流れ。新たに胡散臭いが力のある霊能力者を迎え、四谷怪談を異世界や呪術と絡めて進むストーリー展>>続きを読む
レースものは質の高い作品が多いな。この作品ではレースの入口がプレイステーションの「グランツーリスモ」であることがかなり特殊ではあるが、フォーマットとしてはレーシングドライバーを夢見る少年が苦難を乗り越>>続きを読む
まだ、シリーズ4作品目(トイレの花子さん)までしか鑑賞できていないが、最新の劇場版を待ちきれず劇場へ突撃。5作目以降での経験や人間関係の変化を把握できていないが、特にストーリーを追うのに支障はなかった>>続きを読む
工藤Dの傍若無人ぶりは若干鳴りを潜め、ちゃんとした霊能力者や時空間を操る新要素が投入されている。工藤Dの無茶苦茶さが見たくてこのシリーズを追っかけているので若干物足りなさも感じるが、POVを活かした時>>続きを読む
高校生の友人とのコミュニティーでの微妙な駆け引き、イケてるものへの盲信、異性への関心、つい格好つけてしまう気持ち、親との距離感、など昔を思い出して懐かしいやら恥ずかしいやら感情揺さぶられまくり。主人公>>続きを読む
エルトン・ジョンの伝記をミュージカル風にした作品。前半のちょっとしたきっかけですぐにミュージカルに入るのはクドく感じたが、後半では慣れたのか頻度が減ったのか気にならなくなった。正直、エルトン・ジョンに>>続きを読む
前作同様、豪華俳優陣が派手なアクションを繰り広げるのだが、大味さも変わらない。カーチェイスや銃撃戦はシリアスなのだが、それと比較して会話は基本的に何らかの形で頭がオカシイ人達の間で行われるため、ほとん>>続きを読む
クライムアクション、孤児の主人公の義理の父や恋人との愛、音楽にのったカーチェイスなどが見事に融合。主人公の境遇やハメられ方を踏まえると暗くて辛い話になりそうなものの、主人公の独特のたたずまいと運転技術>>続きを読む
初めての鑑賞。バイクや武器デザイン、戦争や政治、SF的なバトル、人間の進化に関する哲学的な要素など、これが1988年の作品ということに驚く。そして当時この作品がカリスマ的人気をはくしたという世の中の先>>続きを読む
古い映画なのでどういう姿勢で鑑賞するかで評価は変わるかも。特殊効果や怪物の造形のチープさや演者の若干くさい演技は時代故だろうが、これを今のホラーと比べてイケていないとさげるか、B級ホラーとして楽しく鑑>>続きを読む
有名企業の実話をもとにした創業から成功(もしくは衰退)までを描く作品がもうジャンルとして好き。この作品はRIMの話だが、スタートアップの学生のノリで仕事をしているフェーズから、技術担当と経営担当を分け>>続きを読む
恋人の親や祖父母に挨拶する系のコメディー作品って他にも似たようなものがいくつかあったような。細かい社会的地位の差からくるズレの面白みは小ネタとして面白いが、既視感が強い作品。面白くないわけでもないが新>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
脳科学や仮想現実空間をユタの力や呪い/霊と絡める設定は面白いと思った。ただ、途中で何でもありな様相を呈して来て、見終わった直後は「良い材料を使ったのに料理に失敗したか、残念。良くて3点だな。」というの>>続きを読む
このシリーズは初期の実写化があまりハマらなかったこともあり、その後追いかけていなかったのだが、飛行機で暇を持て余して消極的に鑑賞したところ、非常に面白かった。
過去作を見ていなくても筋についていける>>続きを読む
組織対個人の構図は前作の相似形のようなところもあるが、組織側の漫画的な設定に拍車がかかり、かなりステレオタイプなエキゾチックジャパンを舞台として見せたり、重要な役割を担うジョンの盲目の旧友も非現実的な>>続きを読む
正直、このシリーズに怖さをあまり求めておらず、工藤Dの無茶苦茶なキレ具合や暴力によるお祓い行為を一つの様式美として期待している。
前作の結末で昏睡状態になった工藤が今作では序盤ロケに参加できないとのこ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何らかの存在が他者の姿を借りた幻覚を見せてくる結果、取り憑かれた人間は満面の狂気じみた笑顔を浮かべて死にいたり、それが連鎖していくという中で、主人公のローズがどうやらその死の連鎖に入ってしまい事象の把>>続きを読む
凄腕ドライバーが訳アリの人やモノを運ぶ中で、トラブルに巻き込まれ悪者に追われ対峙し決着する話。どこかで見たことのある設定や展開に既視感を感じまくりだが、カーチェイスや、暴力シーンや人情の絡め方がそれな>>続きを読む
噂どおりの理不尽な暴力の怖さを堪能できて満足。見た目も口調も普通の若者二人組が、卵を分けてほしいというしょうもないお願いをしてくるところから、アンナ一家が監禁と暴力と殺人の恐怖に怯える展開になるが、基>>続きを読む
聖書の引用から始まるが、キリスト教の知見があると、繰り返される殺生行為の数々や、見た目もバラバラのクリーチャー達の存在、全く分からないストーリーなども、何らかの意味を持って解釈できるのかしら?
変なド>>続きを読む
視聴者からの投稿ビデオの鈴の音や足音の感じは、はっきり聞こえすぎの感はあるがあれくらいの超常現象だとありそうでちょっとリアル。一方で、タイトルにもある震える霊は自分には見えなくて、ちょっとモヤモヤ。途>>続きを読む
『ダイ・ハード』的な悪の組織相手のアクション映画的な時間も結構あったり、巨大サメ以外の巨大タコや小さくても凶暴で陸でも襲ってくる水陸両用のトカゲに似た生物が人を襲いまくったりと、全体の印象としてはサメ>>続きを読む
ドキュメンタリー風で、口裂け女のような都市伝説を追いかける構成は、再現ドラマものよりリアルで面白い。どうしても撮影クルーによるインタビューなどの光景が多くなるので、少しまどろっこしさも感じるが、良くも>>続きを読む
人が怪物化したクリーチャーが直接的には怪物なのだろうが、高校生の間でのイジメ、生徒の問題に向き合わない先生、イジメっ子の歪んだ怒りと暴力が他の生徒や先生だけでなくクリーチャーにも向く様、とにかく自分よ>>続きを読む
この類の少しコメディー寄りのお化け退治的なSFモノは、俳優や脚本や見せ方で似たような作品でも好き嫌いが別れるのだが、この作品は自分の好みに合っていた。霊界警察版ゴーストバスターズといった感じ。偏屈ジジ>>続きを読む
ウ~ン、難解。人の進化、人ならざるものへの進化、人の社会を乱さないための統治機構、痛みを感じなくなった人間の快楽としての自傷行為、などなど重くて深いテーマがてんこ盛りなのはなんとなく分かったが、クーラ>>続きを読む
死体が見つかるまでの経緯も明確には示されず、死体の歴史や特殊性も登場人物の考察のみで解釈の余地があるというモヤモヤはある。普段はこの手の曖昧さがあると話に入り込めないのだが、相性が良かったのかこの作品>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
イタズラ電話で見知らぬ人を騙してパニックに陥らせて、その様子を面白おかしくYouTubeにあげて楽しんでいたYoutuberグループの若者が手痛いしっぺ返しをくらう話。
誰が何のためにどうやってイタズ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
母をなくした家族の物語としては、心の動きや行動原理は上手く表現されている。
特に残された子供たちの描写や演技はとても良くて、母の死の受け入れ方(もしくは受け入れられない様子)の違いや、ブギーマンを現実>>続きを読む