桜子七さんの映画レビュー・感想・評価

桜子七

桜子七

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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.0

二度目の鑑賞です。
一度目は劇場公開時
二度目は2024年ネトフリで

随分昔と今じゃ時代が
変わったと感じました。

今公開だったらパワハラ映画としてここまでヒットしなかったのでは。

ただ一度目観
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

予備知識無しに観たら
楽しめた映画でした。

個人的に邦画は
大作よりこのくらいの
規模の作品の方がツボに入ることが多いです。

中学生男子もヤクザの青年もそれぞれいい味出しててキャラ立ってました。
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メメント(2000年製作の映画)

4.4

公開当時観て強烈なインパクトを感じました。

時間さかのぼり系映画の
先駆け的作品なのでは。
少なくとも自分は初めて観ました。

ビジュアルとしても全身にタトゥーを刻んでいく主人公が精神の摩滅と共にセ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

見応えありました。
女同士のバチバチなバトルでありながら高貴さは失わない映画の造りが秀逸でした。
音楽やコスチュームも一級品です。

レイチェルワイズの貫禄と気品に圧倒されました。迫力もあって俳優とし
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

ケイト・ブランシェット好きとしては大変楽しませて頂きました。

相変わらずのかっこよさ、美しさ、演技力に鬼気迫る迫力も加わって向かうところ敵無しの存在感です。

女性が恋愛対象ではない私でも彼女には恋
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.2

短編なので短いながらも上手くまとまっていました。
観たあとの満足感もきちんとあります。
ただ自分の中のウェス監督の最高傑作は「グランドブタペストホテル」なのでそれを越える程の
インパクトはありませんで
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

レビューが低いのでちょっと意外でしたが私は大好きです。
このホテルに滞在したいです。
奇々怪々な体験が出来そうです。
映画を観ててもホテルを体験しているような感覚になります。
全てのセットが素敵でした
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

1.6

笑えるシーンや台詞も
あるのですが全体的には
グロいしやり過ぎな感じがしました。
動物の補食と交尾を
夫婦の殺人とセックスに重ねるようなシーンはコメディにしてもちょっと不快でした。
快楽殺人と生存本能
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ラヴ・アフェアズ(2020年製作の映画)

3.0

ほぼ恋愛のみ、他の要素はゼロの映画でした。
昨今珍しい作風です。

登場人物が多い上に
次々と恋の相手が変わるのであまり感情移入出来ませんでした。

主人公の女性のダフネにしても
劇中で三人に惹かれる
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そばかす(2022年製作の映画)

3.5

軽い気持ちで観始めましたが
出演者の演技が全員自然で引き込まれました。

淡々とした演出も良かったです。

性的マイノリティであることは
自分で認めることもまず大変だと思いますが

さらに家族や周りに
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.5

二度目の鑑賞です。

楽しく観れました。

パート2はテンションが下がりがちですが
ロケ地も変えて
新鮮さを保っていたので上手い作り方だったと思います。

一番好きなシーンは1と同じく男二人の乱闘シー
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.5

大人になってからの二度目の鑑賞です。
ブリジット可愛いです。

しかしラブコメは時代を映す鏡ですが
この当時
未婚のアラサーへの扱いが酷すぎます。

頑張って働いて生きてるだけで立派なのに

未婚とい
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.6

シリーズ全作観てるのでハッピーエンドで満足でした。

コリン・ファースは昔より今の方が断然渋くてカッコいいです。
(某映画の影響か、たまにスパイに見えましたが)

ブリジットのエッジの効いた語り口も健
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ストーリー・オブ・ラブ(1999年製作の映画)

4.5

当時ミッシェルファイファーが大好きで
何て事はないストーリーではあるのに
ラストめちゃくちゃ泣いてしまった映画です。

観た年齢が学生だったので
子供心に大人の結婚や恋愛に憧れを抱いていたからこその感
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

スカーレット・ヨハンソンがブレイクした頃からファンですが
彼女はどんどん演技が上手くなるなと感じます。

特に泣く演技。
絶妙なタイミングで涙の
雫が頬を伝います。

夫が子供にベッドで
本の読み聞か
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映画 ギヴン(2020年製作の映画)

2.9

原作読者です。
といっても雨月推しの私としては
この映画化された部分の展開が辛くて
その後の漫画も読まなくなってしまいました。

映画化ということで観てみましたが、原作に忠実に丁寧に作られていたと思い
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

2.6

痛快な復讐劇かと思いきや悲しい復讐劇でした。

女の子同士の友情は共感できるのですが、回想シーン等が殆ど無いので情報不足かなと感じました。

痛々しいシーンを描きたくない意図なんだろうけど、もう少し詳
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28DAYS(デイズ)(2000年製作の映画)

3.5

依存性のリハビリ施設での生活を淡々と描いた作品です。

サンドラブロックは
どんな役柄も人間臭く、それでいてチャーミングに演じる稀有な女優さんだと思います。

依存性になる理由は様々ですが
必ず皆何か
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アパートメント(1996年製作の映画)

3.5

ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチの若かりし頃を観たくて鑑賞しました。

ロマーヌボーランジェも可愛いです。
(彼女の出演作は「太陽と月に背いての若妻の印象が強いです」)

内容は嫌ーーなすれ違い
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

1.9

自分の苦手ジャンルなので避けてきましたが

余りにも話題になっていたので鑑賞しました。

マイルドカルト作というか
思ったより全然大丈夫な範囲でした。

もっと凄い
トンデモ作品だと思っていたのですが
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アンハサウェイ/裸の天使(2005年製作の映画)

1.3

邦題が酷いです。

ですが思っていたよりは観れました。

その後この映画の中から
アン・ハサウェイと
JGレヴィットの
2人のスターが生まれたと思うと
「当たり」部分もあったのでは。(私が知らないだけ
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

2.6

ヴァンサン・カッセル目当てで鑑賞しました。

このシリーズの他作品を観てないので背景がいまいち分からず。

シリーズものは
その一作だけでも面白いのもありますがこれはちょっと違うタイプなのかなと思いま
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.2

異色症の映画を初めて観ました。

相当辛くてヘヴィな病だと思います。

最初は居心地が悪いにせよ
もっと上手く環境に適応してしまえばいいのに、なんて軽く考えていましたが

彼女の出生の秘密から来る
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.1

観終わったあと
一番に思ったことは
「D.フィンチャー監督はホントに映画作りが上手い!」でした。

この夫婦、両方けっこうとんでもないです。

普通は失踪した妻を探す夫を善人にして
観る人に感情移入さ
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女は女である(1961年製作の映画)

4.2

ゴダール監督作の中では
「勝手にしやがれ」が
一番好きなのですが

コメディとしては
この作品もとても好きです。

アンナカリーナの魅力に尽きると思います。

生物として愛らしすぎます。

ネグリジェ
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355(2022年製作の映画)

3.6

豪華キャストで楽しめる作品でした。

カッコいい女性たちが主人公で恋愛シーンが皆無な所も潔い作りだと思います。

ジェシカチャステイン推しの私ですが
この作品ではファンビンビンとルピタ・ニョンゴも素敵
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ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K 完全無修正版(1975年製作の映画)

3.3

ジェーンバーキンが見たくて鑑賞。

ベリーショートが素敵でした。
いつの時代もホントに
笑顔が魅力的な人だったんだなと。

内容は、ゲイカップル2人の仲にわって入る女性の話。

私は浮気される男性を気
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.6

クリスチャンベイル相変わらず演技が凄いです。
それだけでも観る価値あります。

閉鎖的な空間で起きた
連続殺人事件を追う男二人のストーリー。

何となくジャン・レノの「クリムゾンリバー」を思い出しまし
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.9

ボリューム2と1観た上での感想です。

トータル面白いです。
2は一転してダーティー。

そこも良いです。

辛い展開が続きます。
堕ちていきます。

ただ堕ちきって
語りきって、
覚悟を決めて、ある
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ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.8

vol.2と続けて観たので
あくまでも1のみの感想ですが。

面白いです。

語り役の女性と
聞き手の男性の関係と
それぞれの価値観の対比が興味深いです。

いやはやすごい女性です。

こんなに性描写
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.3

カーアクションと音楽はノンストップで迫力あります。

娯楽作品としてなかなか。
が、娯楽作にしては人が死にすぎでは…?

主人公もバンバン銃撃つし…銃社会と日本人の感覚の差でしょうか。

決して手は汚
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インセプション(2010年製作の映画)

4.3

レビューし忘れてました。

めちゃくちゃ好きです。

何度も観ています。

この作品でJ.G.レヴィットのファンにもなったし、ノーラン監督作で個人的にナンバーワンです。

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.4

苦手と言いつつ、何だかんだでギャスパー監督作品鑑賞三本目です。
で、この作品、筋はけっこう面白いです。

映画好きには、映画撮影のブラックな裏側って設定は上がります。

リアリティーあるし、ワケわから
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シャルロット・フォー・エヴァー(1986年製作の映画)

4.1

私は好きです。
安易に人に薦められませんが。
ゲンズブール親子が好きなら楽しめると思います。
というか私もこの父娘が好きでなければ受け入れられなかったかもしれないです。

内容は父と娘の禁断の関係。
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3つの心 あのときもしも/ラブ・トライアングル 秘密(2014年製作の映画)

3.0

キャストは良かったです。女性陣がそれぞれ魅力的。
特にシャルロット・ゲンズブールが好きなので彼女の個性が一番光る系統の役を演じてくれて楽しめました。
ドヌーブの後光が差しているようなオーラもいつもなが
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

評判が良かったので鑑賞。期待通りの作品でした。
意表を突いてきながらもこの手のミニシアター系映画が好きな人には刺さる王道も取り入れてくれるので満足度が高いです。

キャストが全員ハマっていて主演二人の
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