破滅へのカウントダウン
メガデスのアルバムタイトルをパクりましたが、正に人間の欲と探究心が一線を超える瞬間を描いた作品。
初期シリーズ5作とティム・バートン版は鑑賞した事あるんですが、新シリーズは初鑑賞です。
アニマルパニック的スリリングな描写も、チンパンジーのシーザーが人間に対して不信感を抱き反旗を翻すまでの展開も、薬の研究者ウィルのドラマパートもすごく綺麗にまとまっていて見応えあった。
正直前半までの展開は「ジュラシック・パーク」シリーズの恐竜がお猿さんになっただけかなと思ったけど、こっちの方がツッコミどころや違和感は無くモヤモヤするところが少ない。
中盤からはめんどくさい方向に暴走するウィルの行動に多少イラつきながらも「ヤバいヤバい」なんて呟きながらドキドキハラハラしちゃったよ。
マルフォイがなかなかの悪っぷりで1番好きなキャラでした。
後半は話のスケールが大きくなって盛り上がりも最高潮。
お猿さん軍団は恐竜たちと違って頭も良いので手強すぎる。
ゴリラやべぇわ。
なんか最後は良い話っぽく終わってるけどこれで良いのかウィル!!
元はと言えばお前のせいだぞ!!😆
ただこの終わり方は上手い。
次回作をどんな方向にも持っていけるような位置に駒を置きつつ、続編への期待値を上げる思わせぶりさ。
ニクいねぇ。
「新世紀ライジング」もこりゃあ観ちゃうね。