しょーごさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

RRR(2022年製作の映画)

4.2

暑苦しすぎ笑笑(褒めてる)

おそらく映画史上最も短いインターミッション笑笑笑笑(3秒)

ソドムの市(1975年製作の映画)

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パゾリーニを知ったきっかけとなる作品。かつ遺作。観に行くか迷っていたのですが、3日前のチケット販売から30分で残り10席ほどと完売寸前。赤信号みんなで渡れば怖くない的なノリでそのまま購入。

「スクリ
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ロゴパグ(1963年製作の映画)

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豪華オムニバス


パゾリーニがフェリー二をいじったと思ったら、今度はパゾリーニがいじられて、良い意味でみんな肩の力を抜いて楽しみながら作ってるのが伝わってくる感じ良かった。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.8

時間軸の歪みや虚構と現実が入り乱れる構成が本当に苦手なのですが、ミシェルゴンドリーの惚れ惚れする空間演出やトランジションの数々が見れるだけで幸せです。


スパイクジョーンズしかりこの人も、CMやPV
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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ほとんど見ていないと言っても過言ではない見方をしてしまった。

地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

4.8

2年前に見た時は難解に感じた部分も、改めて見てみると、相対する二項対立には各々行動原理というものがあり、人には人の地獄はたまた人には人の正義があるのだなあと実感させられます。


そして特に前半の音圧
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

2.0

クラクションうるさすぎ、劇伴不穏すぎ、ストレスフルで永遠に続くのではないかと錯覚する渋滞シーケンス。全編通して明らかに映画の表現の域を逸脱して、頭でっかち。見づらくて仕方がなかった。ただ、ゴダールの社>>続きを読む

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.6

たぶんこれは、今週1週間のおれだ、と思い立ち久しぶりに早稲田松竹まで。こんなにも陰鬱でインディペンデントな映画にも関わらず、立ち見席まで人がいることになんだか少しだけ励まされました。1年目の立場の自分>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.1

ブラックコメディでありながら、この熱量。大作、大狂乱。


パンイチで銃振りかざして、空襲ヘリ追っ払うシーンのユーモアとカッコ良さ。焼死体車椅子グルグルは絵として本当に鳥肌レベルで気持ち悪くて最高だっ
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.0

僕も少なからず仮面をかぶって生きており、(なんならかぶっている時間の方が長い?、)そちらこそが真の自分なのかもしれない、等わけがわからなくなる時もあるわけでして、この映画には大きく共感ができます。エリ>>続きを読む

早春(1970年製作の映画)

3.8

ナンコレ笑笑笑笑
お互いに奇行すぎてお似合いだとは思うけどさあ…

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.3

こんなトゥルーロマンスしてみたいと思っていたのですが、途中から絶対したくなくなりました笑笑

逃げた女(2019年製作の映画)

3.0

ついに見れた本家のホンサンス・ズーム。


ただ、『偶然と想像』で濱口監督が見せたホンサンス・ズームほどの衝撃は覚えず。というか、あのズームを活かした演出が、鳥肌レベルの衝撃だった…


濱口作品やホ
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おんぼろフィルム(1985年製作の映画)

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OSAMU TEZUKA

ノリに乗りまくっていたキューブリックからの美術担当オファーを蹴ったそうです。世界の手塚なわけであります。この前アトム全巻300円で揃えました。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

ごもっともな対応なのですが、こういった時の警察っていつも悶々とするんだよなあ。

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.5

お店ほどメディアらしいメディアはないなあと思う節が最近強く、その点においてピザ屋はもちろんのこと、中盤の「おれがこの街にお店開いてギャフンと言わせる」という旨のおじさんのセリフは色々思うところがありま>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.4

どことなく小津っぽい。小津映画が得意じゃない僕にとってかなり時間の長さを意識させられた。

痛々しい現実を劇伴なし、綺麗な映像と共にそこにあった過去として描いてる点はひしひしと伝わってきたのだが、いま
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.2

記憶の限り、初めて映画館で映画を観るという行為をした作品、福山雅治ファンの母に連れられて。


真相が明らかになることによって、不幸な人が増えるという葛藤の描き方と各々の演じ方が圧巻。こんなにも悲しく
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.5

樹まで中山美穂が演じていたと最後まで分からず、感じるべきことをほとんど感じられなかった残念

セッション(2014年製作の映画)

4.2

どんどん尻上がりに盛り上がってきて、最後目合わせてニヤリからのフィナーレ完璧です。


どう考えても、フレッチャーは最後の最後までヒューマンホラーレベルの狂気なのですが、あそこでニーマンが1度席を外し
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.2

ボウリングする映画はハズレないですし、いつまでもこういった映画を楽しめる心を持ち続けたいものです。

はなればなれに(1964年製作の映画)

4.7

駆け回るアンナカリーナが見れるだけで、もう何も贅沢は言いません、な前半から、カフェでの席取りゲーム、マディソンダンス、ルーブルダッシュチャレンジ、と、もう全画面が愛くるしくて仕方がない。最高だよ…>>続きを読む

軽蔑(1963年製作の映画)

3.9

ザコシが俺を演じたらこうなり得る話。


フリッツラング役のフリッツラング本人がちゃんと制作費かさみすぎて制作会社倒産させる実話披露してて、というか暴露?されてるのおもしろー。そういえばウディアレンも
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ディーバ(1981年製作の映画)

4.1

「汚れた血見に行ったんですよー」といつものシステム部長のおじさんとお話をしてた時に話題に上がったヌーヴェルヌーヴェルヴァーグというワード(=シネマデュルック?)。その中でもイチオシは本作ということで。>>続きを読む

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.3

語弊あるかもしれないが、たまにはエネルギーに満ち溢れた映画を。


中盤のゲロッパが挿入されて始まるクラブでの一連のシーンが特に見入った。すごい。

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.5

僕にとって共感性はないに等しく基本退屈なのですが、最後の微笑みからの橋ダイブはうげ〜〜ってなりましたね。

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.9

護送車での涙からラストにかけてが特に良かった


グルグル遠心力ルーレット楽しそう

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

大作にモデルチェンジしてきて、これからが楽しみなワクワク感がありつつも、今までのような延々と続く薄気味悪さが見れない寂しさ。本作はあんまり入り込めなかった。

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

3.8

レーニンとスターリンの刺青は会場一同、クスクスしました。


ラストが狂っていて良い。その狂気をキアロスタミの『桜桃の味』的な演出がより際立たせている感じ。最近ヤバい絵面に皮肉のような音楽がかかるショ
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