『旅立ちの時』(Running On Empty)1988
『二世問題』を扱った感動的な青春映画。
「僕はマイケルじゃない。本当の名前はダニー。両親はナパーム弾製造工場を爆破して清掃員に怪我をさせ>>続きを読む
『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』(Guillermo del Toro's Pinocchio)2022
緻密で表情豊かな美しい人形アニメーション映画。みんながよく知る物語が新しく感動的に蘇った>>続きを読む
『シン・仮面ライダー』
Shin Kamen Rider 2023
庵野秀明さんらしさとアクション・エンターテイメントらしさと石ノ森章太郎愛に満ちた作品。
ファーストシーンが、いきなりクライマック>>続きを読む
『ピエロがお前を嘲笑う』Who Am I - Kein System ist sicher:俺は誰だ(英題)安全なシステムはない(ドイツ語題名)2014
殺人容疑をかけられたハッカー集団CLAY(C>>続きを読む
『アルゼンチン1985 〜歴史を変えた裁判〜』(Argentina, 1985)2022
シルヴィア「それで大統領は何で言ったの?」
ストラッセラ「特に変わった事は言わなかった。最後に『最終弁論に期>>続きを読む
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(Everything Everywhere All at Once)2022
「Iam your daughter」
「Nooo」
『帝国の>>続きを読む
『クレイジー・リッチ!』(Crazy Rich Asians:ぶっとび大金持ちのアジア人)2018
「当時は、ステレオタイプで周縁化されたアジア系のキャラクターばかりで面白みに欠けていましたが、今は>>続きを読む
『大統領の執事の涙』Lee Daniels' The Butler 2013
グロリア(母)「この前見た映画、あんたにお勧めよ」
ルイス(長男)「そう?」
グロリア「なんだっけあの映画?」
セシル(>>続きを読む
『ちひろさん』2023
この映画について「ちひろは典型的なMPDGだ」という批判をTwitterで見かけた。
「マニック・ピクシー・ドリーム・ガール (英語: Manic Pixie Dream >>続きを読む
『王将』1973(昭和48年)東宝
実在の棋士・坂田三吉の半生を描いた北条秀司作の新国劇『王将』の5回目の映画化。
貧しい野生的なアマチュアと上品なエリートの対決。ライバル関根を演じる仲代達矢の静>>続きを読む
『明日なき追撃』Posse(追撃団)1975
ストローホーン「正直者が正直なのはちゃんと給料をもらってる間だけだ。これが俺が泥棒であんたが嘘つきである理由さ」
アメリカ版ポスターのコピー
「『明日>>続きを読む
『駅馬車』(Stagecoach)1939
ギイ・ド・モーパッサン『脂肪の塊』をたまたま読んだ。Wikiをみたら『駅馬車』の原案と書いてあったので久しぶりに再見した。
なるほどその通りだなぁと思っ>>続きを読む
『オースティン・パワーズ:デラックス』(Austin Powers: The Spy Who Shagged Me)1999
バート・バカラックが亡くなったので観てみました。
この映画ではバカラッ>>続きを読む
『ケイコ 目を澄ませて』2022
この映画は音から始まる。縄跳びを飛ぶ音。パンチが当たる重い音。次は岸井ゆきのの素早く軽やかなコンビネーション。
『ケイコ』は物語の起伏や主人公の感情の振れ幅が少な>>続きを読む
『あらくれ』
1957(昭和32年)
「だめですよ。男に振り回されちゃ。こっちが一人前の男にしてやるくらいでなくちゃ」
徳田秋声の原作を水木洋子が脚本して成瀬巳喜男が監督。
大正時代を舞台にした>>続きを読む
『ブラック・クランズマン』(BlacKkKlansman)2018
「友人でKKKに詳しい男がいるんだがもう昔の様な暴力的なスタイルは取ってないそうだ。デュークがKKKを大きく変えてる」
「デューク>>続きを読む
『フラッシュ・ゴードン』(Flash Gordon)1980
「General Kala,Flash Gordon is approaching」
「What do you mean “,Flash>>続きを読む
『ホワイト・ノイズ』(White Noise)2022
ポストモダン文学のドン・デリーロの1985年に出版された同名原作を当時の時代設定のまま映画化した作品。だからパソコンのディスプレイはCRTだし>>続きを読む
『ワン チャンス』(One Chance)2013
オーディション番組で見出されたイングランド・ブリストル出身のオペラ歌手ポール・ポッツの伝記映画。
子供の頃から抜群の声量と歌唱力を持つポールだっ>>続きを読む
『マイ・ブロークン・マリコ』2022
「どんなに心から心配してみせたって、そんなもんじゃどうにもならない所にあのコはいたんだよね」
ブラック企業のブラック上司のもとで働く営業職シイノ(永野芽郁)は>>続きを読む
『マチルダ・ザ・ミュージカル』Roald Dahl's Matilda the Musical, 2022
『チャーリーとチョコレート工場』『あなたに似た人』のロアルド・ダール原作をミュージカル化し>>続きを読む
『ミセス・ハリス、バリへ行く』
Mrs.Harris goes to Paris (2022)
「人をゴミ屑の様に扱いながら忠誠心を期待する時代は終わったんです」
中年女性が主人公のお伽話とおもっ>>続きを読む
『ワイルド・アパッチ』
Ulzana's Raid(ウルザナの襲撃)1972
監督ロバート・オルドリッチと主演のバート・ランカスターのコンビは1954年に『アパッチ』という映画を製作している。ランカ>>続きを読む
『ナイブズ・アウト: グラスオニオン』(Glass Onion: A Knives Out Mystery)2022
ダニエル・クレイグが名探偵ブノワ・ブランを演じるシリーズ二作目。
監督ライアン>>続きを読む
『キングコング:髑髏島の巨神』原題: Kong: Skull Island 2017
年末年始はやっぱり怪獣映画。迫力があってテンポが良くて面白かった。
監督は「『地獄の黙示録』に『キングコング』>>続きを読む
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(原題:The Post)2017
フリッツ「長年にわたる政府の秘密を暴露する気か?タダでは済まないぞ。株式公開や子会社のテレビが危うくなる。放送免許を失うぞ>>続きを読む
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(Knives Out)2019
Netflixで続編が配信された。面白そう。続編は正月休みに観ることにして1作目を観てみた。
懐かしい名探偵が登場するミ>>続きを読む
『ラブ・アクチュアリー』Love Actually(愛は実際に)2003
製作中の仮題はLove actually is all around(愛は実際に至る所にある)。The Triggsの歌から>>続きを読む
『ふたりのイーダ』1976・昭和51年
児童文学の名作を映画化。
・冒頭の走る電車のモンタージュがせわしない。
・歩いたり喋ったりする椅子の特撮はよく出来ている。
・椅子が歩く時の軋む音が聞きづら>>続きを読む
『アイリッシュマン』The Irishman 2019
評判がいいけれど上映時間3時間30分におそれをなしていた。今回観てとても良かった。実際のマフィアのヒットマンの生涯を描いた作品。実話なら実話と>>続きを読む
『グリーン・ナイト』(The Green Knight)2021
エセル「いつ騎士になるの?」
ガウェイン「準備が出来てない」
作者不詳の物語詩「サー・ガウェインと緑の騎士」の5回目の映画化。19>>続きを読む
『花様年華』花様年華(花のように魅惑的な年)In the Mood for Love(愛の雰囲気)2000
スー・リー「私は誘えない」
チャウ「どっちが誘ったにしろもう始まってる」
同じウォン・カ>>続きを読む
『スーパーマン』(Superman)1978
画面に最初に映し出されるのは1938年最初のスーパーマン」のコミック。「さあ皆さん、これからお馴染みのお話が始まるよ」という製作者のメッセージ。
みん>>続きを読む
『ジュディ 虹の彼方に』(Judy)2019
ジュディ「昨日は18時間も働いて自分の本名も忘れかけた」
プロデューサー・ルイス・B・メイヤー「君の名前はフランシス・ガム。太い足首、そっ歯、田舎者。ホ>>続きを読む
『海賊じいちゃんの贈りもの』What We Did on Our Holiday(休暇にわたしたちが何をしたか)2014
バート・ランカスター、マコーレー・カルキンの「ジブラルタル号の出帆」の再映画>>続きを読む
『西部戦線異常なし』
Im Westen nichts Neues(西部方面に新しきものなし)2022
カチンスキー「肉を投げれば犬は飛びつく。人に力を与えれば獣になる」
冒頭は戦場を真上からとら>>続きを読む