きっと猫さんの映画レビュー・感想・評価

きっと猫

きっと猫

私は人間(2023年製作の映画)

3.0

これを観て不安になったあなたもAIかもね。っていう近未来が訪れるのはすぐ先かも

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

1.2

ずっと怖い怖いとは聞いていて、具体的に内容を言ってくれないものだから期待して観たけどオカルトホラーだった。オカルトホラーは興ざめしてしまう上に終わり方が微妙、、、主人公が無能でイライラする。
なにを信
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ゴア・ゴア・ガールズ(1971年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃおもろい。
なんだかヘンテコなストリッパーが次々と殺されていくんだけど、殺し方が様々でバラエティ豊か。
肉たたきでお尻をミンチにして塩コショウ振ってるシーンで高笑いしちゃった。味付けすんな、最
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カラー・ミー・ブラッド・レッド(1965年製作の映画)

2.6

"血の3部作"3作目
酷評ばかりの画家が本物の血液を使用した絵を描くと好評で、キャンパスに描くための血を求め殺人を繰り返す。
臓物から血液を搾り取るシーンは良すぎ。
芸術家はこれくらいイカれててほしい
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血の祝祭日(1963年製作の映画)

2.3

"血の3部作"1作目
ゴア映画といえばこれ!って感じだけどおもしろくない。

Some Thing(原題)(2015年製作の映画)

3.8

あたたかショートフィルム。
自然豊かな木々でできた山がいいに決まってる。
冬眠が明けた頃に食べる食料を色んなところに隠すけれど、どこに隠したか思い出せずその忘れ去られた実から芽が生え木になり、やがて山
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ひなぎく(1966年製作の映画)

4.0

DVDも全然見つからないし、サブスクにもないしで何年もclipしていたら上映されてました。ありがとう。念願の映画をスクリーンでめいっぱい。

かわいいMVみたいな感じ、ストップモーションになるところと
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.1

前売り券ペアで買ってたから1枚余ってたんだ。去年観て2回目。
やっぱり赤と緑って視覚的に可愛すぎる。
イーニドの足音と弦の音が重なるのめちゃくちゃすき。

よく「優しいひとがいい」って言うけれど優しい
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こちら放送室よりトム少佐へ(2020年製作の映画)

4.8

これ嫌いな人が存在するか?いや、しない(反語)
80年代の雰囲気を出すために16mmフィルムで撮ってるの良すぎるし、そもそもの題材からして好き。

冒頭3分からずっと泣いてた。
たしかにベッタベタなボ
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Nuggets(2014年製作の映画)

4.5

お腹が空いて仕方がなくて、この短編にしたんだけど風刺効きすぎて泣いた。
キーウィとナゲットなのに。お腹が空いたよう。

キーウィのドシドシ歩く音が最高。

眠気覚ましにカフェイン摂取してる人ー!
栄養
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空(カラ)の味(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

監督の実体験を元にした内容。
摂食障害を抱えて生きているひとは日本では22万人。

「なんで助けてって言わなかった?家族だろ。」
「お母さん信じられなかった?」
「聡子のことわたしが全部分かってる。」
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わからないブタ(2010年製作の映画)

4.3

豚の扱いって面白くて、蹄があるので食べるのは禁忌としている宗教と、不浄なものだから食べるのは禁忌だとしている宗教がある。これはただのアウトプット。

おじいが認知症で介護しないといけないから家から出ら
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

共に過ごした時間が長くても短くても、思い出はずっと人の心に残るー

カセットテープがA面からB面に変わる時までめっちゃ好きー!ってなったのにその後最悪だった。同じ女を好きになった白血病の友人が最後に返
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恋する極道(2015年製作の映画)

4.6

なんでこんなに評価低いのWW
頭空っぽで観れる大好き
「授かりもんだぞ?愛せよ?」って詰めてるヤクザまじおもろい
しかもこれミュージカルなのバグだよW
ヨーロッパ企画は個々が強くて良いですね。
たのし
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

日本での上映版権が切れるということでちゃんと映画館で観ていたものの、書き足し書き足しで下書きに置いていたら上限までいったので放出。

カフェイン耐性がないので無理だったけどバニシングコーヒー記念に飲み
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月世界旅行(1902年製作の映画)

4.2

映画史のお勉強を兼ねて

まだ人類がロケットで月へ向かうなど想像もされていなかった頃に制作された初のSF映画。モノクロの時代に手彩色すごい。

如何にも帝国主義といった内容で、月へ向かって月の現地人か
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Curve(原題)(2016年製作の映画)

3.2

ワンシチュエーション短編。
水恐怖症と高所恐怖症なので手汗がびっちょり。素晴らしいCurve。
最初の荒波の重厚感でもうだめだった。
確かに、あの検査椅子?は妙に嫌な拒否感がある。

色んな考察がある
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ガーゴイル(2001年製作の映画)

3.8

セックスをした相手を喰い殺したくなる奇病を患っているガーゴイル(怪物)2人の話。
お互いに愛する人がいるのにセックスすると殺してしまうので行きずりの人間とセックスして欲を満たしている。
好きな人と出来
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鴨が好き(2018年製作の映画)

4.6

かわいい〜ゆるゆるの絵だ〜
かもに餌やる未練でした?
頬ぺちんされるところ吹き出しちゃった
巨大化するシーンだいすき

失われた朝食(2015年製作の映画)

3.8

絵のタッチも音もすき。
歯磨きで若干えずいてるのがリアル。

ここまでではないけれど、靴は左足から履かないと気持ち悪く感じたりはある。
ポップでシュールだからヘラヘラ観ちゃったけど、本人たちからしたら
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女性鬼(2007年製作の映画)

4.3

婚前交渉を認めない女子高生にも気になる子ができたけど有歯ヴァギナの持ち主で、同意のない性行為でペニスが挿入されたら噛みちぎってしまうことを知る。
性とどう向き合うか、意外とちゃんとした構成で面白かった
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おんなのこきらい(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

上映当時映画館で観て以降も定期的に観てるけど、やっと共感できるようになってきた。と、言うよりも自分の理想とする「かわいい」を体現できるキリコが死ぬほど羨ましいんだよな。
正直理解できない思考回路ではあ
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ハウリング(2013年製作の映画)

4.6


もうさいっこう!!!!!!
ドロステ何回も観たくなる

バスケット・ケース(1982年製作の映画)

3.9

さいっこう!!令和では作れないね。
80年代独特のチープさが癖になる。
シャム双生児で骨と内臓を共有していなくても切り離したら死んでまうやろ、とかそういうのは全部忘れてしまうほどおもしろい。ふつうにバ
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年をとった鰐(2005年製作の映画)

4.2

欲に負けた老いぼれ鰐。
食べちゃいたいくらい大好きって感じでもなく、ただただ「今日の献立」のひとつ。
言わばデザートのよう。後悔先に立たず。

ナレーションがとてもいい味を出していて考えさせられる
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

5.0

去年色んな映画館でずっと上映していたのにタイミングが合わず、おそらくこれが最後の上映。やっぱり大きいスクリーンで観るに限る。

赤。情熱の赤。
右手に光る指輪も軽やかに空を舞うタバコの煙も全部美しいけ
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ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

3.6

配信で何度も観ていたけど、やっと映画館で観れた。滑り込み。
ダメな子に呆れつつも甘やかしてしまう季節の流れが愛おしい。
タバコでタバコに火つけるのだいすき

ウルフクリーク 猟奇殺人谷(2005年製作の映画)

3.3

もう少し激しめのを期待していたが故に少々残念なので2たのしみ
一人称がミックの変態ミックおじさん
ライフルのスコープを覗くと格好よく見えるのおもろい

水の精 マーメイド(1996年製作の映画)

4.7

全編油絵アニメーション。
水が本当に水。
美しくて可愛らしい人魚が一瞬なんともいえないような表情になるところがよい。
混ざり合う魚たち素敵。歌も素敵。
最後は、、、

正義の行方(2024年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしながらこの事件を初めて知ったので色々予習して観に行った。全然生まれてすらない。

事件当時、前線で捜査に当たった警察官と弁護士、西日本記者、元死刑囚遺族からなる秀逸な構成。
前半は警察官の言葉
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ひゃっかずかん(1989年製作の映画)

5.0

1989年の作品をアニメーションに。
平仮名と英語でのしりとり遊び。
なにが出てくるか想像がつかない。
場面ごとに音楽が変わるのがとてもよい。

「かくせんそう」のところ泣いちゃった。

エマ、愛の罠(2019年製作の映画)

3.7

暴力的な「美」
エマの美も映像美も凄まじい。
自己の幸せのために周りを支配していく情熱と彼女の妖美さに男女関係なく心奪われる者たち。

母親としては完璧ではなくて、人間としてなにかが欠落していて、それ
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我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

-

"社会のモラルは子どもの扱いでわかる"
対象になったのがユダヤ人だけではないのがまた、、、。

寝る前に観るべきではなかった

ちょっと吐くね(2023年製作の映画)

2.8

SNSが普及して、情報に溢れている世代に多いであろう病気だ。ここ数年で増加していそう。
とにかく当事者同士で馴れ合っては駄目。
他人と優劣を付けないで欲しい。
中医学では「薬食同源」という言葉があるの
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怪物学抄(2016年製作の映画)

5.0

「好き」が詰まってる。
この姿かたちをしていなくても、みんな怪物。にんげんの形をした怪物だらけ。

絵本買おうかなあ。

「空っぽな頭、他人の頭」かわいい。

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