pokutaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.8

再見。これがアカデミー作品賞と聞いて呆れた記憶あり。
この映画、随分と贅沢に俳優さん使ってるんだなぁ、と思った。例の3人しか覚えていなかったので。それでもやっぱりジャック・ニコルソンが若い2人を食って
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

再見。大昔に観た。
今回、観返してみてやはり好きな範疇の映画ではない。みんな集まってマドンナの歌の話とか退屈。これがスタイリッシュ?
ハーヴィ・カイテルが一番まともだが、クールかどうかは微妙なところ。
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

再見。初見は映画館。
これは相当残酷で切ない話。
ファンタジーのはずなんだけど、ラストのケイト・ブランシェトに感情移入すると観てられない。愛し合った二人が同時に歳を取っていくならまだいいが、ブラピがド
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

原作、既読済み
谷口大佑の話でもあるし、城戸弁護士の話でもある。谷口のことがわかってくるたびに城戸の心境はより複雑化する。谷口の過去はともかく里枝と過ごした日々はきっと彼のなかでは安住の日々であったの
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生きる(1952年製作の映画)

3.8

再見。
黒澤映画のなかでは苦手な映画。感動しないんです。以前観た時も思ったが、今回もあまり印象は変わらず。なにか自分に問題があるんじゃないかと心配になる。
胃癌とわかってからが長い。ボソボソはっきりし
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悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)

4.5

再見。
最後は全く覚えていなかったので、かなりショッキング。
今でも実際に起きているんだろうと思わせる話。フィクションにしては出来過ぎで感心する。森雅之も駒の一つで、さらに上にもっと悪い奴がいるのだが
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麦秋(1951年製作の映画)

4.8

再見
晩春は父と娘の話であったが、こちらは家族の話。原節子は相変わらず嫁に行かない。
側から見ればどうでもいい話なんだが、小津の映画になると不思議な雰囲気を醸し出して、普通が普通でなくなる。
そして原
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

初見
生まれた瞬間に今後どんな病気になり、寿命までわかってしまうなら、その後、頑張って生きようとは誰も思わないだろう。
今回のミソはどこまで自分の運命に抗えるか、ということであろう。
それなりにハラハ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

昔、何度も観たが、改めて観ると、ワクワク感が乏しい。要はあまり好きじゃないんだろう。
前半はノリノリで楽しいのだが、何故かズールのあたりから?となり、久しぶりのマシュマロ・マンでまた笑う、という流れ。
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ボルサリーノ(1970年製作の映画)

3.5

初見。
アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンデが出ていれば当然カッコいい映画になるのは間違いないので敢えてそこは触れず。
回転ドアで相手のボスを撃ち殺すシーンはゴットファーザーであったが、こちらの
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.2

再見
ジュリエット・ビノシュがいい雰囲気を醸し出していて良いです。
ジョニー・デップの普通の顔が見れます。
チョコは頭ガチガチの村長まで溶かしてしまう。でも自己否定してしまった訳だから案外つらいかも。
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

再見
原因不明の嗜眠性脳炎によって30年間、意識障害であったデ・ニーロと、薬を使用して覚醒させるロビン・ウィリアムズの話。面白いのはロビン・ウィリアムズがミミズしか扱ったことがないという点。そのため変
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チャイナ・シンドローム(1979年製作の映画)

4.3

とても1979年の映画とは思えず。
それ以降もスリーマイル島、チェルノブイリ、福島と原発の事故はなくならい。この映画の公開数日後にスリーマイル島の事故が起きたとは知らなかった。
ジャック・レモンが、ジ
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マスク(1994年製作の映画)

3.5

再見。
キャメロン・ディアスが出演していたのは全く覚えておらす。よく考えるとジム・キャリーの映画ってあまり観たことないなぁ。
お気軽に観れてよい。時々入る目ん玉飛び出しCGも最初は笑えた。
ワンコが天
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地中海殺人事件(1982年製作の映画)

3.5

大昔観た。
原作はクリスティーの白昼の悪魔。
子供の頃読んでこのトリックにビックリした記憶あり。
さて映画、やはり肥えたポアロは受け入れて難し。
本で読んでいる分にはいいが映画にするとかなり地味である
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

2.5

再見。
原作は既読ずみ。
聖杯を巡る話というので、インディか?と思いきや、全てを裏切る。
アクションも謎解きも中途半端。そもそも謎解きしたのか?
歴史がらみの話なので、これを映像化するのが最初から無理
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.2

久しぶりに観る。
 1980年台には感動の恋愛映画だったのだろうが、40年も時間が経過すると、恋愛や結婚の価値感が変化して今の時代にマッチしているか疑問。自分が歳を取ってこの手のものに感動できないのか
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エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)

4.2

昔何回か観た。面白かった記憶あり。
最初のシーンだけは覚えていたが、ジーン・ハックマンも出演していたのか。カンバセーション・盗聴の続編みたい。CIAがNSAに変わっただけ?
初見の時、かなり衝撃的で逃
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.8

久しぶりに観た。昔はよくテレビで放送してたけど。
取り敢えず、ニコラス・ケイジ、ショーン・コネリー、エド・ハリスが良い。この3人が出ているのでこの映画は鑑賞に耐えうる。
話は出来過ぎで何度も観てるとツ
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

過去鑑賞。宮藤官九郎脚本だから面白かったんだ。何回か観た。
井浦新がARATAとして売り出した頃、また中村獅童、初出演した映画。
実際にこんな奴いないよね、と思いながら窪塚洋介と中村獅童の怪演を観てた
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

原作を読んでから。数回観た。
数学者の石神がもう少しおデブちゃんだと思っていたのだが堤真一だったのでイメージ違うなぁ、と言うのが第一印象。観終わった後、そのイメージは見事に払拭。
抑えたトーンで話すす
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

4.0

再見。昔観て面白かった記憶あり。
全く忘れてた。
最後になって思い出す。
途中、名前がゴチャゴチャになって訳わからなくなりそうだったが、それは大勢に影響はない。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.5

再見。
よく出来てるなぁ、と感心する。昔のエピソードがクイズの正解に繋がる脚本が上手い。
子供の頃のエピソードは相当引くが、その当時のこの国のスラムじゃ、特別でもなんでもなかったんだろう。
インドの熱
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

過去鑑賞
原作も面白い。
マル暴と暴力団の映画なので、当然エグいシーンも多数あり。
役所広司、この人は何者なんだろう。役によって化ける。

ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

4.2

時々観る。
観始めたら結果、最後まで観てしまう。
ハリソン・フォードが主演なんだが、トミー・リー・ジョーンズが主演を食っている。このしつこさ、ハンパないから面白いんだろう。ジーンズにジャケットがやたら
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アポロ13(1995年製作の映画)

4.2

久しぶりに観た。やはり面白い。
トム・ハンクスは言うまでもなく、エド・ハリスの司令官もカッコいい。
宇宙船の中と、司令部の連携もよく、いいお仕事映画である。
事実なので滅茶苦茶盛り上げるという訳でない
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バックドラフト(1991年製作の映画)

4.0

久しぶりに観直すとラスト以外は忘れており、この映画自体が犯罪に絡んだ映画だということも失念。
火を生き物のように撮って迫力が凄い。
さらに脇を固める俳優さんが豪華。
冷静にラスト辺りを観ていると、これ
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.8

再見。ほぼ初見状態。
初見時は面白くて大騒ぎした記憶あるが、今回観直すと結構グロい。ワンコ焼くシーンでドン引き。
蝶の羽ばたき以上の歴史の改変してるんだから、それは周りも全く違う状況になるよなぁ、と思
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キューブリックの遺作。何度も観たが意味が分からず、感想が書けずにいた映画。
ついに禁断の考察を読む。なるほどねぇ、それは解らんわ。でも夢オチで全て片付かない気もする。ニコール・キッドマンも同じ夢を観て
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.2

何回めかの鑑賞。
筒井康隆原作。
以前こんな話だったかと、読み直したことがあったが、実は原作にかなり忠実。
夢と現実がごっちゃになりカオスに。筒井康隆の十八番の夢物語。これはアニメで正解だなぁ。また観
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酔いどれ天使(1948年製作の映画)

4.3

何回めかの鑑賞。
黒澤明と三船敏郎、最強コンビの第一作。
なんと言っても三船がカッコいい。こんな強烈な顔つきしている俳優はいない。その荒削りの三船を抑える志村喬もまた良い。三船の演技を見て志村喬もびっ
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

再見。競馬場のシーンしか覚えていない。
同じシーンを違う視点から繰り返して写すというのも案外珍しい。
ノンフィクション様の前半が終わってから、さらに面白くなる。
あれだけ厳重に鍵かけたカバンが落ちたく
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情婦(1957年製作の映画)

4.2

再見。
初見の時、驚愕した記憶あり。
でも結末覚えていなかった。
やはりドンデン返しあるとわかって観ると感動は若干薄れる。それでも十分面白い。

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.2

実際にラグビーを観るようになる昔に観た。
今回再見。
イーストウッドの作品かと思うほど、何か中途半端感漂う。
マンデラ大統領がラグビーの力を借りて国をまとめようとする様子をえがいているが、オールブラッ
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.2

再見
老人と青年の交流の話、と書くと、なんだ、と思うが、物凄く胸に響く映画。
最後のイーストウッドの選択は暴力では何も解決しないということであろう。
地味だけどいい映画。

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

再見。しっかり鑑賞出来た。
中盤までのサクセスストーリーからの突然の設定変更。やはりのけぞる。マギーが脊髄損傷で四肢麻痺、呼吸器使用となって、何度も自殺を図り、挙句、舌を噛み切る行動にまででて、フラン
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