うめさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

おじいちゃんはデブゴン(2016年製作の映画)

3.4

懐かしのサモ・ハン・キンポー
監督もやってたのか
どうりで納得のクオリティー

中国の軍で働いていた武術の達人だったが孫娘の失踪を防げなかった事で娘にも縁を切られ
物忘れもひどくなる一方
そんな彼の慰
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青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない(2023年製作の映画)

4.0

思春期症候群に悩む
優しい男子高校生と女優の彼女
さらに彩る美少女達の劇場3作目

“ランドセルガール”といいつつ
それはあくまで導火線で
主人公

そして
両親
蘇る家族の物語だ
Clover W
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

日本にも共通する
自然の中に
生活の中に
精霊(ピー)は宿っている
そんな信仰が色濃く残るタイ東北部
そんな村で女神の憑代を務めるニム
姪のミンの様子がどこかおかしくなり…

割とホラーは好きでよく見
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プロムの約束(2023年製作の映画)

4.0

冴えないけど優しい親友ベン
ただのパリピバスケ部じゃなかったグレアム
誰とプロムへ行くべきか
恋と友情にマンディは揺れ動く
初っ端からフラグが立ちまくり
まぁそう来るよねと思いきや
意外や
話はこじれ
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スクリーム(2022年製作の映画)

3.7

スクリームって1しか見てなくて…
今作もナンバリングなしだし
リブートかと思ってたら
まさか繋がってたとはね
しかも
オリジナルキャストも続投してたとは!
他のシリーズを考えても
ホラーの人気作っての
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.0

筆は素直だ

拭いきれない悲しみも

縛り続ける後悔も

狂おしいほどの愛おしさも

溢れんばかりの喜びも

一つとして同じではない色で

全てをさらけ出す

そして

残された余白

それが線を支え
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アッセンブル:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3の裏側(2023年製作の映画)

-

彼等の絆の深さを知る
語られる裏側
微笑ましいエピソード
さすがはGOTGなだけにウェットな感じはない
カラッとした気持ちの良い語り口
だからこそ
好きなアイツらの素顔に胸が熱くなっちゃう
あぁ
もう
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手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

3.9

線路を歩くしか交通手段のない村に駅を
姉と弟
父と息子
家族の思いは解きほぐされ
隠されていた絆は見えてくる

おそらく実話ベースは私設駅の誕生
そこ一点だけであって
そこに着想を得た物語なんだろう
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

3.9

夏の小さな火花の向こうに

彼女は現れる

本当の夢を許されず悩む

身も心も傷つき倦み疲れた

未来を失い絶望を押し隠す

死に安らぎを求める

それぞれの3人の若者

現世から外れ

同じ時間の中
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ゴブリンスレイヤー GOBLIN'S CROWN(2020年製作の映画)

3.4

ゴブリンの手に落ちてしまったと思われる令嬢を探しに行く

一応は話こそ繋がっているものの
完結独立したスピンオフ的な作品
ただ
劇場版というのもあるのか
あまり気分の良いものでなくても
持ち味のハード
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

4.0

爆笑🤣
最初から最後まで
まぁ
よくアホらしいパロディするもんですね〜
でも
たぶんマーヴェルやDCの人達も嫌な気はしないはず
それは作り手の好きが伝わるからなんですよ
どれだけイジっても
リスペクト
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.6

「こんなもんだろうな」
っていう予想を裏切らない
そのまんまな感想となりました

引退したポアロだったが…
強引に連れて行かれた先で起きる殺人事件
ロケーションは抜群
キャストもそれなりなら
話も悪く
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キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

3.8

思いを伝えられない男に
急に舞い降りた700万ドルの遺産
プロポーズして万事解決と思いきや

今まで何度か耳にしつつも
初めてのバスター・キートン
他の方のレビューで
ジャッキー・チェンとかトム・クル
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.1

ほほぉ
1があれだけ良くて
同じ作りでどこまでやれるかと思いきや
今回は娘が母親を探すと逆のアプローチ
確かに若い世代の方がコンピューターを駆使するのは違和感がないですね

真相が読めないミステリー要
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

-

たしかに
懐かしい面々は出てくるし
コイツも出るのかって驚きもあるけど
通り一遍程度の私にとって
コレは映画と言うよりは
MVとかのような印象かな
ですのでスコアはなしです
ショートフィルムですしね
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

恋が始まりから
恋の終わりまで

彼等と同じ世代の人にもささるのは間違いない
でも
その時代をとっくに通り過ぎ
眩しく振り返ってしまう世代にこそ
強く深く突きささる作品だと思う

本が好きな人なら
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

わたし
“妖怪”大好き少年だったんですよ
当然のように
漫画の鬼太郎を読み
なんかよくわからんが壮絶なのは少しわかりました
そして
当時のアニメ版の鬼太郎へ
ちょっと子供っぽいけどコレはコレで面白い
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

癇癪持ちなのに臆病な面もある火の女性エンバー
真面目だけど涙もろい人情家の水の青年ウェイド
予期せぬ出会いから
徐々に惹かれていきつつも
生まれる葛藤
「火と水だから」
触れ合えぬ関係
それを乗り越え
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.2

あの人の名前を

本当は呼びたい

でも

呼べない

あの人の肌に

本当は触れたい

でも

触れられない

こんなにも

伝えたい思いは

私の中で溶けていく

それが

自分のため

そして
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いのちの朝(1961年製作の映画)

3.8

自らの画風を極める事しか出来ぬ父

それを理解し支える良妻賢母な母

父に成功させ母に楽させたい長女

そして

父の絵を愛する可愛い次女

次女をモデルに大作に挑む父だったが…

話はありきたりなホ
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

3.9

あの
「えくそだすっ!」
「第三飛行少女隊」
の熱狂から4年後のムサアニ
序盤から「あれ?」と思ったら
うそだろ〜
そんな事になっていたとは!
しかし
あの熱は今もなくなるはずがない
劇場映画制作とい
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祈るひと(1959年製作の映画)

3.8

慕った叔父は失われ

冷酷だった父も今はいない

年を取り

結婚という文字がちらつくも

母への不信は膨らみ

あんな両親のようになるならば

一人でいいとは思いつつ

やはり

温かい灯りは羨まし
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.8

「ミズマーベル」
「シークレット インヴェイジョン」
予習をしておいた意味はあった
むしろ
知らないと「?」となってしまいそう
そういう作りが当たり前になってるのは…
あまり感心はしないけども


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江戸の小鼠たち(1957年製作の映画)

3.8

ものすごいオーソドックスな時代劇
ところが
時代の熱量なのか
演技にしても
セットにしても
勢いが感じられるのですよね

きっぷのいい半グレの津川雅彦
世間知らずの武家の御曹司の長門裕之
対照的な役柄
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月は上りぬ(1955年製作の映画)

4.0

田中絹代監督に興味をそそられチョイス
小津安二郎が脚本に参加しているからか
余裕を感じるというか
ゆったりとした流れの中に潜む深み
穏やかな笑いと
しっとりとした切なさがあって
これぞ邦画だよなぁとい
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鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

4.0

どうやら「おしどり」って読むようですね


こんなモノクロの時代に
こんなミュージカル映画があったなんて!
歌い方も古臭いようでいながら味があって
これはこれでいい感じ♪
台詞まわしも心地よく
「ちぇ
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乳房よ永遠なれ(1955年製作の映画)

3.8

夫のために

尽くしても

報われず

子供への愛も

妨げられ

唯一の楽しみだった

和歌の世界も

癒しだけではなくなり

身体は

病に蝕まれ

もう胸もなくなった

しかし

奪われ失った事
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劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オリオンの矢(2018年製作の映画)

3.0

これも劇場版あったのか〜

坂本真綾さえ使えば安心
へ?
いやいやいや
確かにいつものダンまちで
いつものハーレム松岡ですけども
今までの設定や
ヒロイン枠の方々に
どう申し開きするんじゃい!
何をぬ
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.5

久しぶりの映画のハシゴ
しかも邦画2本ってのは初めてでした
さすがに集中切れちゃうかなと思いきや
あれ?
これ
もしかして
今年一なのかも?
そんな手応えさえ感じる素晴らしさ

コロナ禍の真っ只中
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

はっきり言って
苦手な監督さんなんですよ
山崎さんって
映像は凄いし
いつもキャストだって良い
ストレートな作風だって悪くない
ただ
なんていうか
あざとさみたいなモノがどうも鼻につく
絶対にどこかで
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.7

何やらホラーゲームを下敷きにしているらしいですね
しかし
「バイオハザード」しかり
「サイレントヒル」しかり
「アサシンクリード」しかり
「モンスターハンター」は論外か…
意外にゲームからの映画化って
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文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)(2018年製作の映画)

3.7

あら
劇場版もあったのですね
2ndと3rdの間くらいになるのかな

アクションは見応えあるけど
完全に知っている人向けに作られているし
単品として出来がいいかと聞かれれば
まぁほどほどという感じだよ
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バンクシー・ダズ・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.8

一カ月の間
毎日どこかで作品を発表していく
バンクシーがNYで巻き起こす波乱を収めたドキュメンタリー

絶賛する人
崇拝する人
嫌悪する人
拒否する人
商売する人
リアクションはそれぞれだけど
誰もが
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にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

3.7

戦前戦中から戦後へ
日本の混乱期を生き抜く女性
弄ばれ
翻弄され
蔑まれながらも
逞しく生き抜いていく

シリアスなようでいて
詩吟のような唄といい
アヴァンギャルドさがあるというか
独特な作りになっ
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誘惑(1957年製作の映画)

4.3

過去に心残りのある銀座の洋品店を営む寡の男
芸術にかぶれた一人娘
集う芸術家仲間
洋品店の従業員
店の二階を画廊にすることが思わぬ波乱を巻き起こす


大量にAmazonで無料配信終了になる昔の邦画の
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愛しのアクアマリン(2006年製作の映画)

3.6

エマ・ロバーツの名に吸い寄せられ
ポチッと再生したら
想像以上のティーンエイジムービー
ここまでやってくれると清々しいくらい

マーメイドの美少女が人間の少女2人の力を借りて“真の愛”を探す
キラキラ
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