映画っていいなさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

映画っていいな

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情婦マノン(1948年製作の映画)

3.7

待って。マノンの兄、めっちゃ甘いマスク。
調べたら、セルジュ・レジアニ。初見と思いきや、既に、三作品も見ていたとは。髭無い方が似合ってると思う。

話の感想としては、マノンよりロベールの方がずっと狂気
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糧なき土地(1932年製作の映画)

3.0

アンダルシアの犬と二本立ての後半戦。
正直、ほぼ寝てしまって全く記憶にない。
お金払ってるのに、勿体なかった。
ここまで寝たのは、アップリンク吉祥寺で見た裁かれるジャンヌ以来。

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.4

17分の中々短い作品だったが、後半寝てしまった。故に、得点の何もないのだが。

感想にならないくらいの難しさ。

白い巨塔(1966年製作の映画)

3.9

金と権力。
山本監督の作品は、人間の汚い部分が惜しげもなく披露されていて且つ救いようのない事実があるから面白い。
そんなヒーローが世界を救いましたなんてしょうもないですよ。

ずっと見たかった、田宮二
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金環蝕(1975年製作の映画)

3.8

外は煌びやかでも、中は腐り切っている。正に、金環蝕。何、このフレーズ。かっこいい。

偏見なんかもしれないが、最近の頭ん中お花畑ハッピーエンドとか、恋人病気のお涙ちょうだいストーリーが横行している現代
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メトロポリス 完全復元版(1926年製作の映画)

3.9

85作品目
再鑑賞309作品目

完全版をスクリーンで見れたこと!
本当に感謝。

有名なロボットの光が交錯するシーンは感動。
また、20年代とは思えないほどの大迫力な洪水シーン。
マリアの二役の見事
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エル(1952年製作の映画)

3.8

人間の異常な嫉妬の話。ブニュエルっぽい人間の狂気がまた面白い。

極端な演出に見えるけど、たまに見る事件ってこういった思いが爆発して殺人犯してると思うと怖かった。

母親、娘の話を信じないのはかなりの
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ジェニーの肖像(1947年製作の映画)

3.6

下調べせずに行ったら、まさかの
ジョゼフ・コットン主演。あの控えめな感じのクールさ。本当にかっこいい。
幻のジェニファー・ジョーンズを追いかける姿も、また可愛らしい。
そんな姿が拝めただけで満足。
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ヨーロッパ一九五一年(1952年製作の映画)

3.6

イングリッド・バーグマンのイタリア時代の映画、初めて見た。

相も変わらず美しい。アメリカ時代、アホみたいに大きい俳優さん相手にしてたから分からなかったけど、相当身長高い。スタイル良すぎて、労働者の役
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無防備都市(1945年製作の映画)

4.1

406作品目
再鑑賞308作品目

以前、テレビで魂が震えた作品。
ユーチューブで、何度予告編を見たことか。

オープニングの音楽から、興奮して声出そうになった。

作品、本当に力強い。
英雄なんてい
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十字架の男(1943年製作の映画)

3.5

あの神父、ハナコの岡部じゃない方に似ててそればっかり気になった。

神の下に皆平等なんですよ。神父ってすごい。最近、フランスの神父の性犯罪のニュースばかり見てたから、少し見直した。

自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.0

189作品目
再鑑賞307作品目

辛い話が、子供目線だと余計に辛い。
最近だと、ドイツ零年で痛感させられた。

日本なんて、自転車に鍵忘れたって大抵は盗まれない。そして、安くないけど自転車は気軽に買
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戦火のかなた(1946年製作の映画)

3.3

無防備都市・ドイツ零年を見て、
すっかりロッセリーニ作品の虜になってしまい、今作品も期待を胸に見た訳だが。

正直、中々に残念だった。今までも、荒々しくも力強いものが、感じられなかった。
そして、何か
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.3

最近、ユニバ行ったけどバックドラフトあるの分からなかった。見ると行きたくなる。

しかし、あれほどの迫力がある炎はどのように演出しているのか、非常に気になる。それ程に、すごい炎だった。

内容は、兄弟
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ドイツ零年(1948年製作の映画)

4.2

素晴らしい作品に出会いました。
ありがとう!

ロッセリーニ作品、徹底した描写が心に染みる。戦後の退廃したドイツのロケーション。また、市民も貧困にあえぐなかで生きていく為にみんな必死。
人間、窮地にな
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子供たちは見ている(1942年製作の映画)

3.7

不倫のストーリーを子供目線で見る映画。
想像するだけでも中々に酷。

また、子供が良い子だからこそ寂しい。母親に一緒にいて欲しいから、不倫を黙ろうとする姿勢が泣ける。まぁ、今では間違いなく不倫相手のや
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ウンベルトD(1952年製作の映画)

2.8

難解な映画だった。

犬と戯れるカットは、何を意味していたのか。調べたい。

しかし、体が丈夫なら大家に噛み付く前に、仕事を探す意欲を見せて欲しい。
恩給あげるデモ行くくらいなら。

限りなき追跡(1953年製作の映画)

3.5

ドナ・リード出ていたので、プレミアムシネマを予約。

80分少しと、非常に見やすい。
ストーリーと簡潔で、尚見やすい。

それにしても、ロック・ハドソンはいつも男って感じがするけどゲイだったんですね。
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.6

たけし作品、二作目を鑑賞。
ソナチネは、映画館混んでてびっくり。
代表作品なのか。

作品は、芸術性が高くて理解には少し難しい。死を恐れない主人公は、前と同様。

笑いは、その男より抑えめだった気がす
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.6

北野武映画、初鑑賞。

コメディありバイオレンスありの映画だった。前半は、笑いもあって楽しくみれたけど、後半は徹底したバイオレンス描写でこの手の映画に免疫の無い私にとって、結構きつかった。

あの音楽
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大脱走(1963年製作の映画)

3.8

15作品目
再鑑賞306作品目

午前十時の映画祭。
アラビアのロレンスに続く、これも映画館で見るべき映画でした。
何と言ってもヒルツのバイクシーン。スティーブ・マックイーンカッコよすぎ。クーラーキン
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悪の階段(1965年製作の映画)

3.6

団令子が、ファム・ファタールを演じて
盗みの4人を翻弄するかと思ったら、
山崎努の駒みたいな扱いで少し残念。

特に、西村晃が強姦して俺のものになったとかいうシーンは、最悪。マジでいらない。

でも、
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お傳地獄(1960年製作の映画)

3.7

謎の病気にかかる夫船越英二と、
それを支える妻京マチ子の怪演光る映画。

船越英二の病気は、分からないけど霜焼けが治らないって言ってたから、恐らくらい病。でも、そんな事はどうでも良くて京マチ子に嫉妬し
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.2

14作品目
再鑑賞305作品目

映画館で見る夢が叶った!!!

映画鑑賞を始めて、4年。
この作品は、何が何でもスクリーンで見たかった。それは、あの美しい砂漠の画!

オマーシャリフがこちらに向かっ
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氷の微笑(1992年製作の映画)

3.7

4kで見ました!
完全に、シャロン・ストーンの足を組み替えるシーンを目当てに行きましたが、ストーリーとしても見応えありました。最後まで、疑心暗鬼にさせてくれるドキドキの展開でした。
まぁ、結局シャロン
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疑惑(1982年製作の映画)

3.9

309作品目
再鑑賞304作品目

桃井かおり×岩下志麻=最高!!!

桃井かおりの、アドリブ活かしたやり放題の正におにくまのような演技と、
岩下志麻の冷静でかっこいい弁護士がぶつかる最高のコンビネー
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

3.8

386作品目
再鑑賞303作品目

裕福な家に生まれて、何贅沢言ってるんだと思いたくなるけど、そうではないんだよねー。

モードさんの、バックグラウンドってとんでもなく大きいものを持っているのに気づい
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仮面の報酬(1949年製作の映画)

3.8

前にこの2人の、フィルムノワール見て素晴らしかったのでシネマヴェーラで。

いやぁ、短くて分かりやすくて楽しい映画だった。やはり、この2人は良いコンビ。
メキシコの警察署長も、面白かった。

マルサの女(1987年製作の映画)

3.7

あの音楽、この映画だったんだ。
そのくらい有名な音楽でした。

今回も、また俳優陣が豪華。
いつになく、山崎努が最高。
宮本信子は、仕事のできるバリバリのキャリアウーマンの役だが、これがまたお似合い。
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お葬式(1984年製作の映画)

3.7

毎朝、BSプレミアムでお会いしてる。宮本信子さん。本日も晴天なりから、あまちゃん。かれこれ、1年近く毎朝お会いしてます。
そんな、宮本信子さん主演の映画。
とってもおしゃれ。日本の映画らしからぬ演出。
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

37作品目
再鑑賞302作品目

この作品が、作品賞を取っているなんて驚き。しかも、主要5部門全部取ってるなんて。それは、こんなサイコパスなホラー映画がという意味で。

アンソニー・ホプキンスのレクタ
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セブン(1995年製作の映画)

4.2

うわぁ〜。初めて見るのがスクリーンで良かった。そんな風に思える。
初見の人、羨ましいなぁ〜と感じずにはいられない映画。
七つの大罪がテーマの映画だが、これは覚えてから行けば良かったと少し後悔。
とは言
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ショーガール(1995年製作の映画)

3.5

圧倒的なパワーで駆け抜けた2時間。

何だか色々とツッコミどころはあるけれど、全然見応えはありました。

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.3

471作品目
再鑑賞301作品目
本来の恐竜とのシーンまでが、非常に短く
見やすかった。
まぁ。純粋に恐竜のパニックシーンが
見たいから丁度いい。
やはり、ラプトルですよね。
ラプトル!

浮雲(1955年製作の映画)

3.8

高峰秀子、正に大女優。
当時に、見てみたかった。高峰秀子という女優がどのような存在であったか、肌で感じたかった。
色々な役の高峰秀子を見てきたが、こんな役まで。しかも、最高。
森雅之が、罪すぎる。分か
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緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

3.8

373作品目
再鑑賞300作品目

フリッツ・ラングらしい不気味なフィルムノワールの作品。

テーマは、何だか今にも通じる。
嫉妬とは、恐ろしいもので知らなくても良い世の中なんてたくさんあることを再確
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