しんごさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

しんご

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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

4.4

原作を読んでから鑑賞。(結構、間が空いてしまった…。)
原作も良かったけど、また違う展開にびっくり!でも、それはそれで良かったという感想。(原作者の川村元気さんが関わっていたからこそ、思い切ったのかな
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僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

4.4

ジャック・ブラックさんが出演している作品は、おもしろいだけでなく心温まる。
「映画愛」がたくさん詰まっている作品。舞台となっている「レンタルビデオ店」、昔はVHSでしたね。今や配信が当たり前になり、「
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

『RRR』『ムトゥ踊るマハラジャ』に続き、インド映画3作目。優劣つけ難く全部おもしろい!ただ長い…。本作も「interval(休憩)」があったぁ〜!

とにかく、考え方も含めてランチョーがかっこよ過ぎ
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花腐し(2023年製作の映画)

3.9

万葉集(巻10-1899)「春されば卯の花腐し我が越えし妹が垣間は荒れにけるかも(春になると卯の花を腐らせて春雨が降り、昔私の越えた妻の家の垣の間は、今荒れてしまったなあ。)」この歌がタイトルになって>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

1.2

バービーランドは「何もかもピンク」で、夢のような世界を再現していた。
文化の違いもあるかもしれないけど「多様性の大切さ」が主流になっている現在、今更「男社会」「女社会」の二元論をテーマにしているのはど
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

『ゲゲゲの鬼太郎〜エピソードゼロ』。大人版だからか、残酷なシーンもリアルに描写。妖怪たちも、“可愛さ”より“怖さ”が勝っていた。

春画先生(2023年製作の映画)

4.2

「春画」の世界に引き込まれた。北香那さんが熱演された弓子のように、自分にもまだ出会えていない「のめり込んでしまうような世界」があるのではないかと思ってしまった。BGMや風景描写などが心地よく、製作者の>>続きを読む

ユキの異常な体質 / または僕はどれほどお金がほしいか(2017年製作の映画)

3.3

鳥居みゆきさんの「雪女」はハマり役でした。ユキオくんは、どこか人(や「雪女」)を惹きつける力があるのでしょうね…。

シターラ: 夢を抱け、少女たち(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

15分の短編アニメ。パキスタンの文化なのか、この父親だからか、パイロットを夢見る「姉」が無理矢理結婚させられてしまう。台詞がない分、見る人の解釈に任される部分もあった。最後の字幕「毎年1200万人の少>>続きを読む

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

4.8

何度見てもおもしろい作品。そして何度でも日本語吹替版を選択してしまう不思議なシリーズ。グルーと三姉妹の関係性に心温まる。

Curve(原題)(2016年製作の映画)

2.8

俳優さんの演技力、カット割、色合い、効果音、人間が「怖い」と思わせる要素が10分間に盛り込まれていた。悪夢のよう…。

結婚記念日のプレゼント(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

思い込みって怖い…。愛は盲目なのだろう…。

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.3

日本実写版の後に視聴。個人的には、再現度は日本版、笑いに振り切っているのはフランス版かなぁ。単純におもしろかった!

シティーハンター(2024年製作の映画)

4.9

原作の大ファンです。日本版『ジョン・ウィック』かと思うくらいおもしろった!鈴木亮平さんの冴羽獠、森田望智さんの香、めっちゃハマっていました!鈴木亮平さんのアクション、コミカルな演技、再現度が凄すぎる!>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

大好きな作品である『遠い空の向こうに』のジェイク・ギレンホールさん主演の約90分の本作。「8分間」何度でもやり直せる「プログラム」の中で列車爆破を阻止するミッションは、最初から最後までスリルがありおも>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.4

ずっと観たかった作品。たまたま「ドリパス」で岩井澤健治監督と原作者の大橋裕之さんのトークショー付きの上映会を見つけ、チケット購入。秋葉原UDXシアターで鑑賞することができました。
制作期間は約7年超、
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.8

時系列的にも『猿の惑星』の続編。「人類」と一括りにした場合、やはり愚かな存在なのだろうか。ラストは考えさせられた。

猿の惑星(1968年製作の映画)

4.2

『猿の惑星』初鑑賞。1968年の作品にもかかわらず、色褪せない、人類への警鐘。人間の愚かさを痛感。

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.6

切ないけれど、温かい。不思議な作品でした。自分がこの家にいて、一日中誰とも、何もしゃべらない姿を想像してしまった。

大きな春子ちゃん Am I too big?(2014年製作の映画)

2.5

レビューを観て、あまりの低評価に興味をもち鑑賞。誰かの夢の中にいるような感覚でした。

ダウンサイド・アップ(2016年製作の映画)

3.6

トレンドの上位にあり、気になってYouTubeで視聴。ベルギー語?を英語字幕で。ダウン症の方々が多数を占める世界では、主人公がマイノリティ。「normal」とは何かを突きつけられた。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

正直なところ絵は好みではなかったのだけど、ストーリーはもちろん、声優さんたちの熱演や、テンポに引き込まれた。新しいタイプのアニメと感じた。「前章」ということで、中途半端な終わり方でしたが、「後章」への>>続きを読む

ロイドの要心無用(1923年製作の映画)

4.2

初ロイド、楽しめました。ラスト10分のハラハラドキドキは唯一無二!この作品に影響を受けたりリスペクトしている俳優さん、監督さんがたくさんいるのも納得。






『18歳までに子どもにみせたい映画1
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サーカス(1928年製作の映画)

4.5

もちろんチャールズ・チャップリンのお名前は知っていたし、ダイジェストのようなものは観たことがあるけど、ちゃんと一作品を観たのは初めてかもしれない。「寅さんシリーズ」、ザ・ドリフターズの「志村けんさんの>>続きを読む

キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

4.4

映画に音がなかった時代、時折入る説明の字幕や、メリハリのあるピアノのBGMに味がある。この作品はスタントマンを使っていないらしく、ジャッキー・チェンさんの作品や、「インディー・ジョーンズ」シリーズを一>>続きを読む

蛇の道(1998年製作の映画)

3.6

リメイク版が公開されるのを知り、オリジナル版を観てみようと思って視聴。始終不穏な空気感。音楽の効果や、廃屋のシチュエーションが不気味さを増す。リメイク版にも期待。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

映画館で観て以来の視聴。「かつて人がいた場所」に「扉」があり、そこから「ミミズ」が出で来てしまうという設定は分かりやすかった。震災が風化してしまわないように、心に刻みたいと思った。

天気の子(2019年製作の映画)

4.4

新海誠監督の「神話的要素」をモチーフにした作品の一つ。天候を含む災害には、いくら人類が進歩したとしても、人は無力。数百年前までは、当然のように「人柱」や「生贄」として「人」が神々に捧げられていたのだろ>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

5.0

何度観ても楽しめる作品。新海誠監督の映像とRADWIMPSの音楽の一体感は、劇場で鑑賞する方が◎。配信では、細部まで作り込まれた映像の中の、ニュースや新聞記事、文献などを一時停止し、確認しながら観るこ>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.0

観ている最中も、観終わった後も、とても辛く苦しかった。作品の中で語られているとおり、「目を背けたくなる事実」なのかもしれないが、「見なくてはいけない事実」でもある。絶対に。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.6

まさに「集団浅慮」。(集団が持つ圧力によって、その集団で考えていることに対しての判断能力が損なわれ、本来は好ましくない結論を出してしまう傾向。)観終わった後、とても苦しかったが、多くの人に観てもらいた>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.6

雨の描写がこれ以上はないくらい美しく、主題歌の『Rain』がかかると鳥肌が立つ。(何度も観ているのに。)
「雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ(雨が降ったら 君
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

新海誠監督の神話をモチーフにした作品の一つ。この作品の中の「異界」であるアガルタは生と死が混在する場所。ラストシーンでシンが森崎に告げた「喪失を抱えてなお生きろと声が聞こえた。お前にも聞こえたはずだ。>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.4

『雲のむこう、約束の場所』のレビューで、どなたかが「新海誠監督作品は光がきれい」と書かれていた。その視点で観ると、この作品の中に描かれている「光」も本当にきれいでした。
お互いが想い合っていても結ばれ
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.4

『君の名は』の原点のようなものを感じた。世界観が(私には)難解でした。映像と音楽はとてもよかった。