440さんの映画レビュー・感想・評価

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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

悔しいとか楽しかったとか言わせたい

漫画でも1番盛り上がったこのエピソードを上手くまとめられた劇場版。
さすがにもう空いてるだろと思って劇場に足を運んだのにめちゃくちゃ混んでてビックリ。

烏野と音
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.8

静かに暮らしたいだけなのに

超頭の良いお猿のリーダーであるシーザーは仲間たちを連れ、人間に会わないよう山奥で暮らしていた。
しかし、そこに軍が攻め込んできてしまったため望まない争いに巻き込まれてしま
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.2

シャマランの不発作品のような
憎めないポンコツっぷり
こういうの観るとオラァワクワクすっぞ!

という事で好きそうな空気をビシバシ感じたこの作品をチョイス。

旅行先で仲良くなったオランダに住む家族の
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.8

人間に歩み寄ろうとする猿
猿に歩み寄ろうとする人間
しかし共存なんて求めていない者も

リブート2作目は爆弾を抱えながら綱渡りしてるような息苦しい展開。
人間とお猿さんたちの争いだけでなくお猿さん同士
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レイディオ(2020年製作の映画)

4.3

一瞬一瞬が大切な時間
悔いのない人生を歩めたのかな?

ピュアでシンプルな物語が人との関係についてじっくり考えさせてくれる良作。

特に未来も夢も考えていないコミュ症大学生の加藤君。
唯一の趣味である
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

4.0

ザック・スナイダーはまた面白い作品作ったなぁ。
それこそ「ザ・クリエイター創造者」以来の新作SF大作って感じ。
続きも早く観たくなったので家に帰ったらPART.2鑑賞します。

平和な田舎町の農村が軍
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バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

3.6

やりたい放題なベイ作品。

今回のマーカスとマイクはキューバと繋がる麻薬密売組織相手に大暴れ。
マーカスの妹も巻き込まれ大ピンチなお話です。

1番の見どころは開いた口が塞がらなくなるレベルのド迫力ア
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.7

見てはいけないもの
超えてはいけない一線

これまたフランソワ・オゾン監督の違う一面が垣間見える一本でした。

元モデルをしていたクロエは原因不明の腹痛に悩まされ、精神的なストレスが原因なのではと精神
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クンドゥン(1997年製作の映画)

5.0

国を守るのではなく
人々を守る

心が痛む
静かに暮らしたいだけなのに

最近映画鑑賞していて影響受けやすいのかドストライクに感情に訴えかけてくる作品が多すぎる。
ほんと催眠術にでもかかってるのかっつ
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.2

クソガキ死ねぇぇ!

子供相手になかなか不謹慎ながらもポップで笑いながら観られるゾンビ映画。

小説家の夢が叶わず、ニューヨークから田舎の地元に帰ってきたクリント。
臨時教師として働く事となった小学校
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

3.8

破滅へのカウントダウン

メガデスのアルバムタイトルをパクりましたが、正に人間の欲と探究心が一線を超える瞬間を描いた作品。

初期シリーズ5作とティム・バートン版は鑑賞した事あるんですが、新シリーズは
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.4

なにこれ!
めちゃくちゃ雰囲気が最高!
脳が安らぐ作品

旧友と昔話をしながらキャンプして温泉に入るだけのお話

別に凝った演出がある訳でもないし、どこにでもいそうなマークとカートはイケメンでもないし
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この心亡き者(2022年製作の映画)

3.5

久々に何の予備知識も無くチョイスしたネトフリオリジナル作品。
台湾を舞台にしたサイコスリラーでした。

同僚の恋人が自殺し、自分も後を追い河原で自殺しようとしていた刑事ウー。
そこに居合わせた若者たち
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異人たち(2023年製作の映画)

5.0

「ウィークエンド」「荒野にて」が激アツ満点男として俺の中では殿堂入りしているアンドリュー・ヘイ監督。
新作って事で今月1番の期待作を鑑賞してきましたよ!
もち泣いても良いようにデカ目のタオル持参でね。
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私がやりました(2023年製作の映画)

3.8

作風の振り幅がデカすぎて毎回驚かされるフランソワ・オゾン監督作品。

ここ最近だと「苦い涙」「危険なプロット」の2本を鑑賞しましたが、映画世界への引き込み方とか描写のこだわりとかほんとセンスが良すぎて
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

初めての感動
初めての興奮

客観的に見たら
自分に足りなかったものに気づいた

映画館で鑑賞したくて楽しみに待ってたのに、まさかの吹き替え上映しかないので諦めておうち鑑賞。
ジェイミー・フォックスと
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ハント(2022年製作の映画)

3.7

サロロパス

濃厚すぎる。
一瞬も目が離せない情報量と登場人物の多さ。
そして急加速急旋回の多いジェットコースターのような展開。
ほんと休む暇無く体力消耗の激しい一本。

安全企画部の海外班リーダーの
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

4.3

皮肉たっぷりマクドナー監督作品。

これまたコリン・ファレルのアホ男っぷりとブレンダン・グリーソンの困惑する男っぷりは「イニシェリン島の精霊」と似た構図でマルチバースのような作品。

殺し屋レイは仕事
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危険なプロット(2012年製作の映画)

3.8

「この後どうなっちゃうの?」
という先導の仕方がめちゃクソ上手で最後まで集中力が保てちゃう作品。

昔に小説家を目指していた高校の国語教師ジェルマン。
凡庸な生徒たちの作文に辟易としていた時1つの作品
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ありふれた悪事(2017年製作の映画)

4.2

ザ・韓国ノワールな作品。
再鑑賞なんですが、この胸糞加減と重厚な物語は見応えアリ。

少々荒っぽい性格なので、上司に厄介者扱いされてるカン刑事。
たまたま容疑者として捕まえた男が尋問の末殺人を自白。
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

5.0

若かりし頃
シネマライズのレイトで鑑賞した時の衝撃。
パンフが欲しかったのに当時は販売してなくて「オールアバウトπ」という本を買った。

上映前に列に並んだ景色。
観終わり放心状態のままトボトボ歩いて
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Winny(2023年製作の映画)

4.8

新しいものを作りたい
みんなの役に立ちたい

幼少期からプログラムを組むのが好きな金子さん。
ファイル共有ソフトWinnyを製作した事で著作権法違反幇助の容疑で捕まってしまう。
違法アップロードした人
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.6


運命

日曜日に開催🏮ひとりA24祭🏮
2本目はアカデミー作品賞にもノミネートされていたこの作品。

これで今年のノミネート作品8本目の鑑賞。
あと2本を残すのみ。
去年に比べ好きな作品が多くて嬉
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.5

終わりよければ全て良しなのか?

警察が押収し保管していた麻薬が盗まれ、マーカスとマイクのコンビが捜査するもトラブルに巻き込まれていくドタバタアクション。

今日のベイがあるのはもちろんこの作品のおか
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.8

兄弟の絆
一族の呪い

いやぁこれまた凄いパワーの作品を食らったわ。
日曜日に開催🏮ひとりA24祭🏮
の1本目。
必殺アイアンクローを食らいまくって後半涙が止まらんかったよ。

プロレス一家フォン・エ
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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

4.4

おかしな人ばっかりの世界は
普通の人が異常になっちゃう
最後の1人になったら寂しいよね

「ピアノ・レッスン」からのサム・ニール繋がり。
しかも「ピアノ・レッスン」の次の出演作品がこれって最高すぎるで
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

ほんと気持ち良い映画だよね。
どうでもいい楽しい会話劇を観ているだけで全然飽きないんだよな。

バラバラにしたエピソードがジグソーパズルのようにハマっていく爽快さが癖になって再鑑賞したくなる。
狙って
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

4.0

ダミアーン👿✝️

往年の名作ホラーシリーズの新作が続々と公開されるのはホラーマニアとして嬉しい限りです。
周りの評判なんて関係ない!
大好きなオーメンシリーズを劇場でいち早く鑑賞したくて、スキップし
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.4

効果音と音楽良し!
映像の雰囲気や世界観も最高!
裏と表の世界の描き方、クリーチャーデザイン、題材も申し分なし!
かなり質の良いホラーなのに緩急が無さすぎて単調に感じてしまった。
再鑑賞なのに記憶が全
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

4.0

これまたシビれる結末だなぁ。

オリオル・パウロ監督の作品は毎回期待を裏切らない。
これまたテンション上がるドキドキハラハラの極上ミステリー作品でした。

精神科病院へ入院する事となったアリシア。
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(1997年製作の映画)

5.0

ダムが決壊した時
水は溢れ
誰も止めることができない

謎の首痛い病に悩まされる息子と家族のお話。

久々にツァイ・ミンリャン作品を鑑賞したくなって、どれを観ようか悩んだんだけど、やっぱり1番好きなこ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

5.0

失っていく信頼
失墜の危機

まさに色んなものが落ちて堕ちて落ちまくる作品。
なんて上手いタイトルなんだろ👏

夫の転落死に殺人容疑をかけられる妻。
唯一現場にいた盲目の息子。
裁判でどんどん浮き彫り
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.5

前作がかなりお気に入りだったため、ちとハードル上げすぎたかなぁ。

ニューヨークに舞台を移し、スペングラー家は市長のバッシングを受けながらも本拠地でゴーストバスターズとして活動。
しかしフィービーは未
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トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

3.3

トンソン荘で起こった殺人事件を撮影された一本のビデオテープ📼
そのビデオテープには映ってはいけないものが映り込んでいると都市伝説的な噂となった。
その真相を探るべく調査する撮影班のドキュメンタリーとい
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

科学者としての探究心
世紀の発明が人類の脅威となる瞬間
達成感と罪悪感

これは色々な意見が飛び交う作品だろうな。
オッペンハイマーに対し共感できる部分もあるし嫌悪感を抱く部分も多い。
作品のクオリテ
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ホームワーク(1989年製作の映画)

3.7

罰はぶたれること

毎日出される膨大な宿題の量に疑問を抱いたキアロスタミ監督がイランの小学校の生徒に突撃インタビューするドキュメンタリー作品。

子供達を1人ずつ部屋に呼び込み、質問していくスタイル。
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