しんごさんの映画レビュー・感想・評価

しんご

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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

2.8

現実的過ぎて、観ていて辛かった。ADHDの主人公の目線、悪気はないのだが、周囲と衝突してしまう生きにくさ。母親の愛情と躾のバランス。考えさせられる事が多くあった。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

非現実的でありながら、誰にでも起こる可能性を感じさせる作品でした。
目を覚ましたらバスの中で、記憶がない。IDを持ち合わせていない。自分に置き換えて想像してみると怖い。
「回復プログラム」で、様々な「
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.0

とっても真っ直ぐで、キラキラした作品でした。時代劇が大好きな女子高生という設定も良かった。映画を作成する側の「苦労」も描かれていて、作品の至るところに「映画愛」が溢れていた。








『18歳
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.4

ジェラルド・バトラーさん演じるパイロットが強すぎる!(責任感も‼︎)
墜落したところが無法地帯なんて…。映画だけど、運が悪過ぎる…。
無法地帯側の人たちも、不運なのか⁈こんなに強いパイロットと最強の囚
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ロブスター(2015年製作の映画)

2.8

ヨルゴス・ランティモス監督作品、3作目。予想通り、世界観が独特。『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』とは違い、本作は私には難しかった…。

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.4

ミー坊の周りにいる全員が、ミー坊の優しい世界に引き込まれていく。
同タイトルの本も読ませていただきましたが、のんさんの主演にびっくり。でもハマり役でした。
ミー坊がミー坊でいられるのは、やっぱりお母さ
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.8

アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)の主人公シモンと、その周りにいるとても優しい人たちの物語。🇸🇪スウェーデンの作品なのだが、作中でシモンが、兄の彼女候補を見つけるため、街で会う女性(中には男性も>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.8

安定のジョン・カーニー監督作品。
フェルディア・ウォルシュ=ピーロさん演じるコズモの歌声や、バンドのオリジナル曲が素敵でした。何より一番カッコよかったのは「兄貴」。エンドロール前の「For Broth
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.2

前々から気になっていた吉田恵輔監督作品、初鑑賞。監督が2021年にインタビューされていた記事で目にした「どん底に落とされた後の光」が、この作品では、ラストシーンの一歩手前?だったのかなと思った。監督の>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.6

かつて映画が娯楽の中心だった時代、本当に多くの人が老若男女問わず、映画館に足を運び、映画を愛していたことがすごくよくわかる作品でした。
少し調べてみたら、私が生まれ育った街でも、1960年代までは、多
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20歳のソウル(2022年製作の映画)

4.2

「市船ソウル」を作曲した浅野大義さんを神尾楓珠さんが熱演。
人は何年生きたかよりも、どのように生きたかが大切なのかもしれないと思った。
佐藤浩市さん演じる高健先生、いい先生だなぁ。

ドーラとまぼろしの生き物(2023年製作の映画)

3.0

『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』の前座として。エキゾチックな絵と観客を巻き込む展開は、大人としてはおもしろいと思ったけど、ちびっ子たちは、「パウ・パトロール、まだぁ〜」の大合唱でした…。

パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

ゴールデンウィーク特別応援上映を昨年以来の再鑑賞。さすが劇場版だけあって、通常版(30分)とはスケールの大きさが違う!パウパトロールの素敵なところは、仲間のミスを笑って受け止めるところ。今回の「マイテ>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

4.4

原作を読んでから鑑賞。(結構、間が空いてしまった…。)
原作も良かったけど、また違う展開にびっくり!でも、それはそれで良かったという感想。(原作者の川村元気さんが関わっていたからこそ、思い切ったのかな
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僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

4.4

ジャック・ブラックさんが出演している作品は、おもしろいだけでなく心温まる。
「映画愛」がたくさん詰まっている作品。舞台となっている「レンタルビデオ店」、昔はVHSでしたね。今や配信が当たり前になり、「
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

『RRR』『ムトゥ踊るマハラジャ』に続き、インド映画3作目。優劣つけ難く全部おもしろい!ただ長い…。本作も「interval(休憩)」があったぁ〜!

とにかく、考え方も含めてランチョーがかっこよ過ぎ
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花腐し(2023年製作の映画)

3.9

万葉集(巻10-1899)「春されば卯の花腐し我が越えし妹が垣間は荒れにけるかも(春になると卯の花を腐らせて春雨が降り、昔私の越えた妻の家の垣の間は、今荒れてしまったなあ。)」この歌がタイトルになって>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

1.2

バービーランドは「何もかもピンク」で、夢のような世界を再現していた。
文化の違いもあるかもしれないけど「多様性の大切さ」が主流になっている現在、今更「男社会」「女社会」の二元論をテーマにしているのはど
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

『ゲゲゲの鬼太郎〜エピソードゼロ』。大人版だからか、残酷なシーンもリアルに描写。妖怪たちも、“可愛さ”より“怖さ”が勝っていた。

春画先生(2023年製作の映画)

4.2

「春画」の世界に引き込まれた。北香那さんが熱演された弓子のように、自分にもまだ出会えていない「のめり込んでしまうような世界」があるのではないかと思ってしまった。BGMや風景描写などが心地よく、製作者の>>続きを読む

ユキの異常な体質 / または僕はどれほどお金がほしいか(2017年製作の映画)

3.3

鳥居みゆきさんの「雪女」はハマり役でした。ユキオくんは、どこか人(や「雪女」)を惹きつける力があるのでしょうね…。

シターラ: 夢を抱け、少女たち(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

15分の短編アニメ。パキスタンの文化なのか、この父親だからか、パイロットを夢見る「姉」が無理矢理結婚させられてしまう。台詞がない分、見る人の解釈に任される部分もあった。最後の字幕「毎年1200万人の少>>続きを読む

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

4.8

何度見てもおもしろい作品。そして何度でも日本語吹替版を選択してしまう不思議なシリーズ。グルーと三姉妹の関係性に心温まる。

Curve(原題)(2016年製作の映画)

2.8

俳優さんの演技力、カット割、色合い、効果音、人間が「怖い」と思わせる要素が10分間に盛り込まれていた。悪夢のよう…。

結婚記念日のプレゼント(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

思い込みって怖い…。愛は盲目なのだろう…。

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.3

日本実写版の後に視聴。個人的には、再現度は日本版、笑いに振り切っているのはフランス版かなぁ。単純におもしろかった!

シティーハンター(2024年製作の映画)

4.9

原作の大ファンです。日本版『ジョン・ウィック』かと思うくらいおもしろった!鈴木亮平さんの冴羽獠、森田望智さんの香、めっちゃハマっていました!鈴木亮平さんのアクション、コミカルな演技、再現度が凄すぎる!>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

大好きな作品である『遠い空の向こうに』のジェイク・ギレンホールさん主演の約90分の本作。「8分間」何度でもやり直せる「プログラム」の中で列車爆破を阻止するミッションは、最初から最後までスリルがありおも>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.4

ずっと観たかった作品。たまたま「ドリパス」で岩井澤健治監督と原作者の大橋裕之さんのトークショー付きの上映会を見つけ、チケット購入。秋葉原UDXシアターで鑑賞することができました。
制作期間は約7年超、
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.8

時系列的にも『猿の惑星』の続編。「人類」と一括りにした場合、やはり愚かな存在なのだろうか。ラストは考えさせられた。

猿の惑星(1968年製作の映画)

4.2

『猿の惑星』初鑑賞。1968年の作品にもかかわらず、色褪せない、人類への警鐘。人間の愚かさを痛感。

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.6

切ないけれど、温かい。不思議な作品でした。自分がこの家にいて、一日中誰とも、何もしゃべらない姿を想像してしまった。

大きな春子ちゃん Am I too big?(2014年製作の映画)

2.5

レビューを観て、あまりの低評価に興味をもち鑑賞。誰かの夢の中にいるような感覚でした。

ダウンサイド・アップ(2016年製作の映画)

3.6

トレンドの上位にあり、気になってYouTubeで視聴。ベルギー語?を英語字幕で。ダウン症の方々が多数を占める世界では、主人公がマイノリティ。「normal」とは何かを突きつけられた。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

正直なところ絵は好みではなかったのだけど、ストーリーはもちろん、声優さんたちの熱演や、テンポに引き込まれた。新しいタイプのアニメと感じた。「前章」ということで、中途半端な終わり方でしたが、「後章」への>>続きを読む

ロイドの要心無用(1923年製作の映画)

4.2

初ロイド、楽しめました。ラスト10分のハラハラドキドキは唯一無二!この作品に影響を受けたりリスペクトしている俳優さん、監督さんがたくさんいるのも納得。






『18歳までに子どもにみせたい映画1
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