さーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.8

めっちゃやば良い!!!工藤D不在でも普段どおり真面目な市川さん最高。
命懸けの河童調伏とかいう他では絶対聞けないパワーワードで爆笑しました。

なんかシリーズ全体の繋がり的なものも感じさせつつ、ぶっ飛
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.6

まさかの1のアレを工藤Dが後生大事に持って来てたところで、このシリーズ最高すぎると沼にハマりました。

幽霊の震え方激しすぎて怖いどころかわろてまうんやけど、それはまだまだ序の口で、事態はとんでもない
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.6

正直おもろいwwww
シネマンションで何回も何回も話に出るから、Jホラーまじで苦手だけど挑戦した。でもホラーっていうか、ツッコミ養成ビデオだった。思想がヤクザの工藤Dの言動がいちばん怖い。あと捕獲て何
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シンプルにグレタの新作だった。
公開前からポスターのハピハピ感と「監督:グレタ・ガーウィグ」の文字面がそぐわなさすぎて、まあ見た目から想像できる内容じゃないんだろうなとは思ってたけど、その予想を深度で
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説得(2022年製作の映画)

3.7

イングランドの風光明媚な景観を楽しみつつ、恋愛と散歩しかしてねえ貴族の素敵ライフを眺める100分間。人生は有限だというのに、この映画見る時間は必要ですか?A)必要です。時々どうしようもなくこういう世界>>続きを読む

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.9

好きすぎて泣いてるんだがww(どういう感情?)

「郷に入れば郷に従え」とか「朱に染まれば赤くなる」とか言うけどもさ、己が良いと思うことを最後まで貫き通す姿はやっぱ何にも増してカッコいいんだよな。人類
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

人里離れた小屋でポルノ映画の撮影に臨む若者たちが、殺人鬼に襲われるエログロ映画のはずなのに、圧倒的映像美と今をときめく女優陣の存在感によって、作品のクオリティが爆上げられている…それゆえにみなぎる「こ>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

生まれてから30年間「キル・ビル」だけ見続けてきましたみたいな人間が作った映画。おもろすぎて泣いてる。タランティーノ味はもちろん、キャラの強烈さとテンポの爆速度合には「スコット・ピルグリムと〜」を思い>>続きを読む

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.5

っっっムカつくっ!!!!!
104分の上映時間中、100分はイラつく不快指数爆上がりスリラー。登場人物が全員こんなにわたしの思い通り動かんことある?!?!いったんみんな立ち止まってわたしの指示聞いても
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

ジョーダン・ピール監督作も3作目ともなると、見る側も「さて今回はどんな皮をかぶった社会風刺かな?」と深読みする気マンマンで臨むんだけど、今作は目の前で展開される映像そのものをエンジョイしすぎて、見終わ>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.9

常識だと思ってることも、疑ってかからないとダメだよという話。

人魚は人間を惑わす生き物?
人間は危険だから近づいてはいけない?
娘はまだ幼く、現実を見ていない?
親の考える幸せが子にとっても幸せ?
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.2

よくできすぎてるだろおおお〜〜
本編が始まる前に流れる、歴代マリオを楽しむ老若男女の映像だけで、こちとら泣いとるんよ。マーベル並みの存在感で現れる任天堂ロゴを皮切りに、冴えない配管工だがパルクールの天
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.7

いったいどれがファーストキルやねんっていうくらい初っ端からキルしまくってて草。なかなか大味なストーリーだったけど、やりたいことはよく分かったのでオールオッケー👌1で恐怖の対象だったものに感情移入できる>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

オジサンのオジサンによるオジサンのための映画を、360°全方位オジサンに囲まれて見た。テーマ曲に思わずノってしまうオジサン。見知ったキャラが出たのか、笑みを堪えきれないオジサン。上映終了後、真顔のまま>>続きを読む

世界で一番ゴッホを描いた男(2016年製作の映画)

3.8

年を重ねるごとに、ドキュメンタリー映画を楽しめるようになる現象(あるあるでしょうか?)

知らない世界を知るおもしろさ、そこで生きる人々が持つ悩みや苦しみを感じること、そして最後は自分自身の生活や人生
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.9

ライトセーバーを振りかぶった時の独特の唸り、甦った恐竜の身の毛もよだつ咆哮…まだ誰も聞いたことがない"音"を、一から作り上げる音響製作者たち。それはまさに「発明」。しかし、「これだ!これしかない!」と>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.6

大変良いサマラでしたね、はぁい。サマラには若いうちにどんどんこういうイカれた役をやってもろて、40代くらいで突如シリアスな作品で賞レース爆走するみたいな役者人生送ってほしい。サマラの普段からブチギレて>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

惜しい。

感想を書き散らす前にひとつだけ…
マニー役のディエゴ・カルバさん、オレデミー"100万回ti amo言われたいで賞"受賞おめでとうございます…おぼこい付き人からいっぱしのディレクターまで、
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子猫をお願い(2001年製作の映画)

3.9

「他人であること」を前提として成り立つ「友達」という人間関係を、近すぎず遠すぎずの絶妙な距離感で描いた青春映画の佳作。物語は淡々と進んでいくけれど、登場人物たちの考え方や台詞は、自分自身の友達にまつわ>>続きを読む

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.9

めっちゃよくできてる。おすすめ。
ジャングルにひとり取り残されるまでの過程が丁寧に描かれているから、登場人物にしっかり感情移入できるし、いざ画面に映る人間がラドクリフ君ひとりになってからは、さすがの演
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ウェンデルとワイルド(2022年製作の映画)

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クセすごっっ
アクがやべえ煮汁は一周回って無味って感じ(は?)なんかとんでもなく個性的なものを見たはずなのに、脳の処理能力追いついてないせいで、「はあ、まあまあ面白かったでやんす」(やんす?)みたいな
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

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画面越しに視聴者へ話しかけることができるという類稀な能力に恵まれたミリボビ主演のファミリー映画第2弾。このシリーズ好きじゃないの分かってるのになぜか今回も見てしまった。なぜならそこにイケメンがいるから>>続きを読む

エスケープ・ルーム2:決勝戦(2021年製作の映画)

3.8

パチモンかと思ったのに正統続編だったからびっくりしてすぐ見た。しかも前作よりおもろくて草。数あるデスゲーム系映画の中でも、年齢制限がないおかげで赤ちゃんでも楽しめる点が魅力のシリーズです。1の続きから>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.9

おもろっ後半の追い込みやばっっ
ポスターのアホアホ感は良い意味で裏切られる、ちゃんと作られた映画だこれ!
高所恐怖症じゃなくても、身がすくむ映像の連続に、わたしの両手はキャラメルポップコーンを塩味に変
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ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

3.5

愛ちゃんと一緒にいるとルパン伯父さんって感じだなあ…とか思ってたらいつの間にか終わってました。もっとバチバチ戦ってほしかったのと、かっこいい掛け合いが多かったらなあ〜まあでも変に恋愛要素を絡めず、お宝>>続きを読む

ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

インディ・ジョーンズの皮を被ったSDGs啓発作品。
いっそテーマを環境問題だけに絞っても良かったんじゃないかな〜。『子の心親知らず』は「わたしときどきレッサーパンダ」ががっつり描いてるし、『中年の危機
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ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.7

寒い日におこたで温まりながらホットココアを啜りつつ、小粋でお洒落なフーダニットを楽しみたいそこのあなたぁぁっ(急な感情の爆発

もしくは、キュートさと憎めなさのさじ加減が絶妙なシアーシャ・ローナンと、
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

「君の名は。」から「天気の子」そして「すずめの戸締まり」へーーー今作ですべてが結実する。
2011年3月11日からすっかり変わってしまったこの世界へ、新海監督は何度もその存在意義を問い続け、ついに今作
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

プロットは前作よりやや大味だけど、その穴を補って余りある豪華絢爛さ!ネトフリ様々〜〜金かかった洋画サイコ〜〜〜〜
舞台もブノワ以外の出演者も前作から潔いくらいガラッと変わってたけど、今回も「ぜぇったい
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ナショナルジオグラフィック〜人間のメス編〜

この作品のテーマは、ネグレクト?自然?三角関係?それとも法廷モノ??
いえいえ、今作は紛れもなく、「人間のメスの生態観測」の傑作です!

あくまでミステリ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

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M-1決勝戦5回目の芸人を見ている気持ち。

おもろい。おもろいことは本当に確かなんだけど、もう芸風もネタの感じも分かってしまってるし、何よりこちら側の「当然おもろいもん作ってくるやろ」という期待値が
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

おもろすぎて気絶するかと思ったーーーーーっっ実際ずっと座ってたのになぜか腰が抜けててすぐ立ち上がれんかった。爆笑と号泣の涙でマスクぐしょぐしょだし化粧全部落ちたし疲れたので今日はもう帰って寝ます(昼の>>続きを読む

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

演出がおもろホラーのそれだったから、終始爆笑の連続だったんだけど、見終わってじわじわ後味わる〜〜っとなってる。性暴力がからむと、エンタメをエンタメと割り切って100%楽しめないんよな…今回は、「プロミ>>続きを読む

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

2.9

ゾンビの足は遅ければ遅いほど良いので、今作ののっそりゾンビは大変お気に召してるんだけど、ストーリー展開までのっそりしていたのは、ちょっといただけませんでしたねえ〜

シリアスにもコミカルにも振り切れな
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

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愛すべき宝塚歌劇団雪組で舞台化されたので、タカラジェンヌたちの役作りがどこまで本家に迫ってたのかを確認するために鑑賞。原作未読・アニメ未視聴。ヅカで培った知識だけで挑んだよ。

5分に1回ぶち込まれる
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.6

見終わった直後こそ、「なんか…むずかったな…??」程度の感想しか出てこんかったけど、そこから一週間ずっとこの作品の仕組みを考えさせられてる。で、いつも「じゃあいちばん最初の未来はどこにおんねん!」って>>続きを読む