きっと猫さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

さがす(2022年製作の映画)

3.4

かなりすき。でも佐藤二郎が佐藤二郎すぎる。
普通に新世界付近でも怖いな、と感じたあの頃を思い出した。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.3

2回目。下書きに眠っていたので掘り起こす。
結果としては同族なんだけれども、自分の欲望のために周りを巻き込んで全部捨てるのはいかがなものかとは思う。
雰囲気は大好き。クリーチャーに対するデルトロ監督の
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

黒人に対する皮肉が詰まった作品でテンポが良くて面白かった。
せっかく脚色賞を受賞しているのにアマプラでの配信はもったいない。
アマプラの字幕がとにかく最悪。

正欲(2023年製作の映画)

3.1

涙のシーンが好きなのになかったな、残念。でもあれは文字で読むのが良いのでよし。

終始稲垣吾郎である必要が?と思ってしまった。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

2.8

あの夫婦も息子も、弁護士や検察官、裁判官、そして傍聴者にコメンテーターテレビの向こう側の「見えて」いる部分だけが正解ではなくて。

「見えて」いなくてもわかっているし、その決断・判決をしたのは相当な勇
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

5.0

監督が戻ってくれて良かった。
尺が短くて一瞬。1秒たりとも見逃したくない、そんな気持ち。
龍と虎、虎と招平のシーンも入れて欲しかった。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

-

君は「ボウ」なんだね?

もうアリ・アスターは映画館で観ない。
相性が悪すぎる。
途中オオカミの家みたいな感じで本当に絶賛していたんだ、と実感した。

とんでもなくチープな作りのイチモツだけは評価でき
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

2.6


女の子の友情って、あまりにも自分勝手で独りよがりで、押し付けがましくて支配的。
観客を『泣き』へ持っていくのが強引。

パレード(2024年製作の映画)

2.7


はやく死にたいな、と軽々しく思う毎日だけど、今死ぬときっと心残りが出来て彼女たちみたいに彷徨うのだろうな。

監督の上から下へ引き継がれる関係性を描いたものが好きなので、その好きな部分のオンパレード
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NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

2.7

ずっと観よう観ようと思ってclipしていたビバリウムの監督の新作だと知って飛びつくように映画館へ走ったのだけれど、あまり好きではない展開と構成だった

自業自得というか因果応報というか
成功者は皆誰か
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.9

料理が好きなので美味しそうな映画だな、と思い鑑賞したがヒューマンドラマだった
序章の料理作りの風景はとてもよく、こんなに広い場所でこんなに思い通り動けて料理が作れたらどれだけ幸せだろうと観ていてワクワ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

意外と中身スカスカじゃなくて良かった
やっぱり降霊はだめ

中盤ちょっとぐだったけど終わり方は好きだよ

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.3

岡山天音がいい味出していて最高
大人の鼻ちょうちん久しぶりに見たかも

客席から溢れ出る深いため息が面白かったな、それくらい「人間関係不得意」なツチヤの物語

べーコンズのふたりが元ネタであるオードリ
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リアリティ(2023年製作の映画)

3.1

政府の機密事項を外部に漏らした契約社員リアリティ・ウィナーが家宅捜索から逮捕されるまでの記録を映像化した内容
レコーダーでの会話と同じらしい
機密事項の時に消えるのちょっとくどいなーとか思ったりした
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ヘル・レイザー 4Kデジタルリマスター版(1987年製作の映画)

3.7

続き物の映画を一作目から観るのにサブスクは味気ないと思い、手付かずのままだったヘルレイザーが35年ぶりに劇場上映!とのことで満を辞して鑑賞

1980年代のメイク技術がすごい、さすがアメリカといったと
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ほかげ(2023年製作の映画)

4.0

2023年に鑑賞

この作品は良し悪しを語るものではない
傷ついた戦後の日本、皆必死に生きようとしていた

疑似家族としてぽっかりなくなった穴を埋める者たち
あの緊迫感、終始鳥肌が絶えず寒かった

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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.7

異国での危ういひと夏の思い出

東京が舞台なんですね
もう20年前の東京、かなりエモーショナル

市子(2023年製作の映画)

3.9

「市子」という女性とその周りの人間たちを描いた話

終始重く暗い雰囲気で昨今の邦画だな、といった印象
市子が失踪し、市子の学生時代に辿り着いたところから物語は急速に進み序盤の点が徐々に線となり悲しい半
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ふたりの人魚(2000年製作の映画)

4.5


雰囲気も脚本もカメラワークも全部全部大好き
どこまでも探されるあの子になりたいという気持ちが切なくて、愛おしい

ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.0


いつもの日常を送るために美容院へ行く
こんなにも外で銃声が鳴り響き、電気も止められ、極限状態が続いているのに美容院へ行くのか?と不思議に思ったがコロナ禍真っ只中だった頃、美容院は娯楽の中に入っていた
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悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

3.0


何も批判していない
誰が悪いのかもわからないし、誰も悪くない
宗教の話が美しい、それぞれの

外に出てからも周りに流されてたどり着いた結果がこうだったわけで、きっと90年代のこの国だからこうなったと
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(2023年製作の映画)

3.2


カンヌに向けて作ったのか?と邪推してしまった
金かけて本気のコントをやってるような印象で、おそらくアドリブであろうシーンはめちゃくちゃ面白かった
北野武だからできるユーモアのセンスには脱帽

本能寺
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マンダレイ(2005年製作の映画)

3.8


エゴで第2のドッグウィルを作り出してしまった白人が地獄で生きることになる自業自得ストーリー

なにかに縛られていないと生きられない人は一定数いそう

不思議と水も綿花も鶏も"そこ"に存在する

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.4


村って感じ
みんな嫌な奴ら

ドキュメンタリーが観たい

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

ラスト30分を念頭において鑑賞したが、全然飽きずに観れた
タランティーノ食わず嫌いしていて、レオナルドディカプリオが出ているので観たみたら面白い

レオとブラピの交友関係も素敵

50・60年代のハリ
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

4.2

ラストが特に好きなので
結局男ってそうだよね☆

性欲のためにやってきたことが役に立って素晴らしいね

ミアゴスをミアゴスと認識してから観るとより楽しい
ミアゴスが最高

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.9


人間の三大欲求のひとつにフォーカス

会話劇は苦手なので寝ないか不安だったが、割と話がスルスル進むので観やすかった
あとは単純に絵力が強すぎる

旧約聖書からの引用だとかが面白くて、物知りな人との会
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.0


涙活ピック

子どもが人間として成長するために必要なのが3歳まで、でその後の人生などが大きく変わるらしい
その時間を赤の他人と生活し、実の母親ではない人を母親と認識する

たった4年、されど4年
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サタデー・フィクション(2019年製作の映画)

3.2


舞台と織り成す構成が中国っていう感じ
コン・リーの演技力と目を奪われる存在感、主役!っていう空気が醸し出されていて観ていて気持ちがいい

こういった映画を観るたびに、当時の日本人はなんと高圧的で支配
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蟻の王(2022年製作の映画)

2.9


少しウトウトしながら鑑賞

当人らが良しとしているなら周りはそっとしておいてあげてほしい、と願うのは今のこの多様性の時代を生きているからなんだろう

ふたりが詩で言葉を交わしているのがとても良かった
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.1


考えさせられる系の映画だよ、と勧められて

人と関わって相手が求める会話、行動をうまく読みあって成り立つのがコミュニケーションだと思っているが、それも相手との相性が必要になってくる
必ずしも誰とでも
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花腐し(2023年製作の映画)

3.3


映画、というよりは本
文學である

文字から想像できた映像がスクリーンに映し出されているような感覚
死人に口なし、どれが事実なのか

綾野剛も柄本佑も雰囲気出まくり、エモさ増し増し

本当に最近の恋
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理想郷(2022年製作の映画)

3.1

予告が面白そうだったので鑑賞したが肩透かし
サスペンススリラーだと思っていたけど、うーん
主人公も呑んだくれ兄弟どちらにも非があって、過疎化が進む村では日本国内だけでなく国外でもよくあることなんだと思
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.4


自己愛が強いが故の因果応報、自業自得
子供の頃である程度薄まりそうだがここまで拗らせては救いようがない

旦那もお互いが外見しか見ていない、気づいているのに気づかないふりをしている、そんな仮面生活
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.0


結構前に観てあまり覚えていない
レオが頼りない、情けない奴だった