原作は読んでいる。大枠の設定や話の流れは原作を踏襲しているが、原作にない要素を原作の良さを殺さず逆に引き出すように散りばめられていてそれらがきれいな伏線回収にもなっている。原作と比較してやるという軽い>>続きを読む
『スター・ウォーズ』のチープなパロディ。オリジナルのキャラクターに微妙に似ているような似ていないような俳優陣におかしなセリフを喋らせ、明らかに日用品や家電でメカ関連を表現するバカらしさ。楽しめる部分も>>続きを読む
一作目を見た直後に鑑賞したが、良くも悪くも一作目の焼き直し感が強く、脚本もガバガバ。だが、この作品はそれを楽しむものなのだろう。「くだらない!」と思いながらつい吹いてしまうコテコテのギャグ、実在の大統>>続きを読む
米ソの宇宙開発競争の中で宇宙飛行士の育成や実際のミッションにあたり、能力に劣らない女性宇宙飛行士候補達(マーキュリー13)が男性優位の価値観が当たり前の社会でいかに辛酸を舐めたかがドキュメンタリーとし>>続きを読む
バカバカしい作品を見たくて鑑賞したが、期待通りにバカバカしかった。昔のドリフ大爆笑みたいな感じで楽しんだ。おそらく今ならできないであろう、序盤でのアメリカの敵対国の政治リーダーやテロを笑いのネタにする>>続きを読む
あれ、世間の評価は低いのか?
プロローグや序盤でコテコテの悪魔ものかと思いきや、早々に潜入捜査ヒトコワものになり、やっぱり悪魔ものとして着地するという、鑑賞者を振り回すようなジャンルの変調ぶりが個人>>続きを読む
『ウォーキングデッド』や『アンネの日記』を思わせる人間同士の自己保身のための醜さと、その一方で人間らしい優しさを失わない美しさの両方をギュッと派手なエンタメ作品に凝縮。
地面の隆起?がなぜ起きたのか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公一子のぐ~たらダメ人間っぷり、バイト先の働きぶりや人間関係、バイトの先輩による暴行、ボクサーとの恋と失恋、などまぁ見ていてイラつきと悲壮感が半端ない。一子、境界性パーソナリティ障害なのか?まぁ、>>続きを読む
いや~、いいものを見た。いろんなボクサーが出てくるのだが、それぞれの才能の違い、ボクシングを始めた動機の違い、ボクシングへの向き合い方の違い、など十人十色で面白かった。
一方で、好きだからとか努力し>>続きを読む
原作を全く知らないでモービウスのことを全く知らない状態で鑑賞。主人公と敵の関係性、動物(コウモリ)の血清からスーパーパワーを得るところ、スーパーパワーの暴走とコントロール、など別のヒーローもので既視感>>続きを読む
古い家に取り憑いた幽霊に振り回される家族の話かと思いきや、幽霊よりもヒトコワ寄りのホラーだった。確かに幽霊は出てくるしそこそこ重要な役割を果たすのだけれど、幽霊屋敷に住む家族の夫であり父である人物のド>>続きを読む
ミニマリスト的な物を減らす方法論を知るなら、このドキュメンタリーを見るよりノウハウ本を一冊読むほうが有用。この作品の中では登場するミニマリストの生い立ちや家庭環境の紹介がメインで、いかにモノに囚われた>>続きを読む
ドキュメンタリーなのでヤラセをなくして制作すると地味になるのは仕方ないのだろうが、ホラー愛好家が『死霊館』の舞台に滞在して仲間内でテンション上げて騒いでいるのを延々と見せられてつまらない。若干のオーブ>>続きを読む
中二病全開のカタカナ邦題でちょっと損している作品。偽エクソシスト動画配信で稼ぐ幼馴染のマックスとドリューが、実際に悪魔に対峙して生配信中に自尊心をボロボロにされる様、悪魔の狙いを探りながら弱点を見つけ>>続きを読む
不倫やサボりなどのアリバイづくりの会社を経営するグレッグが、嘘の嫌いな恋人に仕事を偽りながら付き合っていたら、恋人の父親がアリバイづくりの顧客で不倫していたり、嘘に嘘を重ねるうちに綻びが出てきて、、、>>続きを読む
前澤友作氏については特に深い思い入れもないが、宇宙旅行のドキュメンタリーに関心があって鑑賞。
前澤氏の言葉には良くも悪くも重みはないと感じたが、忖度のない本音の言葉が人生に達観した人のように軽やかに>>続きを読む
コテコテの昔のアメリカのホラー映画要素をこれでもかというくらい詰め込んでいて楽しかった。ダークで陰湿なホラー作品として恐怖を感じるというよりは、ジェットコースターなどのアトラクションを楽しむような作品>>続きを読む
クリスティーンが序盤に受けた電話の内容を、少しずつストーリーが進むにつれて鑑賞者に想像させ、クライマックスとオチにしっかりつなげており良い意味でモヤモヤさせられたあとのスッキリ感!
虫や動物を使った>>続きを読む
マイケル・ファスベンダーの佇まいや演技は良いと思ったが、作品としては思ったより自分にはハマらず。
プロの殺し屋としてテキパキと淡々と準備し殺す様子が繰り返し描かれるわけだが、波がないというか機械的と>>続きを読む
9歳の少年バディの1969年のベルファストでの生活が描かれているが、色々と切ない。プロテスタントとカトリックの間での対立が暴力を伴うものになり、当時のベルファストは安心して生活できる都市ではない。それ>>続きを読む
謎の穴に入り込み偶発的にサイコキネシスを身につけた青年3人が、学校生活や放課後に能力を開発し実験するさまは非常に好み。既視感があると思ったら『イノセンツ』で少年少女が超能力で無邪気に遊ぶ様と重なったの>>続きを読む
銀行強盗が救急車をジャックして逃走、逃走中に救急車内で走行しながらの手術(しかも外科医のリモート指示で救命士が施術)、大掛かりなトリックで警察やFBIを撹乱、派手な銃撃戦、と短いインターバルでハラハラ>>続きを読む
携帯電話などの現代の文明の利器がない1905年という時代設定のおかげで、人間の信仰、同調圧力、駆け引き、暴力などがよりくっきり描かれている印象。カルト教団が出てくる程度の予備知識しかない状態で鑑賞して>>続きを読む
肉屋夫婦がヴィーガンの青年を偶発的に殺してしまい、偶然や勘違いが重なり死んだヴィーガン青年の肉がハムとして肉屋の商品として売られて世間で好評を博すというブラックコメディ。ヴィーガンの肉の調達のために肉>>続きを読む
友人グループの中の一人が不幸な強盗事件に巻き込まれて亡くなる。そばにいたのに何もできなかった主人公、そんな主人公を慰めつつも含むところもある他の友人達と、のっけから不穏な感じ。故人の生前の希望に沿う形>>続きを読む
The韓国映画という感じで、ベタな設定と派手なアクションでそれなりに楽しい。料理に例えるなら化学調味料たっぷりのジャンクフード(繊細さや栄養はさておき、時々無性に食べたくなる感じや中毒性を指してます)>>続きを読む
あれ、世間の評価は低いのか。。。ネットフリックスのマッチ度が高い作品のせいか個人的にはとても面白かったんだけど。
霊能者を巡る真偽と世間の目、力の遺伝とその発露、霊は敵なのかそれとも何を訴えているの>>続きを読む
タイトルから漂うB級作品臭に惹かれて鑑賞。主人公スコットの二股を含む恋の行方、バンド活動、唐突なテレビゲームのようなシュール且つ本格的な格闘シーンがミックスされて、ある意味期待通り。この類の作品は、似>>続きを読む
スパイ・アクション映画の王道で、画期的な目新しさはないがちゃんと面白い。ある程度開拓し尽くされた感のあるジャンルなので、どの国の政府が出てきて、どういう組織が絡み、何を巡って駆け引きをし、どんな国を飛>>続きを読む
いつものごとく付き添いで、TVシリーズを全く追いかけていない状態で鑑賞。
『ガッチャード』が錬金術師という設定や変身前衣装が若干子供っぽく、「スーパー戦隊シリーズなのか?」と序盤で誤解。。。純粋な経>>続きを読む
霊を呼び出して憑依させるという儀式が、若者の間で遊びになりSNSで動画が共有される設定が秀逸。
冒頭での前日譚の衝撃、その話が途中でしっかり本編に絡んでくるところ、その他の登場人物達の人間関係の背景>>続きを読む
現状の男社会、女性の社会進出の状況、そうした社会に生きる人々のマインドセット、などを皮肉る感じは嫌いじゃない。冒頭の『2001年宇宙の旅』へのオマージュをはじめ、ちょこちょこ挟んでくる映画ファンがクス>>続きを読む
あらすじで隕石の衝突でできた町で、宇宙人を巡るドタバタ劇が豪華キャストで繰り広げられる、という自分好みのお話を期待していたのだがずっと睡魔との戦いでキツかった。
アステロイド・シティの場面では絵画の>>続きを読む
序盤でコロナ禍の外出規制に反対する主人公アニーが、閉じこもる人々や社会を痛烈に皮肉る様子がしばらく続く。アニーの煽り方がまた頭がおかしい犯罪レベルで、色々な人にかなりの迷惑をかける様子がかなり不快。「>>続きを読む
YouTubeで色々なチャンネルがヨコザワ・プロダクションで検証しているので、どういうことが起きるかはある程度分かってはいたものの人影が煙のように見える映像や手の見え方はやはり衝撃的。
この作品にお>>続きを読む
多くの人のレビューにあるように、中盤で何が起こりそうか予想がつくという点は同感。ただ、ずっと漂うどんよりとした空気感や、登場人物たちがみんな何かを隠しながら表面上良い家族を演じているドロドロした雰囲気>>続きを読む