azusaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

  • List view
  • Grid view

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

-

思わず涙がこぼれる優しい作品。荒んだ心にそっと染み入る。動物がお客様なのも多様性の表現で良かった。ライオンの男の子とウーリーファンの子とウーリーさんが好き。

11/1(水)@109シネマズ二子玉川
>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

-

辛かったけど見応えはあった。日本の縮図。封鎖的なのかオープンなのか、伝統なのか新しさなのか。独断で毒を暴けば一応は偉い偉いと言われるものの、実際は歯車を狂わす扱いにくいやつでしかない。もうあの村の住人>>続きを読む

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

-

散々予告を映画館で観たが予想以上につまらなかった。同監督の呪怨は日本的恐怖心の煽り方で頗る怖かった記憶があるだけに残念。内容も当然の帰結というか、あんな鬼畜の所業を働いたら、そりゃあ恨まれるだろうし呪>>続きを読む

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

-

踊るとは何か。料理するとは。歌うとは。主軸は舞踏だけど自分から何かを発することで何をどうしたいのか、どうなりたいのか、主人公とともに模索する気分だ。パッションを注ぎ続けられる対象があることも、第2第3>>続きを読む

マイアミ・バイス(2006年製作の映画)

-

ハードボイルドな雰囲気はいいが長い。人気ドラマのリメイクらしいが、2時間の映画にするなら主役は1人に絞って、ランボー的な内容に寄せた方が楽しめたのでは。あんまりパッとせず、途中からBGMと化してしまっ>>続きを読む

(2023年製作の映画)

-

ずっと気になっていたので初日に観た。すごいものを観た。今、観終わって数時間経過したが、ずっと考えてる。綺麗事は何も役に立たない過酷な現実があって、目が死んでるとはいえ実際に支援する施設スタッフ。ほとん>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

-

これほどまでにメッセージ性が強い作品とは思わなかった。観て良かった。バービーとケンは違う存在だから、ケンはバービーの付属じゃない。バービーがハッピーでいるために必ずしもケンがいる必要もない。一般的な映>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

-

「街の上で」とは真逆でこちらはあまり好みではない。一番共感できるとすれば仲原青かなあ。主人公二人はもう全然意味分からない。

街の上で(2019年製作の映画)

-

このゆるゆるした時間も雰囲気もいいな。ポスターからこんなコミカルな印象受けなかったけど、すごく良かった。みんなどこかカッコつけてて面倒くさそうだけど、主人公だけは自分に正直で人にも正直で、緊張でガチガ>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

-

バカさも楽しさも全開、こういうの好き。臨終の床で思い出すのはこういう楽しさだけで記憶されてることなんだろうな。私も落ち込んだ期間にアイドルマスターにハマったことがあるから主人公の気持ち分かる。

南極料理人(2009年製作の映画)

-

やや長いが小さな事件が起きつつも淡々と進む面白さがある。エンドロールのあとの写真いいな。人間、何かに煮詰まったら南極とは言わないけども一度離れてみるといい。自分と対話できるし、自分にとってどういう存在>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 HDリマスター(2006年製作の映画)

-

正直DESTINYは観ようか迷いがあった。幼少時の記憶ではキャラクターが林立し、脚本もSEEDの蛇足感が否めなかったから。でも観て良かった。思っていたほど脚本が酷くなかったから。昔はシンアスカが嫌いだ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

-

あの劇伴はドルビーシネマで聞くとどんな風に聞こえるんだろうと鑑賞した。コントラバスの低温、震えがシアター空間いっぱいに広がって鳥肌がたつ。劇伴の迫力が加味されてアーサーの孤独が痛いほど伝わる。人々を笑>>続きを読む

ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

-

ジェーンが何度も口にしていた「前世みたい」というのが印象に残っている。遠い昔の幻みたいな思い出のことを言っているのだろう。俳優としてファッションアイコンとして絶えず外界の刺激に曝されてきたジェーンは派>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

-

単なる法廷ドラマかと思いきや後味わる…これはとんだことをしちまったな。裁判所に訴えたところでべらぼうに頭が切れるやつのこと、しらばっくれるだろうしな。

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

本作はIMAXレーザーGTの巨大スクリーンで観るのが正解。とんでもない迫力だった。潜水艦の航行、暗い水中での戦闘、海上の艦隊が並立して航行する様子など、どのシーンがCGなのか一見して分からない。魚雷を>>続きを読む

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

原作もドラマも知らなくても楽しめる。一部よく分からない原作からの要素(あの黒くて金髪の人)はあるが。2時間超えの長さだが体感的にはそれほど長く感じない。物語の展開がわりとコンスタントだから中弛みがなく>>続きを読む

ルージュ(1987年製作の映画)

-

製作者たちは本作を感動作としたかったのかもしれないが、主人公の感情表現が無さすぎて(目で訴えてはいるが言わなきゃわかんないよ💦)全然感情移入できない。芸妓時代はじらすのなんのって理解できるけど、両思い>>続きを読む

ダイヤルM(1998年製作の映画)

-

トロフィーワイフ役のグウィネスパルトローが美しい。ヴィゴモーテンセンも色気がとんでもない。この間みたCrimes of the futureのヴィゴも妖しい魅力満載だったが、若きヴィゴもまた魅力的だ。>>続きを読む

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

-

スリーピーホロウを彷彿とさせる。陰鬱な雰囲気の殺人捜査。パッツィをシャルロットゲンズブールが演じる意味ある?役不足では?そしてポー役の俳優の古畑任三郎み半端ねえ。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

-

IMAXレーザーGTの大画面で観た。レースシーンの迫力はたぶん段違い(通常のシアターで観てないから比較できないけど)。細かいことを言えばいろいろ粗は感じるにしろ、そういう趣旨の作品ではないな。気持ちの>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 鳴動の宇宙 HDリマスター(2020年製作の映画)

-

総集編ですら見終わったあとのこの余韻の深さよ。まず声を大にして言いたいのはカガリとアスランのキスシーンの作画が一新されていてものすごく綺麗だった。青い地球を背景にカガリの金髪が良く映えて、アスランの素>>続きを読む

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

事前知識がないと楽しめる範囲は限られる。以前再放送していたアニメを多少かじった程度では展開や人物の感情を最大限推し量るには不足だった。それほどに本作は冴羽獠とアンジーの心理描写と双方の過去に重点を置い>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

-

10年ぶりくらいに観た。最後の未麻のセリフが好き。脚本はもちろん面白いし、セル画の手描き手塗り感がたまらん。確か赤を意図的に景色の中に散りばめて不穏さを演出していると言ってた気がする。何度もループする>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 遥かなる暁 HDリマスター(2019年製作の映画)

-

遥かなる暁はエンディングが本当に印象的で、絶対にスクリーンといい音響で観たいと思った。ガンダムSEEDの起承転結の転にあたる部分で、物語としても人物にとっても大きな転観点となるのが遥かなる暁だと思う。>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

-

難解かつ癖強…!イタエログロ、クローネンバーグ監督作品だーって感じ。宮崎駿といいクローネンバーグといい、80代にもなると哲学、人生訓その他もろもろ全てぶちこんだ難解な作品を作りたくなるのか?しかしなが>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場 HDリマスター(2019年製作の映画)

-

小学生の頃、夢中になって見ていたあのガンダムSEEDが20年越しに映画になると知って、これは見なければなるまいと鑑賞。スペシャルエディションはDVDで見たことあるけど、スクリーンではやっぱり迫力の点で>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年製作の映画)

-

何年ぶりだろう、ポケモンの劇場版は本作が最初にして最高傑作だという印象がずっとあって、配信されていたので久しぶりに鑑賞。こんなに短い時間にいささかテーマが大きすぎて、前半の展開(主にミュウツーが人間を>>続きを読む

レディ・マクベス(2016年製作の映画)

-

結局キャサリンのほしかったものは何なんだろうな。邪魔なものを排除すれば安泰でいられると思ったのならあまりに短絡的だ。家族にも問題はあれど、自分の存在価値を愛されることでしか感じられないことってなんだか>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

-

救いが全く無い、あれよあれよと悪い方に転がっていく。本作に善人はいない、悪人もいない。普段リベラルなことを言いつつもいざとなったら我が身が一番かわいい。これが全てだと思う。これが人間だと思う、残念だけ>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

-

映画館で見逃した作品だったけど、観なくてよかったかも。根底に流れる空恐ろしさはいいんだけどなんか物足りない。フローレンスピューの無駄遣い。

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

-

私が好きなハリーポッターは本作まで。次作は脚本が面白いけど、監督が変わって映像の色味が違うし、魔法使いのローブをあんまり着てないのが難点。魔法学校の中でハリーたちが問題を見つけて駆け回ってるうちが一番>>続きを読む

レア・セドゥのいつわり(2021年製作の映画)

-

ほとんどが会話劇、ひたすら語るtheフランス映画。映像が落ち着いていて部屋での流し見にちょうどいい。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

-

数十年ぶりに鑑賞。以前よりもハリーポッターの孤独とそれが少しずつ癒されていく様子が子細に感じられた。ホグワーツに入学してからすぐに馴染めたわけではなく、夜中に一人で夜空を見つめたり、両親を映す鏡を前に>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

-

あらすじを読んでなんだこの無茶苦茶な内容は?と思い鑑賞。この作品が言いたい部分は二人のメールが流出して以降だよね。「これは恥ではない、プライバシーだ。」「私は彼を愛している。彼は男性で、プリンスだった>>続きを読む

警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件(2022年製作の映画)

-

日本の警察、イギリスの家族双方の視点で語られるのがいい。こんな鬼畜が本当に存在するのかというほど凄惨な事件で目を覆いたくなったし、被害者や事件関係者は実際今もトラウマを抱えているだろう。こんな人間が塀>>続きを読む