YukiBanさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

YukiBan

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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

鮮やかに騙し、職を変え女を変え世界中を飛び回る。かっけー。実話。かっけー。事実は8週間らしいけど2週間の勉強で司法試験合格できる頭を持っていたから真っ当に素晴らしい人生を送れただろう、でも、それじゃあ>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.8

とある精神疾患をもつ男が主人公でこれほどまで面白い物語を僕は知らない。セリフがいちいちカッコいいし、気の利いたナレーションもいいし、あんま覚えてないけど音楽もよかった。痛みで生を感じるって理解はできな>>続きを読む

グラン・ブルー/オリジナル・バージョン(1988年製作の映画)

4.6

かなりすきだわこれ。ダイバー2人の友情がアツイし、アメリカ美女は一途だし、主人公は舌っ足らずでウブだし、海は広く深く優しく恐いし、イルカはかわいいし。ストーリー展開は極めてスローだけどどういうわけかと>>続きを読む

ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

4.6

戦友情(ゆうじょう)を感じ、あやうく泣きそうになった。

西方がテストジャンパーの大トリをK点越えでオリンピック続行を決め、原田が日本団体の大トリとしてK点どころか137mの大ジャンプで金メダルを射程
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クイール(2003年製作の映画)

4.1

忠誠とは何かクイールから教えてもらいました。盲導犬としてクイールはもっと働きたかったのかな。イヌは感情表現が本当に豊かだなあ。引退先のお世話してくれてる奥さんがクイールに言った、「もう自由に好きなとこ>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.5

「火星は国際法が適用される。だからこれからそれを破って公用域に侵入する僕は、宇宙海賊になる。」的な、ユーモアとエスプリの効いた言葉を吐いちゃうマット・デイモンよい。火星に1人取り残される究極に絶望の状>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

映像美ですね〜。僕にとってなじみ深い鎌倉の景色と、麗しい4人の女優さんと。家族によって苦しみを抱えている4姉妹が、新たに家族を成そうとしてるのがいいですね〜。長女が彼氏のアメリカ行きについていかなかっ>>続きを読む

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.5

映画が終わり、ビリー・アイリッシュのbad guyがかかって、良い作品のように錯覚した。ブランドン役の無表情さはエイリアン感あってハマり役。ブランドンを探したり、ブランドンから隠れたりする最中の、恐怖>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.4

美しい。小説だと長々と描写しなきゃ表現できない美しいものが映像ですんなり表されている。男同士の恋愛だと、人間愛がより際立つように思うのは、僕がノンケだからなのだろうか。同性愛に理解のあるエリオの父親の>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

4.6

頭の中にあることは現実にできる。頭の中にあるもの以上のものに現実化できる。豊かな自然の映像美からそう思った。冴えない主人公がどんどんかっこよくなっていった。よい友人たちによい言葉をかけられ、思い人とも>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.1

少ない攻撃で確実に仕留める会計士よきき。汚いお金を洗浄する漢でもあるしよきき。彼を追う敵がよくわからなかった。企業の不正を見過ごしてる警察組織ってことでおk?この敵さんの中にも会計士の理解者がいるって>>続きを読む

きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

4.5

約束のネバーランド的なお話といえばしっくりくるだろう。児童施設の先生たちの多くは校長を筆頭に体罰を伴うしつけを子どもたちに行うのを、本当に子どもたちにとって善いことだと本気で思っている節があるのは、恐>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

4.3

チープな電子音がいい感じに怖くてよかった。ストーリーは破綻がない。隣人は家では何をしているかわからない恐怖は誰しも持てる感情だからそこを煽るスタンスは訴求力ある。

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.6

アンソニー・ホプキンスさんが演じるこの超能力者はとても優しいなあ。苦しむ娘を救うため生命維持装置を外した過去をずっと悔いているし。死んだ娘を思い出させる女性捜査官を気にかけ、最後は死ぬ運命にあった彼女>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.1

直接悪口言い合う文化いいと思う。決勝大会出られるようになってリーダーからメンバーに連絡入った、それぞれの日常が垣間見れるシーンがお気に入り。アカペラは楽しそうにやってるとこちらも楽しくなる。

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.4

ダメおじさんズがGoogleのインターンを経て正社員登用されるサクセスストーリーにしたいんだろうけど、おじさんズは全然ダメじゃない。空気読めない、喋りすぎ、ジェネギャマウントしがち、ITに疎い、などな>>続きを読む

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.8

ほろよいでも楽しめる。エイリアンの体液多めなのでなにか食べながらはそぐわない。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.4

本心でYESと言った時はうまくいくことに主人公も僕も気づかされた。嫌だったらNOでいいんだ。観た人が誰でも実践できる感がよい。わくわくする。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.8

感動した!友だちを大事にしようと思った!多くの人は自分の勤める会社を、ショーシャンク刑務所に置き換えて、脱獄シーンのエクスタシィに浸ることができると思った。鮮やかですね〜!脱獄の仕方はさることながら、>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.4

ジョゼが話す深海のくだりを妻夫木が寝転がってうわの空で聴いてる感じ、2人の関係の終わりを示唆しててせつないし、なんかリアルだった。おばばが非健常者のジョゼを欠陥呼ばわりし妻夫木をジョゼから遠ざけようと>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.4

開始5分で泣くっていうレビューばっかだったからどういうことかと思ったら、おばあちゃんが本当に伝えたい言葉を真心こめて読んでいたからだったのね。

でも僕は泣かなかった。たぶん、そのおばあちゃんも、その
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.3

落ち着いて洒落てるファッキン親密感のある映画館でみた。

最後に入ってきた客が、声と態度のファッキンバカでかいおっさんだった。その場にいる他のお客さんたちの雰囲気ぶち壊し。

でもいざ始まると僕は一気
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.7

ストーリーわかってるのになんでこんなに感動するんだろう。声優さんたちの熱演、圧倒的作画、リアルを追求した音響、最後の最後に観客の気持ちを揺らしにかかる主題歌。プロの技が結集しておる。暗い列車を一直線に>>続きを読む

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

3.7

 冒頭で黒澤明の羅生門をパロディって、ドラマ版でのことをサクッと説明したのが面白かった。
 齋藤飛鳥さんの言葉は今回の演技は声を高くしてるけど沁みますね。
 はじめてのおつかいのパロディはかわいいし笑
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.7

殺さずともユリゴコロを最後には感じられてよかったのではないでしょうか。吉高由里子の存在感はやっぱ凄い。

ハイ・フォン: ママは元ギャング(2019年製作の映画)

3.6

日本語字幕が途中から表示されなくなり、英語字幕でいきなりto study English.
アクション映画はセリフ短いし少ないからいいな。
誘拐された娘を取り戻す超強い母ちゃんというわかりやすいストー
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

1.5

どんでん返し系は興味ないのがわかった。なにが伏線なのかわからないから。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.8

観終わって体調がとても悪くなる、身体にくる映画だ。
ショーを楽しむ観客の中にいるアーサーは、みんなと一緒に笑いたいのに、そのタイミングと奇妙な高笑いのせいで、同調できていない。
アーサーがジョーカーと
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.3

観終わってから斜め下を見つめてしばらく肩を落としてしまった。

どんな人でも、おぞましい表情ができて、恐ろしい行動ができるんだと感じた。

セットや家具や色調が鮮やかできれいだった。