KazutoYamamotoさんの映画レビュー・感想・評価

KazutoYamamoto

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映画(310)
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

2.4

311をきっかけにした生活保護と、世間の矛盾を題材にした作品。終始重くて暗い空気感が漂っており、心の中では悪人を決めつけてしまっていた。不幸な境遇。そこにまた重なる不幸。真っ当な人々が損をするような役>>続きを読む

お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年製作の映画)

2.8

橋爪功のおじいちゃんがハマり過ぎて笑える。リアル過ぎて悲しくなるくらい。
終活って誰しもが考えてゆかないとって思うが明日にしよう。ってなるやつ。
この作品は終活かと思わせて、実は別のストーリーを描いて
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

2.8

ストーリーは中々シリアスなんだけど、大泉洋のキャラと演技で雰囲気がガラリと変わってしまっています。面白いよね。こんな風に楽しげにクレバーに過ごしてみたいものです。
俳優さんも一流ばかり。特に大御所作家
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

1.9

冷静過ぎる天才。湯川。キャラなんですがちょっとは悩むとか無いのかよ?って思ってしまう。しかも糸口がはっきりしないのに事件の裏側を見通してしまう天才。そんな事あるか⁇って思ってしまった。そういうドラマと>>続きを読む

ALI アリ(2001年製作の映画)

2.6

モハメドアリの半生を描いた作品。
でもオリンピックのシーンはありませんでした。どちらかと言うと、リング外の色々ないざこざなんかがメインな感じで宗教問題や女性関係、お金に群がる人達、ただボクシングに集中
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

2.3

トランスジェンダーに対する理解と不理解。それがこんなにも人生を変えてしまう。悲しみに襲われながらも、次第に強さを持ってゆく。最後は自分を取り戻して新しい扉を開くのだが。色々と意味のわかんないシーンが多>>続きを読む

トップ・ランナー(2006年製作の映画)

2.5

残念な邦題が付いていて、作品の良さを表現出来てないなぁと、1人考えてしまった。
実話ベースの作品で、お金は無いが革新的なアイデアで新記録を達成するが、UCIによりルール変更され、記録は認められない事に
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

1.2

今頃観ました。ちょっと古い作品なので俳優さんのビフォアアフターを見てても楽しめる。
作品自体は、セリフまわしが学芸会っぽい感じで気になってしまうのと、どういう訳か廃墟に通電してるって、どうかなと。
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オーストリアからオーストラリアへ ふたりの自転車大冒険(2020年製作の映画)

3.3

旅 やった事ないんだよね。しかも自転車でテント泊って、過酷。でも最高の旅かもしれない。自転車で雨の中を走るとき、酷暑の炎天下を走るとき、辛い登りを走るとき、何でこんな事してるのかって思うけど、思い出に>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.2

黒澤作品のリメイク。
余命を知り、自分の人生を考え直した男。視点が変わっていきなり仕事の仕方が変わってゆく。何か足跡を残す事を考えたのか、どんな心の変化があったのか。
真面目で厳しさだけの人が最後は人
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南極料理人(2009年製作の映画)

2.9

南極でのむさ苦しいおっさんだけの生活を面白おかしく描いていて楽しめます。
必ずいるルール守らない人。勝手にラーメン食い倒したり、貴重な水を無駄遣いしたり、仮病でサボってみたり。でも南極だから外はマイナ
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岳 -ガク-(2010年製作の映画)

1.8

ずっと前から次見るに入れていて、見てなかった岳。やっと観た。
嫌なくらい爽やかな小栗旬。真面目過ぎな長澤まさみ。場違い感な龍之介。
本当の山岳登山は映像以上に過酷なんだろうと思いつつ、冬山はプロになら
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

2.6

あまり観てこなかったこういうタイトルの作品ですが、キャストさんとか見て、興味が出て観てみました。最初は何て暗い空気感なんだと思いながら、少しづつ糸がほつれるように変わってゆく。主人公の心も少しづつ変わ>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

1.8

ちょっとよくわかんなかったです。
へそ曲がりなのか真面目過ぎなのかわかんない主人公。ある事をきっかけに適当に楽しんでやってみると、案外上手くいったりして。そんなに真面目にやんなくても、人生楽しめるって
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ある男(2022年製作の映画)

3.0

思わず見入ってしまった。
見ている内に引き込まれてゆく。ある男の幸せが自分事のように嬉しく思えた時、物語が始まる。ほとんどの人が認識せずに享受している幸せを目の前に叩きつける。
本当にありそうなミステ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.2

これは意外にも面白かった。一昔前ではあり得ないサクセスストーリー。しかも実話ベース。あり得ない親世代とあり得る現代世代のぶつかり合い。そこら中にいる敵や批判者。CGを駆使した映像もキレイ。ゲームからは>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

2.4

中々に謎めいたストーリー展開。過去と現在が入り乱れた展開で市子の事が少しずつわかるようになる。強く同情しつつ作品の深みにはまってゆく。主演俳優さんの演技が、暗い過去の時と楽しい時の落差が凄くてヤバい。>>続きを読む

美しき諍い女(いさかいめ)(1991年製作の映画)

2.2

有名作品ですが、初見でした。
何を伝えたかったかは、よくわからずで考えるでは無く感じる作品なのかと思いました。映像は美しく、細かな色使いにも拘りがあると感じました。また、作品の中で伏線らしきシーンもあ
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

2.2

ジェイクギレンホールって自分は未だにナイトクローラーの怪演の印象が強くて、今回のマッチョな役はどうなのかと思いつつ観ましたが、楽しめました。でも特有の笑顔の時の口元は、やっぱギレンホールだなぁって思い>>続きを読む

台風家族(2019年製作の映画)

1.9

草薙剛がはちゃめちゃなおっさんを演じる。いってしまってる目付きとか、ヤバい。子役もシュールな表情で親子の微妙な間を演じています。ストーリーはあんまりだけど、そんな役者さん達の演技が楽しい作品でした。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.1

事前の情報無しで鑑賞しました。
面白かった。ストーリーはちょっと出来過ぎなとこもあるけど、アニメらしい映像演出やそれを支えるプロの演奏。そしてジャズって音楽を題材に。ジャズは演奏家のインスピレーション
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.0

ミュージカルは好きじゃないけど、冒頭の部分とか、エンドロールは今見ても斬新。映像も色々な工夫が見られて楽しめました。若き日のナタリーウッドがかわいい。当時も今も若者というのは、理解を超えた存在なんだと>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.5

ミュージカルはあんまりなので、もう少しだけドラマ部分が多かったら良かったかな。ストーリーは良いです。夢を諦めない。そのために走り続ける。待っていても成功や幸せはやってこないんだって事を忘れてはいけませ>>続きを読む

RED/レッド(2010年製作の映画)

1.8

主人公無敵映画 イコライザーとかジェイソンボーンとかみたいに無敵。ある意味安心感あり。作品は高齢者狙いなのかシニア俳優ばっかし活躍する仕立てです。そういう意味では観る人を選ぶ作品かも。
余談ですが電話
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

1.1

詳しくは描かれていないけど、地球最後の夜をどう過ごすが。という作品。
家族で集まってパーティするんだけど、時間が迫ってきて…。
もし自分がそんな事になったら、そんなに冷静にいられるかな。無理かな?って
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

2.2

コメディなんだけど、イライラしちゃうくらいおバカがいて、皮肉なコメディというか、ホントにあったら笑えないよなコレ。って感じで笑いとシリアスのギリギリラインを攻めてる感じでした。

運命じゃない人(2004年製作の映画)

2.8

面白い作品でしたがラストは何か寂しくなってしまう。
もしかしたら自分は人は根は善人だと信じたいと思っているのかも。だからこんな感想になったと思う。

鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽(2022年製作の映画)

2.0

太宰治原作の映画ですが、世の中の変化とそれに翻弄される人たちを、独特な視点から描いている。必ず死がそこにはあり人の欲望や狡さが織り込まれている。
やるせない気分になるのは俺だけなのか。あるいは自分の一
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八つ墓村(1977年製作の映画)

2.8

八つ墓村の祟りじゃ〜。という例の作品。少年時代に話題になってたけど、見ずに今頃観ました。作品はオカルトホラーな作りになっていて、今見ても怖い。
金田一の推理をメインに描いたその後の作品とは別物な感じで
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.0

これはいい意味で裏切られた作品でした。冒頭から意表を突いた展開。
ストーリーもこれまでに無い切り口で楽しめました。ちょっとだけインディジョーンズの匂いもするアクションとか、悪くないですね。ラストは次回
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ローン・レンジャー(2013年製作の映画)

3.0

ジョニデの、おとぼけ演技が面白い。コメディアクション的作品でした。真剣に観るものでもないので楽しみながら観るのが良いですね。
全体的にはウェスタンなパイレーツオブカリビアンみたい。やっぱりディズニー的
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.0

スパイサスペンス的な作品でした。
結構グロいシーンもあったりして。生々しいのもありますが、逆にリアルかも知れません。それからロシアなら現実にあるかも。って思えてしまう。
ラストの部分はちょっと気持ちい
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

-

期待してなかったけど、予想外に面白かったです。次回に繋がるエンディングでちょっと楽しみかな。

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

1.5

エイリアンの謎解きって事で観ましたが、グロいシーンが目立つばかりで、作品的にはもう一つでした。やはり傑作だった一作目は越えられ無い。一作目にあった密室の恐怖、未知の恐怖、見たことないデザイン。やはり変>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

2.0

全編カーアクションとドンパチ。
残念なのはCG分かりすぎてしまうとこ。それを気にしなければ
、飽きるくらいにアクション連発してくれます。感動とかそういうのはありませんから割り切って観ましょう。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

1.5

ガイリッチーらしくドンパチのオンパレードな作品。深く考えずに流して観るのがいいかな。ジェイソンステイサムは無敵だし、負けないのでドキドキすること無く安心感満点。そんな安心感はアクション作品には緊張感が>>続きを読む

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